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【第2回ロンドン治験③】ロンドン生活と事前検診

5月 30, 2023海外治験

この記事では、低英語力・低コミュ力で、ロンドンで2回目の治験に参加した経験について、「入所前の生活」と「事前検診」までをまとめます。

「海外で治験に参加予定の方」「海外での治験に興味がある方」などの、参考にしていただければ嬉しいです。

この記事には、治験の詳細については記載がございません(掲載不能なので)。あくまで「一般的な海外の治験はどのようなものか?」という程度の参考としてご利用ください。

もしも治験に参加される場合は、実際どのような内容になるかは、参加さする治験の担当者に確認しましょう。

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ロンドンでの生活は?

前回のロンドンの治験の際に、初めてのロンドン生活について色々とまとめました。

今回は、前回との差異に絞って、ロンドンでの生活を紹介したいと思います。

「キッチンの利用不可」での食事

今回、宿泊先はB&Bなので朝食は宿泊費の範囲で提供されました。が、昼食と夕食は提供が無く、キッチンも利用不可でした。

とはいえ「電子レンジは使用可」であったため、昼食と夕食を全て「電子レンジで温めれば食べられるもの」に限定しました。

チキンカレー的なもの。米は細くてパサパサしているタイプで、味付けされてました。同じシリーズの中華風チキンカレーより美味しかった。
スパゲッティボロネーゼ。皿に移し替えたので見た目が微妙ですが、味は美味しかったです。ただ、麺はやはり微妙(不味くて有名なイギリスのパスタ缶よりマシ)。
ラザニア。やはり見た目は微妙ですが、これはパスタよりも美味かった。

1食辺りは安いもので2.5ポンド程度(購入時で420円ほど)。ただし、2.5ポンドだとかなり商品が絞られてしまう為、1食3.5ポンドくらいの予算があった方が、色々と食事を楽しめます

ちなみに、日本料理(っぽい)イギリスのブランドの「ワサビ」も、スーパー(セインズベリーズ)で出来合いのものが売っていましたが、4.5ポンド(確認時で750円程)と高いです。イギリスの総菜寿司もありましたが、これに至っては10ポンド以上(1700円以上くらい)と、更に高く、ここまで来ると購入に勇気が必要です(絶対、日本の回転寿司の方が口に合う自信がある)。

とはいえ、外食をしてしまうと、ランチで10ポンドは当たり前、ディナーともなると20ポンド以上も普通なので、やはり一食2.5~3.5ポンドは、ロンドンとしては安いと言えます(前回、自炊した時は1日3食で675円(4ポンドほど)だったので、やはり自炊には勝てません)。

狒々山
狒々山
出来合いの料理は楽ですが、毎日3食使うと健康診断に影響する可能性があります。私の場合は朝食がヘルシーで、野菜類もとれたので問題ありませんでしたが、治験で多用するのは注意しましょう(とくに健康診断直前)。

バスツアーなど、条件を限定して観光してきた

ロンドンの観光を朝から自由行動でやってしまうと、うっかり2万歩くらい歩いてしまい、運動制限に引っかかる可能性があります。

また、2万歩とまではいわないまでも、念には念を入れて、健康診断のある3日前の期間については、1日8000歩程度までに運動量はおさえておきたいところです。

そこで、今回は以下の条件で観光に行って来ました。

観光の条件

  • 「事前検診」「再検査(必要な場合)」「入所」の3日前は観光しない
  • 食事は自分が持って行った物のみ(外食だと、禁止されているものをうっかり食べてしまう可能性があるため)
  • 「バスツアー」や「午後のみ」「午前のみ」のような、歩行が長時間化しにくい観光に限定する

ちなみに、ロンドン発でロンドンの外まで向かう日本語ガイド付きバスツアーは、私が確認した限り3種類ありました。

長距離りバスを使えば、もっと安く観光できますが「まとめて一気に観光したい!」という人であれば、手軽で便利なのはツアーだと思います。

ちなみに、私は実際に「コッツウォルズ、ブレナム宮殿、ダウントン・アビー」に行くツアーに参加しました(コッツウォルズは公共交通機関が充実していないため、レンタカーが無いと観光は厳しいので)。

その際に感じた注意点としては、以下の通りです。

  • 日本のバスガイドツアーみたいに、集合場所で参加者の呼びかけはしていない
  • 通知のあった集合場所(ゲート1前のキオクス)と、実際の集合場所(ゲート2だった)が違った(でも、ゲート1にいたスタッフに片言の英語で喋ったら向かうべきゲートを教えてくれた)。
  • 日本語ガイドツアーだけど、メールで集合場所を問い合わせたら英語で返信が来た(でも、日本語のメールに直ぐ応答が来た)。
  • 日本語専門のツアーではない(日本語と英語ガイドを半々でやってくれるツアー)
  • バス内では日本語と英語でガイドをしてくれるが、現地到着後は簡単な説明だけして、後は自由行動(細かな見学先でのガイドはなし)

海外旅行の経験者であれば知っているかもしれませんが、日本ほどには丁寧なフォローがないため注意が必要です。

最大の注意点は集合場所。私以外のツアー参加者も迷っていましたが、通知された場所が明確ではなく、近辺のスタッフに声をかけて、当日詳細な場所まで移動して手続きする必要があります(ツアーの添乗員が声掛けとかはしていない)。

集合に遅れてしまうと、「高い料金を出して、集合場所近くまで来てたのにバスに乗れなかった」という事もあり得ます。現地到着後、場所が不明な場合は日本語でいいのですぐにメール連絡して、英語に自信が無くても近くのスタッフに場所を聞いてみましょう。

狒々山
狒々山
ちなみに、私は一度場所を訊ねても、正確な内容が聞き取れず、迷った挙句、メール2通に加えて二度目の聞き取りを行いました。結果的には集合に間に合い、同じような一人旅の人と知り会えるという思わぬ収穫もありました。

ロンドン治験の事前検診は?

ロビンハウスから治験の病院までの移動

交通機関が遅れる可能性があるため、30分以上前に到着するつもりで行動しましょう。ただし、早めに到着しても迷惑になるので、時刻直前までは建物前で待機です。

実際の私の移動は、宿泊先の目の前にあるバス停「Bawtry Road (Stop BK)」から、Edgware行き(251番)に乗って「Totteridge & Wetstone(Stop B)」で下車。地下鉄の「Totteridge & Wetstone」でNorthern線Bank経由Morden行き(2番ホーム到着)に乗って、「London Bridge」で下車し、徒歩数分という流れでした(Googleマップで調べれば、だいたいどこからでもルートはでます)。バス含めて全体で52分です

ちなみに、バス1本でも行くルートもありました(途中で徒歩20分ほどかかりますが、1時間4分)。ただし、病院までの交通費は経費になりますので、楽で健康診断に影響しにくい「バスと地下鉄」のルートを、私は使いました

この他、バスと鉄道(ナショナル・レール)で移動するルートもあります。時間帯次第では、そっちの方が楽に移動できる可能性もありました。

事前検診の内容は……非公開!

これも前回と同様なのですが、治験に関係ある内容は公開してはいけない守秘義務があります(検査内容、薬の内容、担当スタッフ等々)。

よって、残念ながら…割愛‥‥!

検査の内容をお見せすることが…できない……!

圧倒的コンプライアンス(守秘義務)によって……規制……!

※商品画像は、圧倒的コンプライアンスのイメージです。詳細は第41話「星屑」を参照

詳細は記載が不能なため、「概要レベル」で「大雑把」に「治験とは直接関係ない」部分を、前回と同様に解説しようと思ったのですが、当たり前ですが「前回と同様の内容」でしたので、新しく書く事がとくにありません

ですので、念のため前回の事前検診の内容を掲載しておきます(宿泊先が違うので、移動経路は別です)。

ちなみに、前回との違いとしては、前回の経験があったので、若干手続きが楽だったことです。

ロンドンの治験の入所生活は?

今回、申し込みが遅れた影響で、最も優先順位が低かったのですが、なんと無事に入所メンバーに選ばれました。

ロンドンの治験生活の内容(やっぱり、圧倒的非公開)については、また別の記事でまとめます。

【第2回ロンドン治験】記事一覧

5月 30, 2023海外治験