【第2回ロンドン治験②】日本出国~現地到着(成田国際空港~仁川国際空港~ヒースロー空港)
この記事では、低英語力・低コミュ力で、ロンドンで2回目の治験に参加した経験について、「日本出国」「仁川国際際空港での乗り継ぎ」「ヒースロー空港で入国」「宿泊先到着」までをまとめます。
「海外の治験に興味がある方」「日本からロンドンまでの移動に興味がある」の参考にしていただければ幸いです。
日本出国前の申請~準備
日本出国前の「治験の申し込み」や「予約・荷物などの準備」については、以下の記事にまとめてあります。
この記事では、そこから先のについてまとめます。
日本出国まで
【出国3日前~】荷物の準備
荷物については、少し余裕をもって3日前から準備しておきました。荷物を詰めていると、新しく持っていきたいものに気付いたりするので、若干の余裕をもって準備することをおすすめします。
ちなみに、今回の持ち物はこちら(前回から追加した物は「NEW」を付けました)。
- パスポート
- パスポートのコピー(念のため)
- 日本円の財布
- 英ポンドの財布
- クレジットカード(5種)
- カードケース
- 新型コロナワクチンの3回接種証明書
- 航空券(印刷したもの。念のため)
- 衣類(1週間洗濯できなくて問題ない量)
- 髭剃り
- 充電器
- 電池
- スマホ用のバッテリー
- ノートPC
- スマホ(サブ含む)
- タブレットPC
- ノートPC用のマウス
- Type-Cのケーブル(3本くらい)
- スマートウォッチ用の充電ケーブル
- USBハブ
- 延長用の電源ケーブル
- 電源の変換プラグ
- 海外旅行用のSIM(長期滞在の可能性があるので4つ)
- 機内荷物用のバッグ
- サブの眼鏡と眼鏡ケース
- 折りたたみ傘
- 料理不要で、ゴミの少ない保存食(万が一、直ぐに食事がとれない時用)
- 洗濯ネット(イギリスでは買えないらしい)
- 洗濯ロープ
- 速乾タオル(バスタオル、フェイスタオル、ハンドタオル各1枚)
- 携帯歯ブラシ
- スリッパ
- 耳栓
- アイマスク
- ポケットティッシュ(3つくらい)
- ハンカチ
- 絆創膏(NEW。旅行中のちょっとした怪我が前回怖かったので追加)
- 爪切り・耳かき(NEW。現地で見つかりにくく、値段が高い割に質が悪かったので追加)
- 楽天モバイルのSIM(NEW。海外の長期滞在で利用できるよう、楽天モバイルに乗り換えました)
- 南京錠とワイヤー(NEW。空港での荷物のセキュリティのため)
また、今回は耳栓とアイマスクを、機内持ち込み手荷物の方に入れました。理由は以下の通りです。
- 前回、空港が明るいし、うるさいしで仮眠取れなかった
- 仁川国際空港は思ったより安全(周囲はみんなアイマスクや耳栓使ってた上、スマホとか机に置きっぱなしで寝てる)
- そもそも、私はアイマスクと耳栓してても、普段から微かな音で目覚められる(万が一、周囲でゴソゴソやってたら嫌でも起きる)
- 南京錠とワイヤー持って行った(荷物を柱にくくれば、簡単には盗まれない)
最大の理由は「前回、明るさとうるささで、仮眠が取れなかった」こと。
24時間を越える移動(家で起床してから、宿泊先で寝るまでを含めれば40時間近い)で、ほとんど寝られないのは体の負担が大きく、治験に影響を与える可能性が高いです(実際、治験では直前の夜更かしなど禁止されている)。健康診断を無事通過するためにも、機内持ち込み手荷物の方に、耳栓とアイマスクは入れた方がいいでしょう。
プリペイドSIMは余裕をもって開通申請する
プリペイドSIMの会社などによって変わるかと思いますが、私が利用した際のThreeのSIMについては、2日前までにはアクティベーション申請が必要でした。
申請時はSIM番号や購入時の情報などを入力してアクティベーションを依頼するかと思いますが、この申請でトラブルが発生する可能性もあります。念のため、渡航まで少し余裕がある時期にSIMの開通申請をするようにしましょう。
プリペイドSIMには利用期限もあります。基本的には、けっこう長めの期限になっていますが(私が3月に購入したものは、翌年12月までが期限だった)、古いプリペイドSIMについては期限切れにも注意しましょう。
また、プリペイドSIMの交換用のピンや、入れ替え前のSIMを保存するケースなどが必要な場合は、それらも準備しましょう。
交換用のピンについては、プリペイドSIM購入時についてくると思いますし、使っていたSIMは、私の場合はサブのスマホに入れ替えるため、とくに必要なしです。
散髪もしておいた方がいい
髪が伸びてきていれば、散髪も行っておいた方が無難です。
日本人とイギリス人では髪の質が違う為、日系の美容院でないと、その辺りが仕上がりに影響してきます(ローカルの美容院は髪をすく技術が無い事が多い)。
また、ロンドンには日本の様な美容師の免許がなく、素人でも美容師になれます(美容師の学校はある)。その為、安い美容院に行くと、素人の練習台にされる何てこともあるそうです。
しかしながら、日系の美容院に行くと、かなりの値段になります。シャンプーとヘアカットだけで30ポンドでも安い方(5,000円くらい)。50~60ポンドも当たり前。その上に10%程のチップが乗ってくるので、正直しんどい出費です。
そんなわけで、できれば散髪して髪の毛を短くしてから、出国することをおすすめします。
【1日目 12:20~15:15頃】自宅から成田国際空港まで移動
当日。念のため荷物の再点検を行ってから出発。大まかな流れは、以下の通りです。
- 12:20頃:自宅出発(電車で東京駅へ)
- 14:00頃:東京駅到着(高速バスで成田国際空港T1へ)
- 15:15頃:成田国際空港T1着
空港までのルートは、一応安めのルートにして「エアポートバス東京・成田」を利用しました(前回と同様)。
ちなみに「東京駅→成田空港」の高速バスはSuicaで支払い可能ですが、逆ルートは空港のチケット売り場でチケットの購入が必要。東京駅側のバス停の乗り場も、行きと帰りで変わりますので、その点も注意が必要です(行きは東京駅八重洲南口が乗り場でした)。
【1日目 15:15頃 成田国際空港T1】到着~搭乗手続き
搭乗手続き(チェックイン)~搭乗までの流れは、概ね以下の通りです。
- 空港においてあるセルフチェックインの機械で、搭乗券と受託手荷物のタグを発行
- 受託手荷物のタグを荷物に付ける
- チェックインカウンターで荷物を預け、託送荷物引換証(Claim Tag)を入手(搭乗券も、改めて発行されることもある。どちらも大切に保存)
- 搭乗券を使って、ゲートを抜け保安検査を受ける
- 出国審査を受ける(パスポートを使った自動ゲートでの顔認証)
- 出発ロビーで待つ(免税店やレストランなどがある。念のため搭乗ゲートの変更に注意)
- 搭乗時間になったら、搭乗ゲートでパスポートと搭乗券を見せ、飛行機に搭乗
搭乗手続きは、多くの場合は出発の2~3時間前から航空会社のカウンターで対応してもらえます。今回、到着が4時間以上前と早すぎたため、流石にチェックインカウンターが開いていませんでした。
先にセルフチェックインで「搭乗券」と「受託手荷物用のタグ」を発行しておきました。
発行した搭乗券がこちら。前回は、チェックインカウンターで改めて搭乗券を発行してもらったのですが、今回はチェックインカウンターでこの搭乗券を見せたところ、そのままこの搭乗券2枚で、ヒースロー空港まで行くことになりました(なので、写真にはチェックのサインがついてる)。
搭乗券を入手したら、その搭乗券を使って搭乗口を抜け、保安検査場で手荷物検査やボディチェックを受けます。その後、パスポートを使って、自動ゲートでの出国審査。流石に日本国内なので、危険物の持ち込みや、撮影禁止の場所で写真撮影をしたりしない限り、問題は無いと思います。
ちなみに、私はTrip.comを利用しているのですが、予約したチケット(マイプラン)から、「運行状況」を確認すると「チェックインカウンターの位置」や「チェックイン締切」などの情報も確認できます。遅くても前日頃には確認しておくといいでしょう。
荷物の注意
「手荷物のルール」や「手荷物のサイズ・種類」は、航空会社などの条件で異なります。
基本的には、航空券の購入時に確認していると思いますが、忘れてしまった場合は、予約した航空券の内容から再確認しましょう。(予約したサイトから確認できるかと思います)。
また、持ち込み禁止の荷物については、各航空会社でほぼ同じだと思いますが、念のため該当の航空会社の案内を確認しておきましょう(アシアナ航空はこちら)。とくに、バッテリー関係は念のため注意しておきましょう。
最後に、現地までの移動中に必要なものは、機内持ち込み手荷物の方に入れておきましょう(出発前の準備でやっておくと良いです)。治験でイギリスまで移動する場合は、直行便が使えないため長旅になります。アイマスクや耳栓、防犯グッズなど、途中で必要になる物については機内持ち込み手荷物側に入れましょう。
【1日目 16:50頃 成田国際空港T1】搭乗待ち
前回同様、早めに手続きを済ませたので、3時間近く待ち時間がありました。
軽く出発ロビーの免税店や飲食店を見学し。その後は電子書籍で小説を読んで時間を潰しました。
ちなみに、搭乗ゲート前のベンチには、下の写真の様な充電スポットがあります。Wi-Fiも無料で利用時間の制限もありませんでしたので、長時間の滞在でも問題ありませんでした。
【1日目 19:35頃 成田国際空港T1】仁川国際空港へ出発(OZ105便)
無事成田空港を出発。離陸から50分程で1度食事が出たので、それを夕食代わりにしました。
ちなみに、今回の食事は「ビーフ or チキン?」的な二択ではなく、ソースカツ丼のようなものの一択。このメニュー、前回も全く同じものを食べた気がします。
搭乗時間は2時間40分ほど。私は観光でロケ地に行く予定だった「ダウントン・アビー」を観て過ごしました。
ちなみに、仁川国際空港までのアシアナ航空の旅客機は、座席のエンターテインメントで日本語の映画も見られます。
仁川国際空港での乗り継ぎ
仁川国際空港の地図
仁川国際空港の地図は、上のページが詳しいです。
内部にある施設が分かるだけでなく、施設の名前をクリックすると、地図のどの場所にあるかも表示されて便利です。
ただし、乗り継ぎのみの利用の場合は、移動できる範囲が制限されますので注意しましょう。
仁川国際空港のWi-Fi
仁川国際空港のWi-Fiは「AirportWiFi(2.4G)」を選択するだけで、無料で使えます。
空港によっては、ユーザー登録が必要だったり、パスワード発行のための特殊な手続きが必要だったり、利用時間に制限があったりする中、選択するだけで時間無制限で使えるのは嬉しいところ。
とくに、トランジットで訪れる場合は、韓国で利用できるSIMを準備していない可能性もありますが、そういった人でも安心して過ごせます。
仁川国際空港の充電スポット
乗り継ぎの場合、主に「搭乗ゲート前」と「乗り継ぎ用のラウンジ」の2か所に充電スポットがあります。
「搭乗ゲート前」の場合、ベンチの所々に充電用のスポットがあり、コンセントとUSBの充電ポートがあります。
ただし、コンセントは主に日本とは違うCタイプです(私は、イギリス用のBFタイプの変換プラグしかない)。上の写真の搭乗ゲート前の充電スポットには、日本のタイプもありましたが、数は少ないため注意が必要です。
同様に「乗り継ぎ用のラウンジ」にも、休憩室と仮眠室(「COZY ZONE」や「NAP ZONE」)にコンセントとUSBの充電ポートがありますが、やはりコンセントはCタイプがメインです。
【1日目 22:15頃 仁川国際空港T1】空港に到着
22:15分頃、無事に仁川国際空港まで到着。
今回、仁川国際空港ではスルーバゲージ可で入国も不要(入国しても観光できる時間帯じゃない!)なので、やる事はほとんどありません。
- 航空機を降りて、「Transfer」と書かれた緑の看板を辿る
- 乗り継ぎ手続きで、セキュリティチェックとパスポートのチェック(荷物の検査は成田よりちょっと厳しいけど、ギリギリ日本語通じる人が多い)
- 乗り継ぎの便が来るまでひたすら待つ(乗り継ぎ用ラウンジに仮眠室がある。ただし、前回も21時頃には埋まってきてました)
- 搭乗手続き(パスポートと搭乗券を見せればOK。乗継便の搭乗ゲートは当日まで不明な可能性が高いので注意)
- 乗り継ぎの飛行機に乗って、ヒースロー空港へ
【1日目 22:40頃 仁川国際空港T1】乗り継ぎのセキュリティチェック
「Transfer」と書かれた緑看板を辿って、乗り継ぎの手続き。セキュリティチェックとパスポート・搭乗券の提示を行います。ちなみに、セキュリティチェックは写真撮影禁止。
前回経験があるので、上着、リュック、PC、スマホ、バッテリー類などをバラバラにケースに分けて、係員にパスポートと搭乗券を提示し、スムーズにゲートを通過。荷物の検査は成田より厳しいけど、ボディチェックは緩い印象。
終わり次第、部屋を抜けて外にあるエスカレーターを上がれば、搭乗ロビー。そこに乗り継ぎ用のラウンジがあります。
【1日目 22:40頃 仁川国際空港T1】仮眠室で仮眠……が
前回の経験があるので、真っすぐに仮眠室へ。乗り継ぎ者用の無料のシャワー室もあるのですが、20:00には閉まっているので、こちらは無視。
が、やはり嫌な予感がしていましたが、仮眠室が既に一杯でした。
で、今回はこちらを利用しました。
搭乗ゲート前です(上の写真は明るいですが、暗い場所もありました)。
夜も24時ごろになると、搭乗ゲートもガラガラな場所が増えてきます。ゲートにもよりますが、朝9時ごろまで飛行機が発着しない場所もあるため、そういった場所であれば搭乗2時間前くらいまではガラガラなので、横になることも可能です(実際、そういう人が多かった)。
ちなみに搭乗ゲート前は、たまに近くを子供が通って大声を出したりするので、耳栓無しでは目覚めるたびたび起こされる可能性が高いです。しかし、その点については仮眠室でも同じ事は前回確認済み。また、仮眠室もあまり暗くないので「仮眠室も、搭乗ゲート前も、結局アイマスクと耳栓が必要」です。
ですので、混雑時は朝まで利用されない(ゲート前の電光掲示板でわかる)搭乗ゲートのベンチは、仮眠場所として検討してもいいでしょう。
【2日目 8:00頃 仁川国際空港T1】起床~休憩
搭乗ゲートに人が来始める頃には起床。
そこからはひたすらに小説を読んだり、動画を観て過ごしました。
【2日目 11:50頃 仁川国際空港T1】搭乗手続き~搭乗
搭乗ゲート前に列ができ始めたら、並んで係員にパスポートと搭乗券を見せます。
私はエコノミークラスなので、そっちの列。席によって列が複数できていたり、エコノミークラスの人が後回しになったりすることもあるので、その点はその場で確認しましょう。
後は飛行機に搭乗し、自分の席に座って、荷物を前の座席の下か、上の収納に入れればOK。
仁川からヒースローまでの搭乗時間は14時間以上と長時間でした(ウクライナ侵攻が影響してます)。仮眠をとりたい場合は耳栓とアイマスクを荷物の取り出しやすい場所に入れておくようにしましょう。
【2日目 12:15頃 仁川国際空港T1】ヒースロー空港へ出発(OZ521便)
無事に仁川国際空港を出発。今度は14時間35分の長旅。
出発後の流れはだいたい以下の通りでした。
- 搭乗直後:スマホにダウンロードしておいた動画を観て
- 約1時間後:昼食
- 約1時間20分後:飛行機のエンターテインメントの映画を観てた
- 約3時間20分後:仮眠(昼食後、1時間くらいしてから機内が暗くなった)
- 約5時間後:目覚めて、スマホの動画の続き
- 約8時間後:夕食(一旦明るくなる)
- 約8時間20分後:再び、スマホの動画の続き
- 約9時間後:仮眠(夕食後、1時間くらいしてから機内が暗くなった)
- 約10時間30分後:目覚めて、スマホの動画の続き
- 約11時間後:読書色々
- 約13時間後:軽食(ここで再び明るくなる)を食べて、再び読書
- 約14時間30分後:到着
長時間なので、スマホに時間を潰せるものをダウンロードしておいた方が無難です(機内のWi-Fiは有料で高いので、事前準備が必要)。データ容量に余裕があれば動画をダウンロードしておくのでもいいですし、無ければ電子書籍の小説とかが便利。
機内は食事の後に、少し時間経過してから暗くなりました(たぶん、1時間後くらい)。仮眠をとる予定の場合は、暗くなっているタイミングを積極的に活用しましょう(とくに、現地時間で夜~朝の場合)。
最後に、現地に到着して航空機から降りられるようになるまでに、タイムラグがあります。余裕があれば、このタイミングでプリペイドSIMに入れ替えて、通信可能にしておいてもいいです(SIMカードを落とすと面倒なので、明るくて揺れも無い状況以外はやめましょう)。
元から使っていたSIMについては、無くさないようにケースなどに保管しておきましょう。サブのスマホにSIMを入れられる場合、スマホ内に保存してもいいでしょう(私はサブのスマホに入れて、両方利用していました)。
ヒースロー空港到着
ヒースロー空港の地図
ヒースロー空港の地図は、上のページが詳しいです。
正直、広い空港ですし、看板の案内を見て進めば入国して鉄道に乗るまでほぼ迷いませんでしたが、事前に一度空港から鉄道までのルートを確認しておくと、現地でイメージしやすいのでおすすめです。
ヒースロー空港のWi-Fi
「_Heathrow_Wifi」を選択して、サインインすることで、無料のWi-Fiが利用できます。
サインインは「名前とメールアドレス」「Twitterアカウント」「Facebookアカウント」で可能です。
登録時に「ヒースロー空港からのメールを受け取る」旨のチェックボックスがありますので、これは外してしまっていいでしょう(年に数回しか使わないなら、正直メールはいらない)。
【2日目 19:00頃 ヒースロー空港】空港に到着
この日、ロンドンの日没はは20:35頃。まだまだ明るい時刻での到着となりました。
ヒースロー空港は、けっこう広い空港なので、入国審査までは結構歩く必要があります。前回はゆっくり目で進みましたが、今回はやや早歩きで入国審査に向かいます。
【2日目 19:10頃 ヒースロー空港】入国審査
自動ゲートでの入国審査です。パスポートを使って英会話不要で通過できます。
といっても、前回の帰国時にハンガリーに入国した経験があるので、正直有人でもあまり問題ないかなあとは感じました(まあ、前回「Hello」と「Thank you」しか言ってないけど)。
ちなみに、自動ゲートの顔認証で弾かれる確率は結構高く(私の前の人が二連続で失敗してた)、その場合は人間相手での入国審査になります。
【2日目 19:30頃 ヒースロー空港】受託手荷物回収。税関申告は不要
入国のゲートを抜けると、直ぐにターンテーブルがあって、そこで受託手荷物の回収ができます。
荷物の到着が早いかどうかは運しだいで、だいたい飛行機到着から30分くらいで回収できる……と、よくネットに書いてあったのですが、ターンテーブルに到着してから、更に荷物が到着するまで約30分かかりました(合計1時間弱。大型の旅客機の上、乗車率が高かった影響かも)。
その後、税関申告のゲートがありますが、申告する必要のあるものが無ければ緑側の扉を抜ければ、申告不要でOKです。
ヒースロー空港出発~ロビンハウス到着
【2日目 20:05頃 Heathrow Terminals 2 & 3】オイスターカードにチャージ
今回、ロビンハウスに宿泊する為、地下鉄の「Heathrow Terminals 2 & 3駅」から「Arnos Grove駅」まで向かいます。
空港の近くにある「Heathrow Terminals 2 & 3駅」まで向かい(空港の出口あたりから案内看板がある)、駅の前にあるオイスターカードの販売機へ。
前回、持ち帰ったオイスターカードの残高は30ポンド。宿泊先まで十分な金額ですが、どうせまたチャージすることになるので、念のため10ポンドチャージしました(ついでに、新しく入手したWiseのデビットカードを使えることを確認しておきたかった)。
【2日目 20:10頃 Heathrow Terminals 2 & 3】Arnos Grove駅へ出発
地下鉄Piccadilly線、Cockfosters行(2番線到着)で、「Arnos Grove駅」へ向かいます。
乗り換え不要なのは助かるのですが、想定の乗車時間は1時間18分でした(ほぼCockfosters行の端から端までの移動)。ちなみに、バスを乗り継げば3.5ポンドでたどり着けるようですが、2時間11分ほどの見積もりになったのでやめました(経費だから、どっちみち自分の負担は同じだし、地下鉄でも5.6ポンドなので、それほど差が大きくない)。
ちなみに、通過した駅は以下の通りです。
- Heathrow Terminals 2 & 3
- Hatton Cross
- Hounslow West Underground Station
- Hounslow Central
- Hounslow East
- Osterley
- Boston Manor
- Northfields
- South Ealing
- Acton Town
- Hammersmith
- Barons Court
- Earl’s Court
- Gloucester Road
- South Kensington
- Knightsbridge
- Hyde Park Corner tube station
- Green Park
- Piccadilly Circus
- Leicester Square
- Covent Garden
- Holborn
- Russell Square
- King’s Cross St. Pancras
- Caledonian Road
- Holloway Road
- Arsenal
- Finsbury Park
- Manor House
- Turnpike Lane
- Wood Green
- Bounds Green
- Arnos Grove
前回の渡英時は電車遅延の影響はほとんどありませんでしたが(根本的に、運航しなくなったことはあった)、今回は乗車中に度々停車し、最終的に20分遅れで到着となりました。
【2日目 21:50頃 Arnos Grove】Arnos Grove駅(Stop B)で、ロビンハウスへ
Arnos Grove駅からバスで8分程。徒歩だと27分くらいでロビンハウスに到着します。少し頑張れば歩いても移動できますが、荷物も多いし治験に影響を与えたくないので、やめました。
バスは「Barnet Church行き(34番)」。二階建てバス(ダブルデッカー)です。Arnos Grove駅から降りて、正面の道路を渡り、少し左側にバス停がありました。バス停に電光掲示板もあり、分かりやすかったです。
ロンドンのバスは、手を上げて止めて乗り込みますので、車体の文字に注意が必要です(バス停近くはバスがゆっくり移動してくれてる感じなので、見逃しの心配はありませんでした)。
ちなみに、「Edgware行き(251番)」のバスでも最寄り駅まで移動でき、こちらは一階建てのバスです。
【2日目 22:00頃】ロビンハウス到着
バス停の「Bawtry Road (Stop BK)」で降りて、徒歩1分でロビンハウスに到着しました。
この日は、ロビンハウスで夕食。ロビンハウスはキッチンでの料理は基本的に禁止ですが(電子レンジやトースターは可)、朝食は無料なので、その点では費用を節約できます。
夕食を頂きつつ簡単な施設の利用方法を教えてもらい、シャワーを浴びたら、この日はさっさと就寝。翌日からのロンドン生活に備えました。
到着後の生活や、事前検診については次回の記事でまとめます。