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【第1回ロンドン治験⑪】帰国編(リスト・フェレンツ国際空港~浦東国際空港~成田国際空港まで)

4月 18, 2023海外治験

この記事では、英語力ゼロ・コミュ力ゼロの私が、海外(ロンドン)で治験を受けた際の経験について、「帰国に向けた準備と、実際の帰国の流れ(リスト・フェレンツ国際空港の乗り継ぎ~浦東国際空港の乗り継ぎ~成田国際空港に到着)」をまとめます

「海外の治験に興味がある方」「ロンドンから日本へ帰国する流れに興味がある方」などの参考にしていただければ幸いです。

目次

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リスト・フェレンツ国際空港(ブダペスト空港)T2B到着~浦東国際空港T1へ乗り継ぎ

リスト・フェレンツ国際空港では、スルーバゲージ不可」のため、以下の流れで手荷物を回収して乗り継ぎをしました。

乗り継ぎの流れ

  1. 看板の案内を頼りに、入国審査を受ける(入出国カードは不要。ただし、質問を受ける可能性はあるらしい)
  2. 入国審査後、直ぐにターンテーブルがあるので、受託手荷物を受け取る(ここにATMがあるので、ハンガリーのお金(フォリント)を入手できます)
  3. 税関申告(申告が必要なら赤のゲートで手続き、必要な物を持ち込まなければ、緑のゲートでスルー)
  4. 到着ロビー到着(0F)
  5. チェックインカウンターが空くまで、時間を潰す
  6. 1Fのチェックインカウンターで受託手荷物を預け、搭乗券を入手
  7. 税関申告(申告対象物があれば)
  8. 保安検査(これは乗り継ぎのときと同様)
  9. ショッピングエリア(このあとまだ出国審査があるので注意!
  10. 出国審査(パスポートを提示)

スルーバゲージ不可の理由はわかりませんでしたが、そもそもリスト・フェレンツ国際空港は小さめの空港であるためか、乗り継ぎ専用の通路などが見当たりませんでした。全員入国が前提だから、荷物も全員回収が前提(スルーバゲージ不可)なのかもしれません(私の場合は航空会社が乗り継ぎで変わるため、どっちみち不可だったと思います)。

ちなみに、イギリスはシェンゲン協定に加盟していないため、イギリスからの渡航の際は、入国審査や税関申告(必要なものを持ち込むなら)が必要です。ただ、入国審査は日本並みにスムーズだそうで、実際「Hello」と「Thank you」で終わりました。

コロナ関連の制限は2022年3月7日より全て撤廃されているため対応不要です。

【4月6日 18:40頃】リスト・フェレンツ国際空港T2Bに到着

15:00頃にヒーロー空港を出発し、到着したのは18:40頃でした。

時計では3時間40分の経過ですが、ロンドンとブダペストでは時差が1時間あるので、実際には2時間40分の経過です。

手振れですみません……

飛行機から降りると、タラップの前を取り囲むようにバスがお出迎え。日本の満員電車並みに混雑しましたが、これに乗って入国手続きを受けにターミナル「T2B」へ向かいます。

ちなみに、リスト・フェレンツ国際空港には、ターミナル1とターミナル2がありますが、ターミナル1は現在閉鎖中です。ターミナル2(T2)は、更に「2A」と「2B」にわかれます。私は今回「T2B」に到着し、出国も「T2B」側になります。

リスト・フェレンツ国際空港の無料Wi-Fi

リスト・フェレンツ国際空港では、無料のWi-Fiが4時間まで使えます。設定方法は、以下の通りです(特別な手続き不要なので、現地でなんとかなります)。

1. Wi-Fiの表示で「bud:free wifi」を選択
2. 「名前」と「メールアドレス」を入力

注意点は、利用できる1日あたり4時間と決まっている事。例えば21時から使用を開始すると、日付を跨いでしまう関係で、翌日は利用できなくなるものと思われます(実際、21時から使い始めたPCは、翌日ネットにつながらなかった)。

また、原因は不明ですが、前日に無料Wi-Fiを利用したスマホを、翌朝8時に再度ネットにつないだどころ、2時間ほどで利用できなくなりました。私の場合、上海で乗り継ぎする関係で、コロナ関連のアプリを使用する必要が判明したので、ネットを使えなくなったのはけっこう危なかったです。

リスト・フェレンツ国際空港の電源

小さな空港なのですが、幸い電源はとても充実しています。ベンチがあるスペースには、上の画像のような電源のとれる柱が一つは立っています。

で、この電源。基本的にEU用で普及しているタイプSEのコンセントが中心ですが(1つの柱に4つ)、イギリスで使われているタイプBFのコンセントも1つあるので、変換プラグを使って日本用のタイプAで電源をとることができました。

タイプSEと思われるコンセント
タイプBFに変換プラグを挿した状態。直ぐ左側はUSBの充電ポート。

また、USBの充電ポートも複数ありますので、スマホの充電であれば問題なくできるかと思います。

リスト・フェレンツ国際空港の地図

リスト・フェレンツ国際空港の地図については、上の公式ホームページから確認できました。

ちなみに、階は下から0 floor、Ground floor、Mezzanine(中2階)の順です。

【4月4日 19:00頃】リスト・フェレンツ国際空港の入国審査

まずは「Arrival」と書かれた案内看板にそって進み「ALL PASSPORTS」と書かれた場所で入国審査です。バスから降りて目の前の建物に入ると一本道なので、迷いようがありません。

カウンター前はEU内から来た人と、EU圏外の人用でわかれています。

EU圏外の人の場合は、カウンターでパスポートを見せて入国します。前の人が指紋も読み取らせていたのですが、私はパスポートのみで入国可能でした(日本はOK?)。

質問なども受けず「Hello」「Thank you」のみの英会話で通過できましたが、この場でいくつか質問を受けることもあり得るそうです。英語が苦手な身としては深く追及されたくないため、「乗り継ぎ前に荷物を回収するために入国したいです」と英語で言えるよう、直前で英文の丸暗記だけはやっておきました。

【4月5日 19:35頃】リスト・フェレンツ国際空港で、一旦受託手荷物を回収

入国審査が終わると、直ぐにターンテーブルがあります(地図参照)。ここで受託手荷物を回収します。

私は意図的に入国審査を遅めにやったので、ターンテーブルには私の荷物くらいしか残っていませんでした。

ちなみに、ここにATMがあるので、ハンガリーの通貨「フォリント」をキャッシングして入手できます。恐らく、空港内なのでセキュリティ的にはかなり安全です。私は記念に硬貨を持ち帰りたかったので、15,000フォリント(当時5,700円ほど)をキャッシングしました(両替のレートは高いです)。

【4月5日 19:30頃】リスト・フェレンツ国際空港の税関申告

税関申告が必要なものを持ち込む場合は赤のゲートで手続き、無ければ緑のゲートでスルーできます。私は申告が必要な持ち込み物が無いので、左側にある緑のゲートでスルーしました。税関を通り抜けると、到着ロビーです。

【4月6日 19:40頃】チェックイン前のロビーでひたすら時間を潰す

4月7日9:00頃まで、ひたすら待機です。

どうもリスト・フェレンツ国際空港のチェックインカウンターは2時間前まで(遅いと1時間30分前)開かない事もあるらしく(詳細はこちらと、こちら)。それまでひたすらに待機しないといけません。私の場合は若干マシで、離陸の3時間前にはチェックインカウンターが開いてくれました

せっかく15時間近く時間があるのだから観光を……などと考えても、夜です! 観光なんてできません!

強いて言えば、乗り継ぎに伴う宿泊費も補助してもらえる対象になっていたのですが、金額の上限が8,000円程度なので、空港から離れたホテルを探さなくてはならず「空港で寝た方がよくね?」と判断しました。

無料Wi-Fiも制限があるので、あまり軽々しく使う事もできず、ひたすらに電子書籍などで時間を潰しました。

到着ロビー(0階)のSPARで食料を購入

税関を抜けてロビーに入り、右手を見ると直ぐスーパーがありました。「SPAR」と書いてあるし、スーパーに違いありません(現在、日本だとSPARは北海道スパーのみ生き残ってます)。

毎度何となく気になるモンスターエナジー。わざわざ専用のケースに入って売られていました。日本では見覚えが無いのが色々あります。

お寿司も売られていましたが、やはり高め! 握りはサーモン3貫程度ですが、1,200円ほど。ちなみに、イギリスよりはハンガリーの方が物価が安いです。

実際に購入したものがこちら。飲み物が350円ほど。やはり海外の空港は、飲み物がお値段します。サンドイッチなどは1つ380円程度。けっこう食べ応えがあるため、2つもあれば夕食には十分です。

ちなみに、SPARは6:00~22:00営業でしたが、6:00開店直後に行くと、売れ残っていたサンドイッチなどが4割引きで購入できて助かりました

T2Aは、徒歩数分で行ける

今回、到着と出発は「T2B」側でしたが、「T2A」側へも徒歩数分で行けます。というか、今回チェックインカウンターは「T2A」側だったので、1度は行く必要がありました。

ちなみに、到着ロビーのある0階の通路には、色々と写真が飾られていました(たぶん、ハンガリー国外の写真もありました)。

「T2A」も「T2B」と同様に、0 floorは到着ロビー、Ground floorはチェックインカウンター、Mezzanineは休憩に使える細い通という構造です。もしも「T2B」の休憩スペースが混雑している場合は「T2A」側を利用するといいでしょう。

Mezzanine(中二階)を休憩に活用

チェックインカウンターのあるGround floor(1 floor)から上がると、休憩用スペースとして活用できる中二階があります。広いスペースではなく、体育館のキャットウォークのような感じです。通路に椅子が並んでおり、充電用の柱も3本程度ありました。

ちなみに、Mezzanineはチェックインカウンターと直接部屋がつながってしまっている事もあり、深夜もそこそこうるさかったです。

うるさくてじっくり休憩できないという人は、到着ロビーのある0 floorの「T2B」から「T2A」まで歩いてみると、だいたいどこかに人の少なく静かなポイントがあります(私のときは「T2A」の端がほぼ人がいませんでした)。

【4月7日 9:00頃】チェックインカウンター(T2A)で手続き

カウンター上の電光掲示板に、何時からチェックインカウンターが開くか書かれています。私の場合、9:00からチェックインカウンターが利用可能でした。

ちなみに、リスト・フェレンツ国際空港の係員の方は親切で、立って電光掲示板を見ていると直ぐに話しかけてくれます。が、英語が喋れない自分としては、これが残念ながら逆に厄介。ただの見物でチェックインカウンター周辺を見ているときも、何度か話しかけられてテンパりました。

チェックインの手続きは、基本的にパスポートと航空券の表示ができればOKで、私の場合、航空券はTrip.comのeチケットを印刷したものを使いました。

一点だけ困った事が、上海経由で日本に行くことをeチケットから読み取ってもらった時「コビッ!」と言われたこと。「コビッ!」と何度も言われているようでしたが、意味がイマイチわかりません。で、時間をかけている内に「日本に入るために必要なもの」「PCR」と英語で言われている事に気付き、「コビッ!」と聞こえたものは「Covid」であることに気付きました。

慌ててワクチン接種証明書を提示したところ、問題なく切り抜ける事はできたのですが、その際にQRコードの読み取りを求められ、上海で使う健康状態の申告用アプリをダウンロードすることになりました。

これで無事、航空券をゲット

上海の浦東国際空港での乗り継ぎがあるため、2枚です。謎のステッカーももらいましたが、体や荷物に貼っておくと、親切に係員が案内してくれるステッカーらしいです(使いませんでした)。

    【4月7日 9:30頃】保安検査

    航空券をスキャンさせてゲート(チェックインカウンターのすぐ近く)を抜け、保安検査です。

    この辺りは空港によって厳しさに違いはあるものの、だいたい内容は同じ。荷物をリュックやPCなどをそれぞれケースに分けて乗せて、上着なども分けて乗せて、指示されたらベルトや靴もケースに乗せて行きます。英語は一応通じますし、最悪身振り手振りでいけます。

    ちなみに、保安検査場に入る前のゲートの手前から写真撮影が厳しく取り締まられていたっぽいので、ここはゲートの撮影もしませんでした。

    【4月5日 9:35頃】ショッピングエリア

    ここで、大きなショッピングエリアが登場します。チェックインカウンターが空くのが遅い場合、この時点で搭乗まで時間が無いかと思います。私の場合は時間に余裕があったため、見学やお土産を購入して過ごしました(ハンガリーのお土産は、チョコや蜂蜜などが定番らしいです)。

    なんかイカしたお面も売っていました。高いもので、4万円以上。

    お土産屋の通路側に、1体立っていました。

    このお面が一体何なのかは、お土産屋に書かれていました。ハンガリー南部のカーニバルで使われるそうです。

    【4月5日 11:40頃】リスト・フェレンツ国際空港の出国審査

    搭乗ゲートが開いてから出国審査を開始しました。

    後で気づきましたが、搭乗ゲートが開く前でも出国審査は可能で、むしろ遅れないようにするため、もっと早めに通過した方が良かったです(出国審査前に電光掲示板があったので、「Gate Open」の表示がでるまで対応してもらえないかと思った)。

    出国審査は、特別な事はほとんどありません。係員に「Hello」といってパスポートを渡し、返却を受けて「Thank you」で終わりです。なんか、係員が物凄くくたびれた感じでした。

    【4月5日 11:50頃】ショッピングエリア(小)を無視し、搭乗ゲートへ

    出国審査後も、小さなショッピングエリアがあります。が、もう時間が無いため無視です。

    当たり前ですが、でかでかと案内看板が出ているため、搭乗ゲートの番号さえ覚えていれば迷うことはありません。

    【4月5日 12:05頃】搭乗完了~浦東国際空港T1へ出発

    無事搭乗完了

    浦東国際空港まで10時間25分の長旅です。空港内であまり休めておらず、時差も考えると到着は早朝になる事から、思いっきり睡眠をとろうとしました……が、やはり座り心地の悪さと緊張感、エンジンの音などであまり眠れませんでした

    ちなみに、座席にモニタがあり、エンターテイメントもあるのですが、基本的に中国語と英語のみの対応となっていました。

    まあ、それでも「ゲームなら言語関係なく遊べるだろ?」と思ったら……。

    ゲームを選択すると、どれだけ待っても何も表示されませんでした……。

    1回目の機内食はこんな感じ。ナッツを見るとナッツ・リターン事件を思い出します(マカダミアナッツじゃないですが…)。

    到着2時間前くらいに出る機内食はこんな感じでした。

    ちなみに、中国東方航空はロシア上空を飛ぶことができるので、上の画像のようなルートで移動しました。ただ、やはりウクライナ侵攻の影響もあり、ウクライナ上空はもちろん、ロシアの西南部も迂回するように、一度北側へ移動するルートとなっていました。

    浦東国際空港T1~成田国際空港T2へ乗り継ぎ

    浦東国際空港での乗り継ぎは、今回は純粋に乗り継ぎのみです。ただし、私が乗り継ぎした時点では、まだコロナ対策の関係上、健康状態の申告や、ワクチン接種証明書の提示が必要でした。

    なんとなく「中国は政府が介入してこないか不安」という、ただの乗り継ぎなら気にする必要もないであろう1点だけがモヤモヤしていましたが、やはり何事も起こりませんでした。

      【4月8日 05:10頃】浦東国際空港T1に到着

      まだ、空が暗いうちの到着。時差はブダペストから6時間です。

      浦東国際空港のWi-Fi

      浦東国際空港の無料Wi-Fiは、ユーザー登録が必要なタイプです。以下の3つの方法で対応できるそうです。

      • 自動端末「Kiosk」でパスポートを提示
      • インフォメーションカウンターでパスポートを提示
      • SMS認証を利用する

      英語も中国も話せず、低コミュ力の自分としては「自動端末」か「SMS認証」の実質二択です。そこで私は「Kiosk」を利用してみました(出発ロビーにありました)。

      エラーらしきものが出てましたが、無視して操作できました。

      パスポートは他の身分証明書でも対応可能ですが、基本的には中国人向けのものと思われ、旅行で来た日本人は、実質パスポート一択です。

      画面の指示に従い(正直、中国語なのでよくわからない…)、パスポートをスキャンさせます。

      スキャンが終わると、自動端末からアカウントとパスワードが書かれた紙がプリントされました。あとはWi-Fiネットワークから「#AirportPVG-Free-WiFi」を選択し、問われたアカウントとパスワードを入力すれば……

      利用できませんでした

      理由は不明ですが、設定はできたけどネットワークにつながっていない旨の表示が出て、ネットが使えませんでした。

      事前にスクショしておいた「Kiosk」を利用したネットの使い方を読んでも、理由はわかりません。結局、出発まで3時間もなかったので、諦めてダウンロード済みの電子書籍を読んで我慢しました。

      狒々山
      狒々山
      ログインの際に表示された画面が中国語で、内容がよくわからないまま表示が消えてしまったので、その影響かもしれません。睡眠不足で判断できませんでしたが、再起動してログイン画面からやり直したら、Wi-Fiが使えた可能性はあったと思います。

      【4月8日 05:20頃】健康状態の申告アプリの読み込み

      到着後、道なりに歩いていくと、入国と乗り継ぎの両方とも、一旦は健康状態の申告アプリを読み取らせるゲートに遭遇します。

      私は事前にアプリのスクショを撮っておいたのですが、どうやらスクショではダメだったらしく、係員に一時的にネットにつないでもらい、何とかここは突破。何を言われているのかさっぱりわかりませんでしたが、身振り手振りで対応してもらいました。

      【4月8日 05:30頃】乗り継ぎカウンターへ

      アプリの読み取りが終わったら、乗り継ぎカウンターへ向かいます。どこに乗り継ぎカウンターがあるかは、一応「「Transfer」の標識があるのですが、けっこう広い空間なので標識が少しわかりにくいです。間違えそうになっているところを係員に誘導してもらいました

      まず、乗り継ぎカウンターのある部屋の入り口前で、「パスポート」「搭乗券」「ワクチン接種証明書」を提示します。

      更に再び、乗り継ぎカウンターでも「パスポート」「搭乗券」「ワクチン接種証明書」を提示し、カメラで顔写真の撮影。エスカレーターで、保安検査場のある上の階へ。

      で、エスカレーターを降りたタイミングでまた「パスポート」「搭乗券」の確認。いやいや、一本道で何回やるんだよって内心ツッコミを入れました。

      ちなみに、乗り継ぎカウンターには無人のもの(Self-service Transfer)もありましたが、稼働しているように見受けられず(あるいは、利用者の条件がある?)、私は前の人を真似して有人のカウンターを利用しました。

      【4月8日 05:40頃】浦東国際空港での保安検査

      毎度おなじみ、保安検査です。これだけは乗り継ぎでも毎回発生します。

      案内看板があるので、それを参考に身に着けている物を外し、荷物の中のものを取り出し、ケースに入れて荷物を検査してもらい、自分自身もボディチェックしてもらいます。

      浦東国際空港のボディチェックは、かなり厳しめで、全身くまなくはたかれました。指先まで丁寧にはたいていて、混雑時ならけっこう行列ができそうな感じでした。

      【4月8日 06:00頃】出発ロビーで待機

      無事、出発ロビーに到着しました。後は遅れず搭乗すれば、日本に辿り着けます。

      浦東国際空港は充電スポットが多く、充電場所で困る可能性は少なそうでした。ただ、USBの充電ポートは少な目です。

      出発ロビーはかなり広く、飲食店やお土産屋が並んでいます。ただ、7時を過ぎても営業している店は少ないため、早朝に到着してしまうと飲食が制限されます。

      一応、飲み物や食べ物が売られている自動販売機がいくつか置かれていました。ただ、クレジットカード決済に対応しているように見受けられなかった為、未使用です。

      そんなわけで、無料のウォーターサーバーがありがたかったです。ちなみに、紙コップは三角コーンみたいな形状をしていました。

      一通り見学したので、後は飛行機の出発を待つのみです。やはり、突然の搭乗ゲート変更も恐れがありますので、その点だけは注意です。

      【4月8日 09:05頃】搭乗~成田国際空港へ出発

      無事、浦東国際空港を出発。

      先に乗った飛行機と同様、エンターテイメントは中国語と英語。ゲームは無しです。

      食事は「シーフードパスタ」を頼みました。見た感じ、なんか色合いが質素な感じですが、けっこう美味しかったです。

      成田国際空港T2へ到着(日本入国)

      【4月8日 12:50頃】成田国際空港T2に到着

      とうとう日本に帰ってきました。飛行機の搭乗時間は約2時間45分ですが、時差が1時間ある為、到着時刻は12時50分頃です。

      【4月8日 13:00】入国審査

      日本語が使えます(当たり前だけど、ずっと日本語が通じない環境にいたので嬉しい)。

      検疫は事前にVisit Japan Webサービスで済ませておいたので、スマホの画面を見せるだけでOK。

      入国審査では、日本人用の列がありますので、そこでパスポートを提示すればOKです。

      【4月8日 13:10頃】受託手荷物の受け取り

      ターンテーブルで自分の荷物が出て来るのを待ちます。早く来るかは運も絡みます(意図的にチェックインを遅めにして、先に取り出されるコンテナに入れてもらえる可能性を上げる事はできますが)。入国がスムーズだった分、私はここで待ち時間が多くなりました

      万が一、荷物が出てこない場合は、託送荷物引換証を係員に見せて対応してもらいましょう。

      【4月8日 13:20頃】動植物検疫・税関申告

      基本的に海外からの肉製品の持ち込みはできません。なので、ハンガリーからのフォアグラ缶の持ち込みは諦めました。

      果物や野菜などの植物は、動植物検疫カウンターで検査を受ける必要があります。私は持ち込まなかったのでスルーしました。

      税関申告は、人によって内容が異なりますが、携帯品の申告は全ての人が必要です。

      機内で配られる書類に記載する形式でも提出できますが「Visit Japan Webサービス」での電子申請が推奨されています。私も事前にVisit Japan Webを活用したので、対象の画面を機械にスキャンさせる程度で終わりました。

      ちなみに、私が持ち帰りたかった「Superdry 極度乾燥しなさい」の服は、税関で没収されてしまうため、購入しませんでした(一旦は、期限は2023年5月2日までの輸入差止らしいですが、延長の可能性もあるかと思います)

      【4月8日 13:30頃】そして、自宅へ

      私は東京の郊外に住んでいるため、ここから更に飛行機に乗ったり、新幹線に乗る必要はありません(新幹線なら乗れない事も無いですが)。

      入国の時と同じルートで、高速バスと電車を乗り継いで帰宅しました。

      ちなみに、高速バスでうっかり忘れ物をし、取りに戻ったら、従業員同士の会話でかなり馬鹿にされました。日本語がわからない外国人だと思われたのだと思いますが、普通に日本人の通行人もいるし、そもそも分からないからってアレは無いなあと、帰国後早々に嫌思いをしました

      帰国後の事後処理は?

      今回、治験の為に渡英したため、実は帰国後に重要な処理があります。

      「経費の申請」と「ポンドの受け取り口座の登録」です。

      これらの手続きや、「結局、帰国までにいくらかかったか?」については、次の記事でまとめたいと思います。

      【第1回ロンドン治験】記事一覧

      4月 18, 2023海外治験