【評判・レビュー】アガルートのメリット・注意点・口コミについて

学習サービス・予備校・講座

難関資格の勉強ができるオンライン型の資格予備校アガルート

比較的新しくできた資格予備校であり、合格実績の高さや価格の安さから、私も興味を持ちました。

2021年9月の調査では、資格予備校10社を対象としたブランドイメージで「支持率」「口コミ評価」「サポート体制」の3項目で1位を獲得し、今注目の資格予備校であるとは思います。

とはいえ「こういったランキングは都合の良い部分だけ見せているのではないか?」という疑問もあります。そこで今回は

  • アガルートの講座についてのレビュー・評判
  • アガルートを利用する上でのメリットと注意点
  • アガルートの口コミなどから考えられる、効果的な利用方法
  • アガルートどのような人におすすめか?
  • そもそもアガルートとは?

といった内容を中心に、まとめていきたいと思います(内容は2022年2月6日時点のものです)。


目次

アガルートの評判・口コミまとめ

アガルートの評判・口コミまとめ

  • サポートの手厚さはオンラインとしては充実
  • サポートの分、価格は若干上がるが、通学の予備校より安い
  • 割引制度・合格特典を使えば、最安値も狙える!キャンペーン情報はこちら)
  • 難関試験の合格率も十分!
  • 資格試験以外に、スキルアップの講座もある

アガルートの特長・メリット

オンライン学習に特化することで効率化

まず、アガルートはオンライン型の資格予備校です。

その為、講義については以下の様な特徴があり、隙間時間などを活用した学習に便利です。

オンライン型の特長

  • 講義動画が短く、短時間でも勉強を進めやすい
  • 音声データや資料のダウンロード可能
  • 講義を倍速で進めることができる(3倍速まで可能)
  • スマホやタブレットで外出中も学習できる

また、同様にオンラインである事を活かし、動画学習の進捗管理機能も可能です。

とはいえ、オンラインに特化した資格予備校である、スタディング資格スクエアオンスク.JP、でもこの辺りはよくある話なので「オンライン型の中で特別に優れている」というわけではありません。今後は時代に合わせてこのタイプが標準になるかなと思います。

合格率は高いが、資格予備校を利用するなら妥当と考えられる

2022年2月6日時点で確認した、アガルートの合格実績は以下のよう高いものとなっていました

アガルートの合格実績

  • 司法試験:合格占有率47.8%(令和3年)
  • 行政書士試験:合格率67.2%(令和2年度。平均は11.18%)
  • 宅建試験:合格率43.3%(2022年度合格目標。平均は16.81%)
  • 社労士試験:合格率25%(令和3年。平均は7.9%
  • マンション管理士試験:合格率36.4%(令和2年度。平均は8.0%)
  • 管理業務主任者試験:合格率70%(令和2年度。平均は22.2%)

このように、アガルート利用者の合格率は、平均値よりも大幅に高くなっています

ただし、受験者の中には「合格出来ればラッキー」で受験している人もいます。「受講料をわざわざ支払って受験している人」だけの合格率と考えれば、平均よりも合格率が高くなるのは妥当といえるでしょう。

また、上の合格率はアガルートを使っても必ずしも一発合格できないという結果でもあります(社労士は平均の3倍以上の合格率ですが、4人中3人は不合格)。どんな予備校でもいえる事ですが「予備校を利用する=一発合格確実」ではないことは確かです。

合格特典を利用できれば「受講料が無料」や「合格お祝い金」などがある

アガルート凄さの一つが合格特典。何と「受講料が無料」になったり「合格お祝い金(数万円程度)」がもらえる講座があります

基本的には、以下のパターンが多いようです。

  • 合格体験記の提出 → 合格お祝い金
  • 合格体験記の提出 + 合格者インタビューの出演 → 受講料が無料

また、これらのほかに「合格お祝い金」+「受講料無料」で、合格したらお金が増えるというパターンもあります。

合格特典については、各試験のページに記載されています。「合格者インタビューに出演してもいい」という人であれば、試験によっては独学以上に安く合格できます

狒々山
狒々山
推測ですが、合格者インタビューが一定数集まったら、キャンペーンを辞めてしまう可能性もあります。興味がある方は早めに利用しましょう。

アガルートは学習内容が徹底的に合理化されている

アガルートの合理化された学習
引用:アガルートアカデミー

アガルートでは最短で合格を目指せるよう、学習内容が徹底的に合理化されています。

まず、合格に必要な内容に絞り込み講座が構成されています。これにより、無駄な勉強時間を削減します。

また、テキストは当然、出題傾向やレイアウトが洗練されており、見やすいフルカラーテキストです。

そして講座についてはオンライン化し、いつでもどこでも倍速での学習が可能です。これにより、隙間時間を有効活用できます。

ただしこれらは資格予備校であれば、多くの予備校でも採用されているポイントではあります。この要素だけで「他の資格予備校よりもアガルートが凄い!」とはなりませんので、価格や教材なども考慮して、利用する予備校(あるいは独学)を選択するようにしましょう

狒々山
狒々山
ちなみに、テキストはオリジナルで、講師自らが出題傾向を分析して作成しています。

オンライン型の中では、フォロー体制が充実

オンライン型といえば、フォロー体制を削ることで安さを実現していることが多いのですが、アガルートではフォロー体制が充実しています。個人的には、ここがアガルートの最大のメリットだと思います。

このような制度は主に難関試験の講座に限られますが、以下のようなものが用意されています。

フォロー体制の例

  • 行政書士:毎月アンケートを元にYouTube配信。Facebook質問対応。
  • 宅建試験:毎月アンケートを元にYouTube配信。Facebook質問対応。
  • 司法書士:月1回講師のカウンセリング(30分程度。先着で締め切りあり)
  • 司法試験:月1回講師のカウンセリング(30分程度。先着で締め切りあり)

ちなみに、Facebook質問対応は、Facebookグループを利用して、講義内容の質問や、他の受講生と質疑応答を共有・議論できるフォロー制度です。

Facebookグループについては、以下の講座が確認できました。

Facebook質問対応の講座

  • 測量士補試験・土地家屋調査士試験
  • 行政書士試験 入門総合講義
  • 行政書士試験 中上級総合講義
  • 司法書士試験 入門総合講義
  • マンション管理士試験・管理業務主任者試験
  • 社労士試験
  • 司法試験 総合講義300
  • 司法試験 重要問題習得講座
  • 国内MBA

マネージメントオプション

更に、このほかに司法試験にはマネージメントオプションというものがあります。

例えば、予備試験1年合格カリキュラムのマネージメントオプションでは、毎週60分の学習指導を受けられ、講義の進め方についても毎週個別に講師が管理してくれます

このように、試験の困難さに応じて手厚いサポートが行われているところが、アガルートの最大の特長です。

一部の講座でラウンジを利用(直接の質問、不定期のゼミなどもある)

アガルートはオンライン型の講座ではありますが、実は ラウンジが存在し、一部の講座ではラウンジで直接講師や合格者スタッフに質問や相談ができます。

司法試験や公務員試験などの特定のカリキュラムでオプションを申し込んだ場合のみ利用可能なサービスであり、金額が上がってしまいますが、より確実な合格を狙うのであれば、ラウンジの利用を検討してみてもいいでしょう。

狒々山
狒々山
ちなみに、公務員試験については、対面での模擬面接も可能です(飯田橋ラウンジの予定)。市役所・国立大学法人カリキュラムは他の予備校と比べて安く、さらに面接回数が無制限なのでかなりおすすめです。

アガルートの注意点

完全なオンライン型ではない

オンライン型の資格予備校であるアガルート。ですが、実は完全なオンライン型ではありません

例えば、スタディングオンスク.JPについては、基本的には全ての学習がオンラインで完結するため、問題演習なども含めて全ての学習を外出中の時間だけで完結できます

一方、アガルートは講義についてはオンラインとなっていますが、問題集やテキストは紙媒体が中心です(一部、デジタルブック機能が21年より開始)。その為、書き込みなどのしやすさにはメリットがありますが、「外出中の時間を中心に学習したい!」という人にはやや不向きなサービスであることも事実です。

もちろん、難関試験になるほど、自宅などで腰を据えてできる勉強時間が大切になります。そういった意味ではアガルートはやや難関試験向きのサービスともいえると思います。

オンライン型の資格予備校の「スタディング」程は「格安」ではない

オンライン型で、従来の通学型の予備校よりも比較的安い講座の多いアガルートですが、必ずしも最安値ではありません

例えば、格安のオンライン型資格予備校であるスタディングと比較すると、以下のようになります(どちらも初心者向けの最も値段が高いもので比較)。

講座名アガルートの価格スタディングの価格
行政書士試験183,260円64,900円
宅建士試験54,780円19,800円
マンション管理士/管理業務主任者試験87,780円39,600円
社労士試験118,580円79,800円
技術士二次試験76,780円77,000円

このように、同じオンライン型の学習サービスと比較すると価格は大幅に高くなり、オプション次第では通学型の予備校とほとんど変わらないこともあります。やはり、完全なオンライン型のサービスに比べると、紙のテキストが存在する事や、フォロー体制が手厚いことが価格を上げているのではないかと思います。

ただし、その分内容は充実しています(行政書士であれば、スタディングの動画は約83時間30分、アガルートの動画は約329時間30分~約353時間30分)。必ずしも「学習の内容が多ければ良いサービス」とは言えませんが、価格相応にサービスのボリュームはあるといえます。

技術士二次試験については、添削指導や模擬口頭試験を含めても業界最安値。講義とテキストのみなら32,780円と、圧倒的な安さになっています。

また、採石業務管理者試験陸上特殊無線技士試験などは、そもそも格安のオンライン講座が他に見当たらないため、結果的に最安値として利用できます。

ちなみに「合格特典」の「受講料全額返金」を受けられれば、ゼロ円での合格になるため、独学以上に格安になります。

狒々山
狒々山
スタディングと比べ「サポートは手厚いが、価格は高い」サービスと考えていいでしょう。自信があるなら「スタディング」、心配なら「アガルート」といった具合に使い分けるのもアリです。

必ずしも「合格率トップ」ではない

先にも解説しましたが、アガルートの合格率は、平均の合格率と比べて大幅に高くなっています

ただ、公平に論じるのであれば、難関で年に数回しか行われない試験ほど「合格出来たらラッキー」程度でも受験する人が多いことを考慮する必要があります。つまり、独学の受験者のそれなりの人数は、合格できる程の勉強をせず受験しています。

一方、アガルートの受験者はお金を払っている分、真面目に取り組んでいる人の割合が高いことは確実です。平均よりも3倍の合格率が出ているからといって、真面目に取り組んだ独学よりも、真面目に取り組んだアガルートが3倍合格できるわけではありません

また、合格実績もアガルートが他の予備校を圧倒しているかというと、必ずしもそうではありません

例えば、LECの行政書士試験2020年度試験合格率80%でアガルートを超えています。司法試験で有名な伊藤塾も、2021年の司法試験合格者の占有率が80%を超えており、アガルートを上回っています(二つ足すと100%超える事から、両方利用した人が多いものと思われます。合格すれば大幅割引などの制度もあるので……)。

このように、アガルートだけが特別に合格率が高いわけではありません。あくまでも「アガルートを利用すれば効率的に学習はできる。合格をつかみ取れるかは自分の努力次第」と考えましょう。

料金の高いサービスを使う人ほど「モチベーションが高い人」が多くなります。結果的に料金の高いサービス程、サービスの内容以上に合格率は高くなると考えた方が無難です。

誰でも「楽々」難関試験を勉強できるわけではない

これは当たり前ですが、誰でも「楽々」難関試験を勉強できるわけではありません

当然の事ですが、難関試験に挑むのであれば、それなりに難しい概念や、複雑な制度などを理解していく必要があります。

SNSなどで調べるとでてくる口コミですが、「アガルートを使っても講義がわかりにくい」という意見もあります。また、講義動画は短くまとめられていますが「動画が短い=簡単に理解できる内容」なのではありません(あくまで、隙間時間でも勉強しやすくなるという配慮です)難関試験に挑戦しようという方は、事前に講座の内容を把握しておいた方が安心して受講できると思います。

狒々山
狒々山
多くのオンライン型予備校で「講座の一部を無料で受講」できるようになっています。講義の内容が心配な方は、事前に無料体験をしておくことをオススメします。

アガルートがオススメの人

ここまでの情報から、アガルートがオススメの人についてまとめると、以下のようになります。

インタビューOKの人なら「無料」で合格を目指せる!

アガルートの圧倒的なメリットの一つが「合格特典で全額返金」を狙えること。

対象の講座をまとめると、以下のようになります(2022年2月6日時点)。

制度の利用の為には、基本的に「合格体験記の提出」と「合格者インタビューの出演」が必要になります。それらが可能であれば独学よりも圧倒的な安さでの合格が狙えるといえます。

料金を節約しつつ、安定した合格を目指したい人

アガルートの特長は「オンライン型なので、通学タイプと比べて安い」「サポートが充実している」ところ。

その為、通学タイプよりも安く、一方で完全なオンライン型に比べて安定した合格を狙うことができます。

ある程度料金を節約したいけど、試験に不安がある人であれば、アガルートを利用することを検討してもいいでしょう。

地理的に通学が難しいけど、サポートも欲しい人

通学型はサポートが手厚いですが、「自宅から通学できる範囲に予備校がないとどうしようもない!」というデメリットがあります。

そのため「学習に心配があるから手厚いサポートが欲しい」という人でも、住んでいる地域の関係上、通学を選べないことがあります。

そういった「地理的な理由」で通学を選びたくても選べない場合、サポートが充実しているアガルートは、選択肢として上位に入ります

一部の講座なら「アガルート」が格安!

アガルートはオンライン型の中ではサポートが手厚い為、価格が完全なオンライン型よりも高い傾向があります。

しかし、例えば技術士試験講座については、アガルートが他のオンライン型の講座と比較して低価格です。

採石業務管理者試験陸上特殊無線技士試験のように、アガルート以外ではそもそも格安の講座が提供されていない資格もあります。

また、公務員試験講座の「市役所・国立大学法人カリキュラム」は、他の予備校に比べて118,800円と安く、回数無制限で模擬面接が可能です。このように「質問・面接・添削が充実している講座では、価格が最安値」というパターンもあります。

こういった試験を受験する方については、資格予備校を利用するならアガルートが最も安くオススメと言えます。

一人ではモチベーション維持が心配な人

アガルートのサポートの手厚さは、モチベーションの維持にもつながります。

例えば、司法書士・司法試験」で月1回講師のカウンセリングがありますし、マネージメントオプションを利用すれば講師と二人三脚の体制で学習できるため、必然的にモチベーションを高い状態で維持できます。

特に難関で長期的な学習な資格ほど、モチベーション維持は重要になります。一人ではモチベーション維持が心配だ!」という人であればアガルートの利用を検討してみてもいいでしょう。

そもそもアガルートとはどのようなサービスか?

ここからは、「アガルートとは、そもそもどのようなサービスか?」についてまとめます(情報は2022年2月6日時点のものです)。

アガルートの沿革

アガルートアカデミーは、2015年1月に開校しました。

アガルート(AGAROOT)」という名称は資格の取得を目指す受験生のキャリア、実力、モチベーションが上がる道(ルート)になり、出発点・原点(ROOT)になるという想いが込められているそうです。

ちなみに、代表取締役社長で講師でもある岩崎北斗さんは、元LEC司法試験講師でもあります本名は工藤北斗さんですが、LEC司法試験講師の時代に同性の講師がいらっしゃったため、母親の旧姓である工藤を使い、講師として活動する際は「工藤北斗」の名義を使っているそうです

アガルートで学習できる資格・講座

アガルートで学習できる資格・講座は、以下の通りです。(2022年2月6日時点)

アガルートで学習できる資格・講座

難関資格が中心ですが、資格にとらわれないスキルアップの講座なども幅広く用意されています。

サポートが手厚い分、価格についてはスタディング劣りますが、中にはスタディングよりも安い価格での受講ができる講座(技術士試験講座など)もあります

難関試験は講座が細分化され、需要を満たしやすい

先に資格や目的ごとの講座をまとめましたが、実は目的に応じて講座がかなり細分化されているものもあります

特に合格まで1000時間以上かかるような難関試験については、複数の講座が用意されているため、自分に合った講座を選択することが可能です。

「無料受講相談」と「無料体験」が使える

アガルートでは「無料受講相談」と「無料体験」が利用できます。

無料受講相談」では、電話、Zoom、メールなどで、直接資格試験の学習についての悩みを相談できます。難関試験では複数の講座が用意されているため「どの講座が自分に向いているか?」なども確認できます。

また無料体験」では、有料講義の一部と、講義動画と対応するテキストがもらえます。申し込みに悩んだ際には、実際に体験して申し込みを判断してもいいでしょう。

アガルートは「安定した合格」と「費用の節約」を両立したい人にオススメ

ここまで、アガルートについて、その「メリットや注意点」「どんな人にオススメか?」などをまとめてきました。

その中でわかることは、アガルートの特長は「サポートの手厚さ」と「費用の安さ」の両立です。

オンライン型であることによる低価格と同時に、サポートの手厚さを実現しているところがアガルートのメリットといえるでしょう。

また「合格お祝い金」の制度では、全額返金のものもあり、条件があった人は独学よりもアガルートが最安になります。こういった場合も、アガルートの利用を検討してもいいでしょう。


一方で、価格であれば完全なオンライン型の方が価格は安い傾向がありますし、通学タイプの方が合格率が高いものもあることは確かです。自分の合格に対する自信と予算も考慮して、どの講座を申し込むか判断してもいいでしょう。

完全なオンライン型で費用を安くできる資格予備校である「スタディング」については、以下の記事に詳細をまとめてあります。興味がある方の参考にしていただければ幸いです。