【歴史能力検定3級】過去問レベルの年表風WEBテキストの注意点
歴史能力検定3級の学習にあたり、過去問レベルを想定したWEBテキストを作成しました。
以下に利用上の注意点を記載しましたので、WEBテキストご利用の前に一読いただけると幸いです。
このWEBテキストのデメリット
このWEBテキストより、過去問を集めた方が、効果が高い
まず、このWEBテキストは、合格までの最短ルートではありません。
私は実際の問題を4年分解きましたが、かなりの数の問題に過去に出題された論点が出題されているため、最短ルートを目指すなら、過去問を大量に買い集めた方が効果的だと思います。
また、過去問レベルになるようにWEBテキストを作成しましたが、過去問の流用は行っておりません(著作権の関係上不可)。その点からも、直接過去問から学んだ方が、短時間で合格点を目指せるようになるかと思います。
ただし、その場合のデメリットとして「1年以上前の過去問はプレミアがついている」「過去問だけだと、合格はできても歴史の知識の幅が狭くなる」というものが上げられます。
このメリットとデメリットを天秤にかけた上で、補助教材や実力診断にご利用いただければ幸いです。
あくまで「私の考える歴史能力検定3級レベル」のテキスト
当たり前ですが、公式ではありません。あくまで「私の考える歴史能力検定3級は、このくらいのレベルが出題される!」という内容のテキストです。
ですので「絶対に出題されない内容」も記載されているかと思いますし、「頻出の内容」が抜け落ちている可能性も十分あります。
合格点には達するレベルだとは思いますが(テキストを50%弱作成時点で、自分が合格できたので)、必ずしも試験内容と合致しない事をご理解ください。
『年表風』によるメリットとデメリット
歴史能力検定3級の問題の多くは、「○○が行った事」「○○文化の作品」「○○年に起こった出来事」といったように、「いつ頃の出来事か?」がヒントになる問題が非常に多いです。
そのためWEBテキストを作成するにあたり、年表風で学習内容をまとめ、試験対策が行いやすいように配慮しました。
ですが、そのデメリットとして「いつ頃の出来事」という特定がしにくい用語・出来事・名称などについては、抜け・漏れがあります。
一応、時期が特定しにくい出来事も無理やり盛り込んでいますし、合格レベルには達するテキストだと思っていますが、本番でテキストに無い内容が出てくる可能性は十分にあります。
試験の大問1~5に対応して区切って作ったが、必ずしも完全一致はしていない
歴史能力検定3級は、大問1~5に分かれ、それぞれ10問ずつ出題される形式です。
また、大問1~5は、それぞれ「原始・古代」「中世」「近世」「近代」「現代」の様な区切りになっており、古い順に10問ずつ出題されるようになっています(なので、原始~現代まで幅広く学習が必要)。
今回作成したWEBテキストは、この大問1~5に対応するよう、区切って作成しました。しかし、試験における大問の正確な境目が西暦何年かは公表されておらず、実際には毎年少し前後しているのではないかと思われますので、必ずしも試験の大問の区切りと、WEBテキストの区切りは一致しません。
ですので、各大問の最初と最後の問題辺りは、WEBテキストの前後のページに掲載されている問題が出題される可能性があります(例:大問3(近世)の最後の方の問題は、WEBテキストの「近代」の最初の方に掲載した内容が出題される可能性があります)。
実際の問題は、単語レベルで正解できるものが多い(なので解説文が冗長)
今回、WEBテキストとして用語の解説文を長々とまとめましたが、実際の試験は4択で単語を問われるものがほとんどです。
ですので、用語や人物について、内容や時代を大雑把に暗記しておけば合格は目指せるため、WEBテキストの用語の背景や結果などを含め、解説文全てを暗記するのは、あまり効率的な学習方法とは言えません。
あくまで「いずれ2級以上を目指す」「長期記憶になるよう、背景事情なども含めて理解したい」といった、私の目的に最適化させたテキストですので、3級合格だけを目指す場合は、必ずしもおすすめできません。
私は日本史に関しては素人です(高校の日本史すら受講してません)
このWEBテキストをまとめた私は日本史に関してはド素人です。高校の日本史の授業すら受講した経験はありません。
ですので、まとめた内容はほぼインターネット上の知識を参考にしています。
できるだけ複数のサイトを見た上で、内容を検証してはいるものの、「複数サイトを見たけど、どのサイトもWikipediaが元ネタだった……」ということもあり得ます。ですので、信頼性は歴史のプロが書いた参考書に比べると格段に下がると思ってご利用ください(Wikipediaとか、プロが読むと間違いだらけだったりする記事もあるので……)。
WEBテキストの作成方針
難問っぽい用語などは盛り込まなかった
歴史能力検定3級で出題される可能性はあるけど、これはたぶん難問だよなあ……と思ったレベルの知識は盛り込みませんでした。
理由は簡単で「難問対策は省いた方が、学習効率が良くなりそうだから」。
ですので、先のデメリットでも記載しましたが、このWEBテキストは、歴史能力検定3級で出題される範囲の知識に、抜け・漏れがあります。その点ご理解の上、ご利用ください。
「出題されそうもない知識」も、意図的に入れた
逆に「これは出題されなさそうだよなあ……」という知識も、意図的に少し盛り込みました。
理由は簡単で「その方が暗記しやすそうだったから」。
例えば、「出来事の背景事情」や「出来事がその後に与えた影響」については、歴史能力検定3級では直接問われることは少ないです。
ただ、そういった知識がヒントになる事はありますし、何より理解していた方が記憶に定着します。
また、記憶に定着しやすいという理由で、極稀にですが完全に横道にそれる話も混ぜました。そういったものも含まれていることをご理解ください。
内容は「短く」「背景と結果を入れる」ように構成しました
高校日本史の膨大な知識を、短時間で学習できるよう、一つ辺りの項目はできるだけ短くなるよう要約しました。
それと同時に、暗記しやすいように、できるだけ「背景事情」と「その結果」を入れるように意識しました。
ただ、文庫本一冊になりそうなボリュームになってしまっているので、果たして「短く」なったかは微妙です……。
参考に使ったサイト
今回、WEBテキストを作成するに辺り、以下のサイトを参考にいたしました。より深く学習したい方は、こういった学習サイトを活用することをおすすめします。
WEBテキストのリンクまとめ
- WEBテキストの注意点(このページ)
- WEBテキスト①(原始・古代)
- WEBテキスト②(中世)
- WEBテキスト③(近世)
- WEBテキスト④(近代)
- WEBテキスト⑤(現代)