プロジェクトマネージャ試験で役立ちそうなサイトまとめ
この記事では、未経験からプロジェクトマネージャ試験に挑むにあたり、役立ちそうなサイトを調査しましたので、その結果をまとめます。
プロジェクトマネージャ試験を受験予定の方、とくに未経験から学習を開始する方向けの記事です。
そもそもプロジェクトマネジメントとは?
その名の通り、初心者向けにプロジェクトマネジメントの概要を解説した記事です。
そもそも「プロジェクトマネジメントは何か?」「利用されるツールは?」「プロジェクトマネジメントにおけるあるべき姿は?」といったプロジェクトマネジメントの概要を、ざっと確認できるところがメリット。
内容を暗記する必要は全くありませんが「そもそもプロジェクトマネジメントがよくわからない」という人であれば、一読するとスムーズに学習を進められます。
PMBOKを理解する
こちらの記事は、PMBOKの各分野にあわせて、プロジェクトマネジメントを学べる記事がまとめられています。
プロジェクトマネージャ試験(とくに難関と言われている午後IIの論文対策)において、PMBOKの概要を把握しておくことは学習において有利に働きます。ですので、PMBOKの概要を把握できていない人は、こちらの記事を一読しておくと、学習がスムーズにできます(試験対策としては、詳細な暗記は不要です)。
プロジェクトマネージャ試験の傾向分析
こちらの3つの記事は、プロジェクトマネージャ試験では有名な三好康之さんの「プロジェクトマネージャ試験の傾向・対策」をまとめた記事です。
参考書を購入した人であればわざわざ読む必要はありませんが(恐らく受験者の半数は購入しているのでは?)、未読の方は参考になるかと思います。
また「3週間でゼロから仕上げる プロジェクトマネージャ試験 対策」については、3週間の短期間で合格を目指せる人の条件が記載されています。短期合格を目指す人、勉強時間の確保が難しい人であれば、参考にしておきましょう。
プロジェクトマネージャ試験の過去問
応用情報技術者過去問道場
午前I対策に使える過去問サイトです。無料ですが、これだけあれば十分午後Iの合格は目指せます(私も過去に2度お世話になり、余裕をもって合格できています)。
ただし、あくまで午前Iは足切りであり、重要なのは午後試験です。利用は程ほどに。
プロジェクトマネージャ過去問道場
午前II対策に使える過去問サイトです。先に紹介したサイトと同様で、こちらも無料。
ちなみに、プロジェクトマネージャ(というかシステム開発)未経験の私ですが、プロジェクトマネージャ試験は暗記すべきことが少ないため、こちらのサイトで5時間も学習すれば、合格ラインは超えられました。やはり午前試験対策は程ほどに。
IPAの過去問
IPAの過去問は、午後I・IIのPDFダウンロードが利用目的です。
プロジェクトマネージャ試験の午後試験は記述式です。ですので、問題用紙を印刷し、本番に似せた環境で学習することが大切です。
とはいえ、参考書に過去問が付属していることもあるので、持っている人は、あえてIPAからダウンロードする必要はありません。
IPAの資料には、細かな採点基準や論文の解答例などは掲載されていませんので、その点は参考書を購入して利用するようにしましょう。
ちなみに、午後試験対策のおすすめは、先に紹介した三好康之さんの「情報処理教科書 プロジェクトマネージャ」。学習しきれないほどの過去問が、採点基準や論文例も合わせてダウンロードできるため、この1冊でほぼ全て学習が可能です。
プロジェクトマネージャ試験の合格体験記
情報処理技術試験 プロジェクトマネージャ【PM】合格体験記
情報処理技術者試験の資格予備校である「iTEC」の掲載する合格体験記です。
詳細な学習方法の情報は足りませんが、多くの受験者の勉強時間を比較し、客観的な評価が可能です。
ちなみに、この記事を執筆している時点では、合格体験記を投稿することで15%OFFのクーポンをもらえるようです。私も合格したら、次回の模試や論文添削の割引を狙い、合格体験記を投稿したいと思います。
IPA プロジェクトマネージャ試験 合格体験記
Webディレクターからのプロジェクトマネージャ試験の挑戦をまとめた記事です。
マネージャに近めの仕事ではありますが、比較的遠いキャリアからの挑戦で、短期の合格をしています。
また、この記事では合格から2年後の振り返りが記載されているところがポイント。資格を取ることで、どのような効果が期待できるかをイメージするには役立ちます。
プロジェクトマネージャ試験に合格するコツ!
こちらもプロジェクトマネージャというよりは、ディレクタよりの人の合格体験記。いわゆる試験で出てくるようなシステム開発を行うプロジェクトマネージャ経験のない人の学習情報となります。
試験で合否を分ける午後Iと午後IIについて、2つの記事にわけて解説されているため、より詳細な試験対策の情報を得たい人にはおすすめです。
PM未経験から1発でプロジェクトマネージャ試験合格体験記
こちらの方は小規模システム開発の経験はありますが、中規模以上のプロジェクト経験や、プロジェクトマネージャ経験のない人の合格体験記です。
システム開発についての事前知識はゼロではありませんが、ディレクタ以上にマネジメントについては未経験といっていいでしょう。
この合格体験記の最大のポイントは、実際に合格した時の再現論文が掲載されているところ。こういったものは、参考書以外ではほとんど見かけませんので、無料で見られる参考情報としては価値があるかと思います。
プロジェクトマネージャ試験の不合格体験記
かなり貴重な不合格体験記です。
不合格体験記は、本人の自覚している反省点が確実に書き出されます。そういった意味では、合格体験記以上に、合否を分けるポイントが深堀されていると思います。
ちなみに、この人は
- 午前II:92点
- 午後I:74点
- 論文:B判定
と比較的点数が高いです。実際、合格体験記を書いている人と、実力に大差はないかと思います。
それなりに実力ある人による論文に関する反省点が掲載されていますので、論文試験の対策の一環として、一読の価値があります。
PM試験に落ちたので受験から合格発表までの経緯をまとめる
不合格体験記というだけでもレアですが、この記事はなんと「何も勉強せず一度合格した人が、しっかり勉強するために再受験し、そこで不合格となった」という物凄く貴重な記事です。
ただし、論文対策の反省点は、あまり詳細に掲載されていませんので、その点はあまり効果を期待できません。
プロジェクトマネジメントをより極める
ここからは試験後を見据えたプロジェクトマネジメントに使えそうな記事を掲載します。
とはいえ、実務経験のない人には、論文のネタとして使えないこともありませんので、十分な余裕があれば、隙間時間で軽く読んでみてもいいでしょう(私も気になった記事をいくつか読みました)。
時代が求めるPMOを正しく理解するための100回マラソン
日経XTECHのPMO(プロジェクトマネジメントオフィス)に関する連載記事で、全部で100回分あります。
PM(プロジェクトマネジメント)ではなく、PMO(プロジェクトマネジメントオフィス)ではありますが、本格的にプロジェクトマネージャとして仕事をするのであれば、有効に活用できるでしょう。
新感覚プロジェクトマネジメント
こちらはプロジェクトマネジメントに関する連載記事で、全部で94回分あります。
私は、論文対策の不明点をネットで調べている中で、こちらのサイトに辿りつきました。学習初期の段階では、通勤時間で目を通し、何度かお世話になってます。
とはいえ、試験対策としてはやはり効率的ではありません。あくまで試験後の活用を意識するといいでしょう。