応用情報技術者試験

【応用情報技術者試験】通信・通学講座のおすすめは? スクールの選び方

この記事では、主に以下の内容を中心に解説します。

  • 応用情報技術者試験におけるスクール選びの注意点
  • 応用情報技術者試験のスクール比較
狒々山
狒々山
・応用情報技術者試験でスクール利用を検討している人
・スクールを比較してみたい人

におすすめの記事です。

※この記事の内容は2019年5月17日に行った調査をもとに執筆しています。


応用情報技術者試験の概要(2019年5月時点)

  • 試験日:
    4月第3日曜(春期)
    10月第3日曜(秋期)
  • 申込日:
    1月中旬~2月中旬頃(春期)
    7月中旬~8月中旬頃(秋期)
  • 合格発表:
    6月中旬頃(春期)
    12月中旬頃(秋期)
  • 試験時間:
    9:30~12:00(150分)
    13:00~15:30(150分)
  • 受験料: 5,700円(税込)
  • 合格基準:午前・午後共に60点以上(難易度により前後する可能性あり)
  • 受験資格:なし
  • 想定勉強時間:350~450時間(未経験から安全に合格を狙う場合)
  • 公式サイトはこちら

結論。スクールの選び方とおすすめの講座

スクールの選び方とおすすめの講座

  • スクールは「短縮できる勉強時間」「発生する費用」の関係で選ぶ
  • 短期~超短期はスクールに向かないことがある
  • 40時間以上の勉強時間を短縮できるなら、スクールを利用した方がお得
  • おすすめの講座は「iTEC」の講座(自信がない人はプレミアム。自信があればスタンダード)
  • 講座を利用するなら、無料体験・資料請求で事前調査すること
  • 割引制度を利用して、安く受講すること

狒々山
狒々山
それでは、詳細について解説いたします。

スクール選びについて

簡単にスクール選びにおける知識やメリット・デメリットをまとめます。

スクールについての事前知識

予算は3~14万円程度

予算は3~14万円程度が相場となります。

つまり、参考書2冊を新品で購入した独学と比べると、安ければ2.5万円、高いと13.5万円程度が差額となります。

大手資格予備校の開いている講座であれば、受講内容を絞り込んだ安いもので5万円以上。それ以外の通信専門の講座であれば、4万円程度というのが相場です。

大手のスクールは、通信・通学でほぼ価格がかわらない

大手スクールの用意する応用情報技術者試験の講座は、通信・通学でほとんど価格が変わりません。

応用情報技術者試験には実技・面接・論文試験がありませんので、あえて通学にこだわる必要性は低いです。大手スクールを選択した場合、通信・通学で価格にも大差がないので、その点も考慮して学習スタイルを選ぶようにしましょう。

スクールを使うメリット

勉強時間を短縮しやすい

勉強時間の短縮については、スクールを使う時に一番意識するべきメリットだと思います

スクールを利用すれば、細かい自己分析を行わなくても、より適切な学習計画にそって学習を進めることができます。また、自分に足りていない学習内容も把握しやすいため、より短期間で合格レベルまで実力を上げることができます。

コストパフォーマンスを考えるのであれば「スクールを利用することで、35時間程度圧縮できるのであれば、学生でも利用した方がお得」となります。もちろん、収入が多い社会人であれば、短縮できる時間がもっと短くてもコストパフォーマンスが上になります(時給1500円で考えれば、安い講座なら17時間の短縮でカバーできる)。

合格率を上が上がりやすい

スクールを利用のメリットとして、合格率の向上も上げられます。

スクールには試験や受験者に関する過去の膨大な情報が蓄積されています。

こういった情報から「苦手分野は何か」「何の勉強をすればより合格が確実になるか」「今の自分のレベルがどの程度か」を分析し、より確実な合格につなげていくことができます

学習そのもののノウハウを学べる

「独学で勉強した方が、良い勉強になる」という意見の人もたまにいますが、私は逆だと思っています(独学のほうが勉強方法を学べるなら、極端な話「偏差値高い学校で教えてもらうと勉強にならない」って話になるかと思います)。

とくに資格試験の勉強に慣れていない人の場合「資格取得を専門で教えている人が、どういう思考で勉強させているか?」を考えながら学習できるので「資格試験の勉強方法そのものを学習する」ことができます

応用情報技術者試験は難関試験ではありますが、より上には高度情報処理技術者試験があります。より上を目指したいのであれば、スクールで勉強方法そのものを学習してみてもいいでしょう。

スクールを使うデメリット

費用が高くなる

やはりどうしても初期費用が上がってしまうのはデメリットです。とくに学生の場合、数万円の出費でも、先行投資を行うのは厳しい人もいるでしょう。

とはいえ、私が一番おすすめしている「iTEC」のプレミアムコース場合だと、参考書代を差し引けば、実質2.8万円程度。基礎知識を省いたスタンダードコースは2万円弱ですみます。コストパフォーマンスで考えれば、必ずしも高いとはいえない程度だと思います。

短期~超短期合格を目指すには不向き

どの講座にもいえることですが、学習スケジュールは「高確率で合格できること」を前提に設計されています。

つまり「合格率は低くていいから、短期で挑戦したい」人向けの講座はほぼありません(直前対策用の講座は存在します)。

とくに「直前1週間未満で効率の良い学習をして、運が良ければ合格」ということを狙っている人は、金銭的にもスクールの利用は向いていないといえるでしょう。

応用情報技術者試験のおすすめスクール比較

ここでは、応用情報技術者試験の主なスクールを紹介します。

iTEC

講座の基本情報

  • 学習スタイル:書籍とWeb通信
  • 費用:33,480~43,000円(税込。書籍を購入しない場はもっと価格は下がる。クーポンなどの割引あり)

わたしが一番おすすめの講座です。

理由は「費用の安さ」です。たとえば、基礎知識を省いた「スタンダードコース」であれば、33,480円で利用可能です。更に割引制度として以下のようなものがあるため、3万円を下回る価格での受講も可能となっています。

  • クーポン割引
  • キャンペーン(早割など)
  • 書籍を持っている場合、不要である旨申請すれば書籍代の80%が割引かれる

この価格で、レベル測定も可能なeラーニングや模擬試験もつきます。レベル測定を利用すれば、正解率に応じて弱点の分析も可能であり、次に学習すべき内容も分析してもらえます。

模擬試験については、以下の会場が予定されており(2019年5月17日時点)、会場に行くことが困難な場合も、自宅での受験も可能になっています。

■東京会場(目白大学 新宿キャンパス)
■大阪会場(TKP 大阪本町カンファレンスセンター)
■名古屋会場(名古屋ダイヤビルディング)
■自宅

資格の大原

講座の基本情報

  • 学習スタイル:通信・通学
  • 費用:47,000~72,000円(税込)

大手資格予備校である「資格の大原」の講座です。

講座には「基本情報技術者復習つき」のコースと、応用情報技術者試験のみのコースがあり、応用情報技術者試験のみのコースは47,000円と、大手の予備校の中では比較的低価格で提供されています

通信と通学で料金はかわらないため、どちらを選んでも問題ありませんが、通学の場合もWeb講義は標準装備となっています。

無料の体験講座については、ウェブで公開されていますので、どんな講義内容か気になる人は、一度確認してみるといいでしょう。

TAC

講座の基本情報

  • 学習スタイル:通信・通学
  • 費用:65,000~140,000円(税込。早割などあり。入会金1万円(免除の制度あり))

大手資格予備校である「TAC」の講座です。

「TAC」を利用する場合、学習スタイルは「通信」でも「通学」でも料金は基本的にかわりません。通信講座はWebとDVDの2通りにわかれており、DVDだと値段が上がりますので、通信を選択する場合はWebの方が安く利用できます

早割の実施時期は明確ではありませんが、2019年10月の受験の場合、6/29までで第2弾の早割キャンペーンを行っていますので、申し込むことが確定しているのであれば、前もって申し込みを行い、後から勉強という流れでもいいでしょう。

実施校が限られてしまいますが、無料体験説明会や公開セミナーも実施しています。無料セミナーでは参加得点として、入会金免除の券や、学習資料などが配布されていることもあります。学習前の情報収集として、一度無料体験を受けてみるのもいいでしょう。

その他のスクールについて

ここで紹介している以外にも「LEC」「独習ゼミ」「BizLearn」などでも応用情報技術者試験の講座は開講されています。

ただ、私個人としては、先に上げた「iTEC」「資格の大原」「TAC」が「同程度の金額なら内容が良い」と思い、その他のスクールの詳細な説明は割愛いたしました(「BizLearn」の講座は他とタイプが違いますが、独学と大差ないと思いました)。

ただ、私がおすすめした講座以外も「悪い講座である」とは思っていません。興味がある方・大幅な割引が可能である方は、ご確認いただければと思います。

スクールに申し込む前にやるべきこと

無料お試しで内容を調査する

無料でお試しが可能な場合、一度利用してみるといいでしょう。

スクールの内容と自分の想定との差異もわかりますし、講座を通して試験自体の勉強や調査もできるメリットがあります

ただし、無料のお試し講座は開かれているタイミングが限られていたり、そもそも存在しないこともありますので、全てのスクールで使える調査方法ではありません

資料請求で比較

資料請求をすれば、詳細な情報を手軽に収集し、比較することができます

私の場合は、複数のスクールに一斉に資料を請求し、届いたものを比較することで、自分に向いている講座を選択します。それぞれのスクールで想定している学習時間が記載されていることもあるので、この手法も調査として有効だと思います。

また、請求した資料には無料体験講座や割引キャンペーンの情報が書かれている場合もありますので、より安い講座を探すなら積極的に活用しましょう

割引キャンペーンを使う

可能であれば、割引キャンペーンを利用して安く講座を利用しましょう

もっとも多くの人が使いやすいのが「早割」だと思います。スクールにもよりますが、応用情報技術者試験では、半年程度前に実施していることが多いです。スクールを利用することを決めているのであれば、勉強期間前でも早割狙いで申し込んでおくといいでしょう。

また、基本情報技術者にスクールを利用して合格している場合、同じスクールで応用情報技術者試験に申し込めば割引をしてくるスクールもあります。こういったスクールが独自に用意している割引制度もありますので、事前に確認し、できるだけ安くスクールを利用するようにしましょう。

教育訓練給付制度を利用する

条件はありますが、会社員であれば「教育訓練給付制度」を利用できる可能性があります。

この制度を利用すれば、入学金と受講料の20%を支給してもらうことができるため、高額の講座でも大幅に割引ができます。

ただし、この制度は「一度利用すると3年間は利用できなくなる」という欠点があります。ですので3年以内により高額のスクールを利用する予定がある場合、教育訓練給付制度の利用は避けるべきです。

狒々山
狒々山
私は現在「ネットワークスペシャリスト」でスクールの利用を検討していますが、数年以内に「Code Camp」でプログラミングの講座を受講しようと思っています。それまではとっておく予定です。

「教育訓練給付制度」の利用資格や必要な条件については、下記のサイトがわかりやすく解説していますので、参考にして頂ければと思います。

*1 教育訓練給付制度は、「雇用保険に加入していた・している」が利用条件となるため、公務員や自営業の方は利用できません。

応用情報技術者試験でスクールを選ぶなら、コスパ重視がおすすめ

応用情報技術者試験について、私はどちらかといえば独学での合格をおすすめしています。応用情報技術者試験は面接・論文・実技などの「一人では勉強が難しい内容」も出題されませんし、難易度としても未経験からの独学での合格が十分可能だからです。

しかし、今回の記事でも解説しましたが、安いスクールを利用した場合は3万円未満での利用も可能であり、給料がそこそこ出ている会社員であれば「あえて独学にこだわるのはコストパフォーマンス的に誤った考え方」と考えています。

また、学生・フリーターであっても、スクールの利用を通して3万円分の時間を節約できるのであれば、十分スクールを利用する価値があります

それぞれの事前知識なども考慮し、より効率的に合格を目指していただければと思います。