【2019年】ネットワークスペシャリストに1点差で不合格だったので反省・失敗点をまとめます

1月 7, 2020ネットワークスペシャリスト試験

2019年10月に受験したネットワークスペシャリスト試験にて、午後IIが1点差で足りず不合格となりました。

この記事では、ネットワークスペシャリスト試験の学習効率化を目的に、勉強における反省点・失敗点を中心にまとめます。

前提条件

スタートラインが明確でないと反省になりませんので、受験に挑んだ際の前提条件を記載します。

具体的な学習効率化のための反省点のみ興味がある方は飛ばしてください

前提条件① 事前知識

事前知識は以下の水準でした。

事前知識

  • 2年半前にCCNPに合格し、そこから長く勉強をサボっていた(小説ばかり読んでいた)
  • 6月19~8月12日頃に、ネットワークスペシャリスト試験の準備として、「.com Master ADVANCE」を勉強し、合格
  • ネットワークエンジニア歴は、受験時点で3年半程度(ただし、監視・運用・保守)

まあ、簡単に言ってしまえば「IT未経験からネットワーク業界に入ってCCNAを取ったばかりの初心者よりややまし」といった程度です。一応CCNPに合格していますが、Ping-t(ちょっと黒本)で演習しまくって合格しただけであり、仕事以外での実機での演習・仕事を含めた構築経験などは皆無です。

また、サーバの知識はほぼ皆無。ネットワーク機器もほぼスイッチとルータ相手の仕事でしたので、ファイアウォール、IDS・IPS、負荷分散、無線LANなどの知識も、3年近く前に学習した基礎知識しかありませんでした。

ネットワークスペシャリスト試験に使った勉強時間

実際に行った勉強の時間は以下の通りです(計測はStudyplusを利用)。

合計で158時間35分程度となります。本格的に学習を開始したのは8月12日の「.com Master」の受験以降となりますが、勉強を開始したのは5月から。全体の期間は約6カ月、本格的な期間は約2カ月となります。

それでは、ここから反省・失敗点についてまとめたいと思います。

ネットワークスペシャリスト試験受験における失敗・反省点

利用する参考書・教材の順番を間違えた

学習効率における失敗点としては、「学習で利用する参考書・教材の順番を間違えたこと」がかなり大きいです。

私が実際に利用した順番としては、以下の流れとなっていました。

実際に行った学習の流れ

  1. 午前IIの過去問(過去問道場)
  2. ネスペイージス・ポケットスタディ(速効サプリ)
  3. 午後I・IIの参考書(iTECとTACをメインで利用)
  4. ラスト1週間程度で「ネスペの基礎力」

この学習順序が、無駄に勉強時間を長くしてしまいました

試験を通して感じた「理想的な参考書の選択と学習方法」については以下の記事にまとめていますが、実際の流れは理想と2番と4番が逆になったような形です。

当時の自分(幅広いネットワークの知識を持ち合わせていない)にとって、理想的な学習の流れは以下の流れだったと思います。

本来の理想的な流れ

  • 【序盤】
    「ネスペの基礎力」を繰り返し、全体的な知識を付ける
    「午後II試験の過去問(過去問道場)」を並行して利用する
  • 【中盤】
    午後試験を「ネスペ」シリーズで徹底的に学習
    わからない問題や深く確認したい問題は、中古で教科書を買っておいて確認
  • 【終盤】
    基本は「ネスペ」シリーズの学習を継続
    余裕があれば「ポケットスタディ(速効サプリ)」でテクニック習得
    午前の演習は、最初に合格水準に上げたら、追い込み時期以外は控えめにする

やや午前IIよりの学習になってしまった

参考書・教材の利用順序にもかかわる話ですが「午前II」の過去問演習がやや多くなってしまったのは反省点です。

過去に高度試験に挑んだ際にも同じ反省をしていたので、昔よりはましでしたが、やはり午前試験の対策に余計な時間をかけてしまった印象はあります。

中盤以降については、午前II試験の過去問演習をやるよりも、午後試験対策を通して、午前試験の対策をするべきでした

想定外の仕事に直前の勉強時間が奪われた

想定外の事態が2つ発生しました。

  • 試験直前に、会社の試験を受ける必要が出た(10時間程度のロス)
  • 台風19号の対応で、自宅のガードと緊急の仕事が入った(20時間程度のロス)

合計30時間程度のロスです。とくに台風19号は試験まで残り10日を切った時点でしたので、勉強の計画を大きく変更する必要性まで出てしまいました。

とはいえ、社会人であれば想定外のトラブルに巻き込まれて時間を失う可能性は考慮に入れるべきです。そういった意味では、余裕を持ったスケジューリングができていなかったところが敗因ともいえます。

捨てた分野・捨てた内容が午後IIで被った

運が絡んだ失敗点ですが午後IIで「捨てた分野」「捨てた内容」が被ってしまったのが致命的でした。

午後IIの問1は「IPテレフォニー」、午後IIの問2は「ネットワークのセキュリティ対策」ですがDNSが絡む問題です。

最初から捨てるつもりがあったわけではありませんが、会社の試験・台風19号の影響で30時間ほど失ったため「まあ、過去問見る限り出題率は低いだろう」と思って両方捨ててました

結果的に、捨てた内容が被ってしまい、どちらかを本番で拾いなおす必要性が出てしまいました。そのため、最初は「セキュリティがメインだから…」と問2を選択した挙句「難易度的にIPテレフォニーに逃げる」という結論になり、回答する問題を判断するまでに30分を捨てることにもつながってしまいました

教材の評価を優先してしまった

このブログで紹介するために「教材を複数購入し、内容を比べる」という試験勉強にとっては無意味なことをやってしまいました。

よく言われることですが、何冊も参考書を購入して薄く学習するより、しっかりと1冊をやりこむことが重要です。それを無視して教材を評価するため、何冊も取り組んでしまったことは学習時間を無意味に伸ばしてしまいました

結局、勉強時間をもっと多くすればよかった

不合格の際に多いですが、結局「もっと多く勉強すればよかった」というのが一番の反省点です。

ネットワークスペシャリスト試験については、インターネットで検索すると「50時間程度で合格できた」という人もいますが、やはり初心者~中級者が確実に合格を目指すのであれば、200時間を確保するようにした方がいいでしょう。

例えば、TACが想定する一般的な独学の合格時間は200時間以上。実際にStudyplusで合格した人も、しっかり準備を行い200時間前後は取り組んでいた人が多かった印象です。

もちろん50時間程度で合格できる可能性もあります。私自身、2018年の過去問については、100時間程度学習した9月24日時点で合格点を上回りました(あくまでネスペ30知の採点基準ですが…)。

しかし、それでは運の影響を大きく受けてしまいます。事実、私は午後IIで捨てた問題が被り、先に選択した問題の相性が悪かった影響で時間を失い、合格点に1点足りないという結果になっています。

ネットワークスペシャリスト試験は年に1度しか機会がありません。試験対策はできる限り万全に行うといいでしょう。