ネットワーク

語呂で覚えるネットワーク用語

本記事は、ネットワークスペシャリスト試験の試験対策を兼ねて、ネットワーク関連の用語について主に以下の内容で語呂合わせをまとめました

  • TCP・UDPのポート番号(ウェルノウンポート)とプロトコルの組み合わせ
  • IEEEの規格名と内容の組み合わせ

ネットワークス関連の試験対策、ネットワークの学習などに活かして頂ければ幸いです。

ネットワークスペシャリスト試験では、ポート番号や規格名に関する出題はあまり多くありません(午後I・IIあわせて2~4点取れれば良い方)。本記事はあくまで、暗記テクニックの共有とご理解ください。

ネットワークスペシャリスト試験の合格を目指すのであれば、ネットワークの知識・仕組みに関する基礎的な学習の優先をおすすめします。

目次

ネットワーク語呂の注意点

本記事で掲載している語呂合わせについては、できるだけプロトコルや規格の内容などに沿った内容にするよう努力しましたが、用語と語呂の間に全く関係の無いものもあります。また、不謹慎な内容もありますが、あくまで記憶術として語呂を利用しておりますので、その点ご理解ください。

覚える際はできるだけ馬鹿らしくイメージを頭に思い浮かべると効果的です。どうしても馴染まない語呂があるという方は、以下のサイトを参考に語呂を自作してみることをおすすめします。

語呂合わせまとめ

本記事で紹介している語呂合わせについて、以下に表形式でまとめました。コピペして気に入らないものを改変するなり、印刷するなりして学習に役立てて頂ければと思います。

暗記を優先するのであれば、表の暗記から始めて、意味不明な項目のみ解説文を確認すると良いかと思います。

TCP・UDPのポート番号の語呂合わせ

プロトコルポート番号語呂
FTP(転送用)20(TCP)20(辞令)を転送、21(人員)を制御。
FTP(制御用)21(TCP)20(辞令)を転送、21(人員)を制御。
SSH22SSHで無事(22)通信。telnetで無様(23)に通信
SMTP25(TCP)配送(SMTP)の事故(45)を防いで喜ぶ(465)
DNS53(TCP/UDP)その名(名前解決)はたぶん(UDP)捨てた。ゴミ(53)捨て場に確かに(TCP)転送(ゾーン転送)した
DHCP67,68(TCP)「無理な(67)要求」とクライアントを論破(68)する
TFTP69(UDP)ロック(69)な転送、TFTP
HTTP80(TCP)「ハイパワー(Hyper)で殺れ(80)」
「よし、とり(443)ます」
POP3110(TCP)ポップな警察官(110)、救急の御(995)用
NTP123(UDP)「1、2、3(123)…」と、時刻を数える
IMAP4143(TCP)必死さ(143)伝わる手紙は救急さ(993)
SNMP
SNMP(trap)
161,162(UDP)広い城(161)を監視。トラップは一本(1)のロープ(62)
LDAP389(TCP)民泊(389)運営で、個人情報を管理
HTTPS443「ハイパワー(Hyper)で殺れ(80)」
「よし、とり(443)ます」
SMTPS465(TCP)配送(SMTP)の事故(45)を防いで喜ぶ(465)
SYSLOG514(TCP・UDP)「どっちでも来いよ(514)!」とログを待つ
SMTP(サブミッションポート)587(TCP)硬派な(587)極技(サブミッション)
IMAPS993(TCP)必死さ(143)伝わる手紙は救急さ(993)
POP3S995ポップな警察官(110)。救急の御用(995)
STARTTLSスタート(STARTTLS)ラインは変わらない
※SMTPやPOP3の通信暗号化に利用しても、ポート番号は元のまま

IEEE802関連の語呂合わせ

IEEEの規格名語呂
IEEE802山に(802)ランナー(LAN)、箱根駅伝
IEEE802.1D1Day(1D)で、マック(MAC)をはしご(ブリッジ)する
IEEE802.1Q一級(1Q)のタグを付ける
IEEE802.1ad一級のタグを加える(ad)
IEEE802.1X「人(1)かい(χ)?」と、認証する
IEEE802.11アンテナ二本(11)で無線通信
IEEE802.11b/11g/11a/11n/11ac/11adバッグなCAD(b/a/g/n/ac/ad)
IEEE802.11i愛(i)あるアンテナは安全を守る
IEEE802.15身近な無銭(近距離無線通信)は忍び寄る貧困(15)。パン(PAN:Personal Area Network)も買えない
IEEE802.15.1貧困(15)の1番(1)、顔も真っ青(Bluetooth)
IEEE802.15.4貧困(15)予(4)備軍をセンサーで検知
IEEE802.16交代行き(広帯域)。無銭(無線)なヒーロー(16)、Wireless MAN
IEEE802.3スリ(3)にあったけど、まあイーサ(イーサネット)
IEEE802.3afスリ(3)にあったので、AirForce(af)の力(Power of Ethernet)を借ります
IEEE802.3atスリにあったので、ATomic(at)で力を足します(PoE+)

その他の語呂あわせ

  • OSI基本参照モデル:アプセトネデブ
    →OSI基本参照モデルの上位層から頭文字をとったもの
  • STPとIEEE802.1の組み合わせ:スラム(SRM)はダーティワールド(Dirty World)で悲しい(Sad)
    →STP、RSTP、MSTPの頭文字と、それぞれのIEEE規格の末尾を組み合わせた語呂合わせ(IEEE802.1D、IEEE802.1W、IEEE802.1S)
  • HTTPステータスコード(100番台、200番台、300番台、400番台、500番台)
    →安(100番台:案内)静(200番台:正常処理)な移転(300番台:移転通知)処理に失敗(400番台:処理失敗)し、サーバエラー(500番台:サーバエラー)

TCP・UDPのポート番号関連語呂の解説

 FTP:辞令(20)を転送、人員(21)を制御

FTPはTCP20番ポートが転送用、TCP21番ポートが制御用のポートです。

辞令が送られてきて、人をコントロールするイメージの語呂です。

ちなみに、FTPをSSHで暗号化したものはSFTP、SSLで暗号化したものはFTPSです。ネットワークスペシャリスト試験では、SFTPが平成19年度午後I問4で出題されたことがあります。

SSH・telnet:SSHで無事(22)通信。telnetで無様(23)に通信

SSHもtelnetも遠隔操作のためのアプリケーション層のプロトコルです。両者の違いの一つが暗号化。telnetではパスワード含めて全て暗号化されないのに対し、SSHはパスワードを含めて全て暗号化されます

SSHは暗号化されて安全なので無事通信できますが、telnetで無様に盗聴されてしまったというイメージで覚えてください(とはいえ、私はtelnet結構使ってますが)。

SMTP・SMTPS:配送の事故(45)を防いで喜(465)ぶ

SMTPは電子メールを送信するためのアプリケーション層のプロトコル。また、SSL/TLSを組み合わせて、伝送路を暗号化したものがSMTPS(SMTP over SSL/TLS)です。

SMTPだけの配送だと事故る可能性がありますが、暗号化でそれを防ぐイメージです。

SMTP(サブミッションポート):硬派な(587)極技(サブミッション)

SMTPのサブミッションポートはTCPの587番ポート。できれば先に掲載したSMTPの語呂に含めたかったのですが、うまく組み込めませんでした。

サブミッションポートの利用で有名なのはOP25B(Outbound Port 25 Blocking)。ISP側で許可したサーバ以外からの25番ポートの利用を遮断することで、メールサーバがスパムメールの踏み台にされることを防ぐ仕組みです。

この際、遮断されてしまうユーザはSMTPの宛先を25番ポートではなく、サブミッションポートである587番に変更します。587番ポートにアクセスしてきた通信に対しては、SMTP認証を行い、不正利用の防止します。

イメージは極技を使う硬派な柔道選手です。

DNS:その名(名前解決)はたぶん(UDP)捨てた。ゴミ(53)捨て場に確かに(TCP)転送(ゾーン転送)した

DNSは名前解決(ドメイン名とIPアドレスの対応付け)を行うアプリケーション層のプロトコル。ゾーン転送は、プライマリサーバが管理するゾーン情報(簡単にいえば、ドメイン名とIPアドレスの対応付け情報)をセカンダリサーバへ同期するための処理。

名前解決もゾーン転送も53番ポートを利用しますが、名前解決は(UDP)、ゾーン転送は(TCP)を使います

語呂のイメージとしては、中二病だった人が昔使っていた恥ずかしい名前を捨てたイメージです(私は実際にあった法廷の場面を思い出しますが…)。

DHCP:「無理な(67)要求」とクライアントを論破(68)する

DHCPは、ネットワークに接続するために使う情報をクライアントに自動割り当てができるアプリケーション層のプロトコルです。67番はサーバからクライアント向け、68はクライアントからサーバ向け。どちらもUDPを使うところに注意してください。

クライアントとサーバ間のやり取りをイメージしながら覚えましょう

TFTP:ロック(69)な転送、TFTP。

TFTPはファイル転送に用いるアプリケーション層のプロトコル。FTPとの違いとしては、パスワード認証なしでUDPを利用するところ。確実さより、転送の速度の効率を優先します。

若干語呂が苦しいですが、ロックの比較的荒いイメージで想像できるようにしましょう。

ポート番号の出題実績ではありませんが、TFTPを穴埋めで答えさせる問題は、平成23年ネットワークスペシャリスト試験の午後I問3で出題実績があります。

HTTP・HTTPS:「ハイパワー(Hyper)で殺れ(80)」「よし、とり(443)ます」

HTTP(HyperText Transfer Protocol)は、WebサーバとWebブラウザ間でのデータをやりとりに利用するアプリケーション層のプロトコル。HTTPS(HyperText Transfer Protocol Secure)はSSL/TLSと組み合わせて、HTTPを暗号化した経路で行う方式。

本記事で掲載している頃の中でも1、2を争う苦しい語呂です。暗殺者の会話をイメージして無理やり覚えてください(よく問われるポート番号なので暗記済みな気もしますが…)。

POP3・POP3S:ポップな警察官(110)、救急の御(995)用

POP3はメール受信に利用するアプリケーション層のプロトコル。利用するのはTCP

POPには他のバージョンもありますが、バージョン3が主流となっているため「POP=POP3」といった使われ方をしています。POP3Sは、POP3の伝送路をSSL/TLSで暗号化したもの。

警察官が交番をポップ(飛び出す)して、急場で犯人を捕まえるイメージでもいいですし、いつでもポップ・ミュージックを聴いてる頭のおかしな警察官のイメージでもお好きなように覚えてください。

ちなみに、POP3SとSMTPについては、平成21年ネットワークスペシャリスト試験の午後I問2で、ポート番号からプロトコルを解答させる問題での出題実績があります。出題される可能性は高くはありませんが、試験対策として暗記しておいても損はないかと思います。

NTP:「1、2、3(123)…」と、時刻を数える

NTP(Network Time Protocol)は、時刻同期のためのプロトコル。コンピュータに内蔵されているシステムクロックを、NTPサーバとのやり取りで調整します。

時刻同期にはTIMEプロトコルというものがありましたが、NTPサーバとの間で発生する通信遅延は保証されません。一方、NTPでは、通信時間も考慮に入れて誤差を最小限とするよう工夫が施されています。

利用するのはUDP123番ポート。時計を見ながら「1、2、3…」と数えるイメージです。

IMAP4・IMAPS:必死さ(143)伝わる手紙は救急さ(993)

IMAP4は電子メールの受信で利用するアプリケーション層のプロトコル。主流はバージョン4なので、実質的に「IMAP=IMAP4」となっています。

POP3と違い、メールをサーバからダウンロードしないため、別の端末からでもサーバにあるメールを利用できるところが特徴です。また、IMAPSはIMAP4の通信をSSL/TLSによって暗号化したもの。どちらもTCPのポートを利用します。

意味としては通る語呂ですが、SMTPの語呂と混ざらないようにしましょう。

SNMP・SNMP trap:広い城(161)を監視。トラップは一本(1)のロープ(62)

SNMPは通信機器を監視・制御するためのプロトコル。利用するのはUDP

主なバージョンはSNMPv1、SNMPv2c、SNMPv3の3種類(SNMPv2はほぼ使われることなく廃れた)で、暗号化されたパスワード認証をサポートしているのはSNMPv3。とはいえ、現在もSNMPv2cの利用される現場は多いです。

広い城の警備をロープ1本でやっているという不確かなイメージから、UDPにつなげてください。

LDAP:民泊(389)運営で個人情報を管理

LDAPはディレクトリサービスをへの接続に利用するプロトコル。LDAPサーバに接続することで、属性で構成されるエントリ(例えば、個人名とそれに関連する属性の集合体)の検索や追加、削除などの操作を行うことができます。

語呂があまりLDAPと関連性がありませんが、個人情報や名簿を管理するイメージで覚えてみてください。

Syslog:「どっちでも来いよ(514)!」とログを待つ

Syslogはログメッセージの転送をIPネットワーク上で行う標準規格。プロトコルだけでなく、Syslogメッセージを送信するアプリケーションやライブラリに対しても「Syslog」という言葉が使われます。

送信側はログ情報をテキストメッセージで送信。この時利用されるのは、一般的にTCPかUDPの514番ポートです。UDPの方が一般的ではないかと思います(平成30年のネットワークスペシャリスト試験ではUDPで出題されています)。

試験でUDPかTCPか問われた場合は、再送や確認応答を行っていたかを文中から読み取って判断するといいでしょう。

UDPでもTCPでも待受けているSyslogサーバをイメージした語呂です。

STARTTLS:スタート(STARTTLS)ラインは変わらない

平文の通信プロトコルを暗号化通信にする方法の一つです。

SSL/TLSを利用して経路を暗号化する方法(POP3SやIMAPSなど)では、専用のポートの割り当てが必要ですが、STARTTLSではそれが不要。つまり、STARTTLSを利用したPOP3などのポート番号は、変わらず元のままです

STARTTLSでは、平文での通信から開始し、双方がSTARTTLSに対応している場合は、暗号化通信に切り替えを行います。

IEEE関連語呂の解説

IEEE関連の用語については、アルファベットも絡むため、かなり語呂合わせの作成が困難でした。無理に語呂合わせで覚える必要もありませんが、参考までに掲載いたします。

IEEE802:山に(802)ランナー(LAN)、箱根駅伝

IEEE802は、LANに関する標準規格です。対象は可変サイズのパケットを伝送するネットワークに限定されています。

距離の違う区間を走り、タスキをリレーする箱根駅伝のイメージで覚えてください。

また、以下のIEEE関連は、IEEE802についてまとめています。基本的に「IEEE802」の部分は省略した上で、残りの部分を暗記する方針で作成しました

IEEE802.1D:1Day(1D)で、マック(MAC)をはしご(ブリッジ)する

IEEE802.1DはMACブリッジの標準規格。STPなどが定義、規格化されています。

恐らく作成した語呂の中でトップクラスの無理ある語呂です。「なんで1日でマックをはしごするの?」「マックじゃなくてマクドだ」「梯子はブリッジじゃねえよ!」などなど、突っ込みされても文句言えません(「はしご=ブリッジ」は、パニック映画などで、はしごを壊れた橋代わりにして、渡っていた最後の一人が転落するイメージです)。

IEEE802.1Q:一級(1Q)のタグを付ける

IEE802.1Q(VLANタギング)はタグ情報の記述方法を標準化したものです。トランクリンクで、VLANを識別する際のタグ付けに利用されます。

若干苦しいですが、データに高級なタグをつけて配送するイメージで覚えてください。

IEEE802.1ad:一級のタグを加える(ad)

VLANタグ付きのパケットに対して、更にLANタグを付与することで、カプセル化する技術を標準化しているものがIEEE802.1ad。広域イーサネットなど、プロバイダネットワークを経由する際などに利用されます。

タグを更に加える(add)イメージで覚えてみてください。

ちなみに、シスコ独自の技術では「Q in Q」によって二重タグ付けができます。

IEEE802.1X:「人(1)かい(χ)?」と、認証する

IEEE802.1Xは有線・無線LANにおけるユーザ認証の規格です。

「X」というあたりで、なんとなく認証っぽいイメージはできるかと思いますが、不正なボットと人を区別するイメージで語呂を作りました(語呂ではXではなくギリシャ文字の「χ(カイ)」になってます)。

IEEE802.11:アンテナ二本(11)で無線通信

IEEE802.11は無線LAN関連の規格の一つです。

覚えておいた方がいい知識ではありますが、ネットワークスペシャリスト試験などで問われるとしたら、更に詳細な規格の特徴です。IEEE802.11b/11g/11a/11n/11ac/11adは最低限抑えておきましょう。

無線なので「1」をアンテナに見立てていますが、2本であることに技術的な意味合いはありません(IEEE802.11nの高速化技術であるMIMOを使えば、送信側と受信側で合計8本のアンテナ利用も可能。チャネルボンディングもあわせて、理論上600Mbpsまで出せます)。

IEEE802.11b/11g/11a/11n/11ac/11ad:バッグなCAD

IEEE802.11のよく出る無線LAN規格まとめ。完全に意味不明ですが、アルファベットをつなげて、区切りの位置をずらして「bag na CAD」としました。

ちなみに、誰にも通じないと思いますが、私は「バグNAC(ナックが生み出した特撮界のバグ的存在である伝説が生んだ不滅の戦士「バトルホーク」の意味)」で覚えています。

IEEE802.11i:愛(i)あるアンテナは安全を守る

IEEE802.11iは、無線LANネットワークにおけるセキュリティに関する規格です。802.1Xによるユーザー認証などの規格化がされています。また、WPA2は、IEEE802.11iに準拠した暗号化技術です。

ちなみに、WPA2がIEEE何に準拠したものであるかを記述する問題は、ネットワークスペシャリスト試験(平成29年午後II問2)で出題されたことがあります。

IEEE802.15:身近な無銭(近距離無線通信)は忍び寄る貧困(15)。パン(PAN:Personal Area Network)も買えない

IEEE802.15はIEEE802.11から独立して作られた近距離無線通信(PAN)の規格です。

徐々に貧困が忍び寄り、気づいたらパンを買うお金も無くなったイメージです。

IEEE802.15.1:貧困(15)の1番(1)、顔も真っ青(Bluetooth)

BluetoothのIEEEでの規格名です。地域で一番の貧困になっていたことに気づき、青ざめるイメージです。

IEEE802.15.4:貧困(15)予(4)備軍をセンサーで検知

IEEE802.15.4はワイヤレスセンサーネットワーク関連の規格です。

低消費電力、低速などが特徴。ZigBeeなどで利用があり、IoT向けです。若干深い知識ではありますが、IoT関連は今後の試験で増加していく可能性があります。

忍び寄る貧困を検知するため、センサーを導入して貧困予備軍を探すイメージです。

IEEE802.16:交代行き(広帯域)、無銭(無線)なヒーロー(16)、Wireless MAN

IEEE802.16はブロードバンド無線規格です。Wireless MAN(Wireless Metropolitan Area Network)はIEEE802.16で標準化されています。ちなみに、WiMAXの規格はIEEE802.16-2004。

B級ヒーローに若干詳しい私ですが、ワイヤレスマンは聞いたことがありません。あまりに弱かったので交代させさられ、収入が断たれたヒーローなのでしょう。

IEEE802.3:スリ(3)にあったけど、まあイーサ(イーサネット)

初期のイーサネット(DIXイーサネット)を標準化したものがIEEE 802.3。現在ではIEEE802.3が主流なので、「イーサネット=IEEE802.3」のような使い方をされています。

スリにあったけど、財布にちょっとしかお金を入れてなかったから、まあいいさというイメージです。

IEEE802.3af:スリ(3)にあったので、AirForce(af)の力(Power)を借ります

IEEE802.3afはPower over Ethernetの標準規格。イーサネットを利用する機器に対して、LANケーブル経由で電力を供給します。IP電話や無線APなどで利用されているものを見た人が多いのではないかと思います。

語呂はスリに国家機密を盗まれたため、空軍の力を動員するイメージです。

IEEE802.3at:スリにあったので、ATomic(at)で力を足します(PoE+)

IEEE802.3at(PoE+)は、IEEE802.afより電力供給を拡張した規格。1ポート辺り最大で30Wの給電ができます(下位互換あり)。

米軍が空軍を動員しても倒せなかったスリを、原子力の力で駆逐するイメージです。

STPとIEEE802.1:スラム(SRM)はダーティワールド(Dirty World)で悲しい(Sad)

STPの種類についての語呂合わせです。それぞれのプロトコルの頭文字と、対応するIEEE定義の末尾にあたるアルファベットを組み合わせて作った無理やりな語呂です。個人的には、少し地元のイメージが入ってます。

  • STP:IEEE802.1Dで定義されている。STPの計算単位はVLANごと
  • RSTP:IEEE802.1Wで定義されている。STPの計算単位はVLANごと。STPと比べて高速で(Rapid)収束する。
  • MSTP:IEEE802.1Sで定義されている。STPの計算単位は複数VLANをまとめたインスタンスごとに行われる。

念のため、スラムの綴りは「slum」です。

OSI基本参照モデル「アプセトネデブ」

これは私が作った語呂合わせではありません。ネットワークの語呂合わせとしては最も有名なものかと思います。内容としてはOSI基本参照モデルの7階層の頭文字をつなげたものです。

  • ア:アプリケーション層
  • プ:プレゼンテーション層
  • セ:セッション層
  • ト:トランスポート層
  • ネ:ネットワーク層
  • デ:データリンク層
  • ブ:物理層

英語でupsetが動揺という意味。寝ていたデブが飛び起きて動揺しているイメージを思い浮かべて暗記すると良いでしょう。…といいながら、私はイメージ抜きで呪文のように暗記してしまいました。

HTTPステータスコード

100、200、300、400、500:安静な移転処理に失敗し、サーバエラー

HTTPステータスコードは、大きく分けると以下の通りです。

100番台案内(インフォメーション)
200番台正常処理
300番台移転通知
400番台処理失敗(クライアントからのリクエストに誤りがある)
500番台サーバエラー

頭文字を中心につなげてギリギリ意味が通るようにした語呂です。

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