【2019年】MOS Outlook 2010を11時間27分で合格した勉強方法と受験の注意点

11月 25, 2019MOS

2019年11月23日。OutlookのスキルとMOS 2010 マスターの称号を求めて、MOS Outlook 2010を受験し、無事合格しました。

この記事では、MOS Outlook 2010に合格した際の勉強方法と、実際の受験体験を中心にまとめます。

MOS 2010の試験は、2020年3月末に終了します。

受験をご検討中の方は、早めの受験をおすすめします。

結論。MOS Outlook 2010の勉強方法と試験について

MOS Outlook 2010の勉強方法と試験についてのまとめ

  • 模擬試験のある参考書がない
  • IT関連に慣れていれば、勉強時間は10時間もあれば十分すぎる
  • 合格ラインは700点と思った方がいい
  • 受験会場が少ないので、会場選びには注意
  • 「次へ」を押してしまうと、その問題に戻れなくなる点は注意
  • 「スキップ」「リセット」「次へ」を押す前に、ダイアログボックスは確実に閉じる
  • 色々操作してから正解を見つけた場合は、一度「リセット」を押した方が無難
  • スキップした問題については、必ずリセットが必要

それでは詳細を解説していきたいと思います。

前提。学習開始前のスペックと学習環境

まずは、私の学習開始前のスペックと学習環境について

学習開始前のスペック

  • Outlookのスキル
    →仕事と私生活で利用しているが、メール機能のみ
    →テキスト形式で利用しているので、メールのフォントやスタイルの適用などは普段利用していない
  • IT関連のスキル
    →ネットワークエンジニア(経験3年)
    →元はITを苦手にしていたが、大学や仕事の影響で今は人並み以上
  • 学習環境
    →Outlook 2010は職場にも自宅にもない(昔あった)
    →代用品として、Outlook2013なら自宅にも職場にもある

Outlookの機能はあまり利用していませんが、そもそものIT関連のスキルは事務職より上といったところです。

ちなみに、Outlookは模擬試験のある問題集がないため、受験するバージョンを持っている必要性が低いです。後述する教材の関係もあり、持っていないバージョンで受験しても、MOSの中では比較的対策を立てやすいでしょう。

MOS Outlook 2010の勉強時間

念のため、実際に行ったMOS Outlook 2010の勉強時間について。学習時間を週ごとにまとめると、以下のようになります(Studyplusで計測しております)。

勉強時間は、合計11時間27分です。

若干紙媒体のテキストを利用しましたが、実はこの参考書、MOSの試験範囲に対して最適化されていません。結局、1000円程度参考書に支払ったにもかかわらず、ほとんどの時間で後述する無料の学習サイトを利用していました

ちなみに、MOSのために最適化されたOutlookの参考書は存在しません。他の試験区分であれば、付属の模擬試験を解きまくるという方法で受験対策が可能ですが、Outlookではその方法が利用できないので注意しましょう。

MOS Outlook 2010に利用した主な教材

Outlook 2010を使いこなそう:ワニchanのぱそこんわーるど

こちらのサイトは、MOSの出題範囲と合わせる形で、Outlookの学習ができるサイトです。

Outlook以外にも、Word、Excel、PowerPointなどもあり、Officeソフトの使い方を調べていた際に、出くわした方も多いのではないかと思います(私はMOS PowerPointの対策としても、参考資料程度に利用いたしました)。

図による解説も多いですし、試験対策用の参考書がないOutlookにおいては、最も利用価値の高い教材といえると思います。

MOS Outlook 2010の対策で行った実際の勉強方法

先ほど紹介した通り、Outlook 2010を使いこなそう」を繰り返し利用しました。

私の場合、Outlookはメールの送受信以外、普段の生活・仕事では利用していませんでしたので、1読だけでは理解が足りないと思い、2回全体を読んだうえで、最後に気になるところだけを読み直し、受験に挑みました。

より確実に理解を深めるのであれば、該当のバージョンのOutlookを操作しながら学習した方が確実だと思います。一方、私は主に通勤時間でこのサイトを読み、実際のOutlookの操作はほとんど行わず学習をすすめましたが、十分合格できるレベルに達しました

試験の注意点と試験の流れ

試験を受けるうえでの注意点

試験当日の注意点は、以下のページに解説があります。

他の試験との最大の違いといえば、受験者IDとパスワードを持っていくこと。忘れずメモして確認できるようにしておきましょう。受験者IDとパスワードは、受験の際にPCに入力する必要があるので、メモ用紙に書きとっておいた方が無難です(当然スマホ持ち込み禁止ですので)。

また、受験会場選びにも注意が必要です。問い合わせてみないと実際にはわかりませんが、MOSの受験をしようとすると、Outlookだけ申し込みが表示されていない会場が少なからずあります。全国一斉試験で確認すると「福井」と「静岡」についてはOutlookの試験が実施されていない(2019年11月23日時点)ようですので、試験会場の制限が強いことがわかります。

試験中の注意点は、会場でも説明されますが、重要なポイントは以下6点です。

試験中の重要な注意点

  1. IMEツールバーを最小化した場合は、復元のために試験管へ対応を依頼する必要がある(恐らく再起動が必要。何度も再起動すると試験が強制的に中断されるとのこと)
  2. 画面に表示されている「スキップ」「リセット」「次へ」をクリックする前には、ダイアログボックス(フォントの設定などをいじるときに出てくる小さい画面)は閉じておく
  3. 「次へ」を押してしまった問題は、戻って解きなおすことができない
  4. 色々操作した後に正解を見つけた場合、不要な操作で不正解になるのを防ぐため、リセットを利用した方が無難
  5. メール形式(テキスト形式やHTML形式など)を選ぶ問題では、初期状態で該当の形式になっていた場合は、リセットボタンを押してから解答操作をする必要がある
  6. スキップした問題を解きなおす場合、リセットボタンを押してから解答しないと、正確に採点されない

1~4番はMOS全体で共通ですが、5~6番はOutlook限定の注意点となります。

実際の試験では、画面の上側7~8割程度がOutlookの画面、下2~3割程度が解答のための操作画面(問題数、タイマー、「スキップ」「リセット」「次へ」ボタン)となっています。

上記の注意点で、とくに2~3と5~6番は正解・不正解に直結します。試験本番では忘れずに対応するようにしましょう。

3番については「スキップ」を押しておくと、スキップ以外の問題を全て解いた後に、戻って解きなおすことができます。ちょっとでも迷った問題は、即座にスキップして、後回しにしておいた方が安全です(悩んでからスキップすると、時間が足りなくなる恐れがある)。

ちなみに、私が受験した際はリセットボタンを押しても設定が完全にリセットされない問題が散見されました。可能な限り手動で設定を戻してから、リセットボタンを押した方が無難かと思います。

試験の流れ

試験の流れはおおむね以下の通りです。

試験の流れ

  1. 受付時間になり次第、カウンターで受付(注意事項を受け取れる。採点に直結する内容もあるので、確実に読んでおくこと)
  2. 荷物をロッカーにしまう(腕時計・スマホなど、全てロッカーへしまう必要あり)
  3. 渡された受験の注意点と持ち込みを許されたもの(受験者IDとパスワードのメモとか)を持って指定のPCに着席
  4. 指定のPCで試験を選択し、注意事項を読む
  5. 試験開始

ちなみに、試験時間と出題される問題の数は以下の通りです。

試験時間 50分
問題数 40問程度(公式では25~45問)

試験開始時刻は決まっておらず、全ての処理が完了した時点から50分間で試験を実施することになります。試験会場が混雑している場合、受付から開始までの時間が長くなることが想定されますが、大きなトラブルが発生しない限り、試験時間が減ることはまずないでしょう。

問題数については、公式では25~45問となっていますが、おおむね40問程度となる可能性が高いそうです。実際、私が受験した際は問題数は38問となっていました。

試験時間については、慣れていないとあまりゆっくり解く余裕はない印象です。実際に、私が受験した際は、残り時間5分程度で試験が完了しました。多少であれば悩んでもいいですが、数分悩みそうな問題はスキップして後回しにしておくと良いでしょう。

MOS Outlook 2010の試験結果と感想

試験の結果

試験の結果は以下の通りとなりました。

試験の結果

  • 総合得点:967点(最低合格点700点)
  • Outlook 環境の管理:100%
  • アイテムの作成、書式設定:100%
  • 電子メールメッセージの管理:100%
  • 連絡先の管理:80%
  • 予定表の管理:100%
  • タスク、メモ、履歴の操作:100%

無事合格できました。想定より点数が高くて良かったです。

合格ラインは、以下のサイトの通り、公式では1000点満点で550点~850点となっています。

ただし、基本的には700点が合格ラインと思っていいです。難易度による調整で、合格ラインが前後することはありますが、私がWord、Excel、Outlook、PowerPointの2010を受験した際は、全科目で700点が合格ラインとなっていました

狒々山
狒々山
古いバージョンのMOSでは、実際に550点が合格ラインになったこともあるそうです。新しいバージョンのMOS試験が開始された場合、試験内容が安定するまでは700点から大きく前後する可能性も考えた方がいいでしょう。

MOS Outlook 2010の解答方法について

MOSの試験で一番の悩みが「果たしてこの解答方法で正解なのか?」というところだと思います。正解の作成方法が複数ある場合は、この点は私も毎回悩まされます。

実際に試験を受けて採点された結果からいうと、MOS Outlook 2010についていえば、メール本文の作成方法はけっこう幅広く正確にしてもらえる可能性があります

例えば、図と文字を本文に入れる場合、図と文字のどちらが先か、図と文字で改行はしておくべきかなどが悩むところです。私は「図→文字」としてメールを作成したものも、「文字→図」としてメールを作成したものもありましたが「アイテムの作成、書式設定」の正解率が100%でしたので、どちらも正解扱いになっていたようです。

また、図のすぐ後ろに文字を入れると本文が読みにくくなるため、間に改行を入れて解答したものもありましたが、それも正解扱いです。メール本文の作成については、幅広く正解としてもらえると思っていいでしょう。

MOS Outlook 2010を取得して…

MOS Outlook 2010を取得して、できるようになったこと。

無い! ほぼ無い!

だって、Outlookでスケジュールや会議やタスクを管理するよう会社に求められているのならともかく、会社で別のシステムを使っているのであれば、メール以外のOutlookの機能を利用する機会はほぼありません。そのメールの作成だって、セキュリティの関係でテキスト形式で作ることが多いはず。フォントやスタイルの調整などは、ほぼ利用する機会はないと思います。

私生活でスケジュール管理に利用しようかとも思いましたが、生活リズムが不安定なシフト勤務であるため、Outlookで細かくスケジュール管理する必要性は、私の場合は低いです(私生活のスケジュール管理はTimeTreeを利用しています)。

強いていえば、会社で優先順位が低いタスクについて、誰かにタスクの依頼を出してみたり、メールの投票機能を利用するのはお遊び感覚でできないこともありません。が、結局はその程度。MOS Outlookの需要が低い理由も納得できました。

狒々山
狒々山
Outlookでタスクやスケジュール管理をしていないのであれば、MOS Outlookはあえて学習する必要は低いと感じました。MOSを取得するのであれば、Excelの受験をおすすめします。