【ロンドン観光】トイレを探す方法とロンドンのトイレ事情
海外旅行中に、注意が必要なことの一つがトイレです。
日本のように「コンビニに行けばトイレがある」ということは無く、そもそもコンビニという概念がなかったりします(概念があっても、トイレあるかは別ですが)。
そこで今回は「ロンドンで観光中にトイレを探す方法」や「ロンドンのトイレの特徴」について、私が調べた内容と実体験をまとめたいと思います。
ロンドンのトイレの特徴
有料もある
まず、ロンドンのトイレは有料の場所があります。
料金は20~50ペンスくらいが相場で、私が確認した限りでは、確かに20ペンスか50ペンスの有料トイレしかロンドンでは見つかりませんでした。
支払いは硬貨でお釣りは基本的に貰えないと思った方がいいです。硬貨が無い場合でも両替機が準備されている事もありますが、常に硬貨での支払いができるよう、準備しておいた方が無難です。
ちなみに、ロンドンの中心部のトイレを調べた限り、有料のトイレよりは無料のトイレの方が多めでした。
男性用のみの夜間限定トイレもある
夜間限定で、男性用です(夜間限定でないタイプもある)。
「何故そんなものが必要か?」というと、酔っ払い対策だそう(酔って所構わず排泄する人がいるらしい!)。
後で紹介する「Toilet Map」でも、稀に男性のみのトイレが見つかりますが、女性でトイレを探す場合は注意しましょう。
全自動トイレ(オートルー)もある
全自動トイレ(オートルー)は、一人用の個室トイレで基本的に有料です。
何が全自動なのかというと、使用後に個室全体が自動で洗浄されるそうです。清潔で、サイズも大きい点では便利ですが、制限時間が20分までなので、ゆっくりしたい人は注意です(20分経過すると、自動でドアが開くそうです)。
ロンドンでトイレを探す方法
駅であれば、だいたいトイレがある
まず、駅であればだいたいトイレがあります。
しかも、以前は「駅のトイレ≒有料」だったそうですが、近年無料化が進んでおり、確認できただけでも以下の駅は無料です。
- ロンドンブリッジ駅
- キングス・クロス駅
- セント・パンクラス駅
- ビクトリア駅
- チャリング・クロス駅
- パディントン駅
- ウォータールー駅
- キャノンストリート駅
- ユーストン駅
ただし、トイレが無い駅もありますし、多くのトイレには営業時間があります。「駅まで行けば助かる!」という前提で旅行をすると、とんだ恥をかくかもしれません。
博物館などの観光施設にもトイレは多い
駅と同様に、観光施設内にはトイレが多いです。しかも、こちらは無料が多め。
こちらも確認できた無料の博物館をあげると、以下の通りです。
- 大英博物館
- 大英図書館
- V&A 博物館
- テートモダン
- テートブリテン
- ナショナルギャラリー
また、私が観光した場所だと「セントポール大聖堂」にも無料のトイレがありました。ロンドン塔は無料っぽかったですが、使用してないので未確認です。
Toilet Map
何も道具を使わずにトイレを探すなら、「駅」や「観光施設」などですが、トイレは突発的に行きたくなるもの。
そこで、「近場で無料で営業中のトイレ」をサクッと調べるなら「Toilet Map」がおすすめです。料金や営業時間だけでなく「赤ちゃんの着替えが可能か?」など、詳細な条件ものっています。
ただし、場所によっては「Unknown」や「?」の表示もある為、必ずしも詳細な条件がわかるわけではありません。とくに、ロンドンの中心部を少し離れると「Unknown」「?」の割合がかなり多いため、ロンドン郊外については「トイレの場所がわかるアプリ」程度の意識が必要です。
ロンドンなら、トイレットペーパーはあると思ってよい
海外旅行のトイレで問題になる点の一つが「紙が無い!」問題。
幸い、イギリス都市部のトイレは基本的に日本と同じで、トイレットペーパーは備え付けがありますし、水に流しても問題ありません。
心配であれば、マイ・トイレットペーパーを持って行ってもいいですが、私は無くて困ることはありませんでした。
ロンドンのトイレはちょっと恥ずかしかった
ここまでロンドンのトイレの見つけ方などを中心にまとめました。
しかし、無事トイレを見つけても、日本人男性はやや面食らうかもしれません。
その原因がこちら。
すごくオープンです。
偶然かもしれませんが、私が利用したトイレの小便器については、ほぼ全てこのタイプでした。一度、隣との仕切りがあるタイプもありましたが、長さが日本のトイレよりかなり短く、仕切りとしての効果がありません。むしろ、壁を滝のように水が流れているだけのタイプのトイレまで都心部にありました(バラ・マーケットにて確認。しかも、個室が凄く汚かった…)。
ロンドンは、他人のことを気にしない文化(電車内の通話とか、音漏れとか全然マナー違反ではない)だなあとは旅行中よく感じ、マナーが苦手な私は好感を持ちましたが、この一点はだけは気にして欲しかった!
ちなみに、渡航中に利用したハンガリー、中国、韓国の空港は全体的に日本と似たようなトイレで、オープンではなかったです(トイレットペーパーの取り出し方は、国ごとに違ったりして面白いです)。ただし、中国は空港を離れていくと「床に全員の汚物が流れる溝があるので、そこに用を足す。用を足す際は、皆で溝に並んで踏ん張る。そして前の人の汚物が流れてくる」という地獄のトイレも存在するので注意が必要です。