ロンドンの『ハリー・ポッター』のロケ地を英語力中学生以下で巡ってみた
この記事では、「ハリー・ポッターのロケ地巡り」を英語力中学以下で観光した際の経験についてまとめます。
「ロンドンの観光に興味がある方」「ロンドンのハリー・ポッターのロケ地巡りをしてみたい方」「英語が喋れないけど、ロンドンを観光してみたい方」などの参考にしていただければ嬉しいです。
ハリー・ポッターのロケ地巡り
ロンドンには、ハリー・ポッターのロケ地や観光地がたくさんあります。
建物の中までは入れないところもありますが、逆に外観だけなら混雑の影響も受けにくい為、観光シーズンでも比較的見て回れるかなと思います。
この記事では「キングス・クロス駅(セント・パンクラス駅)~レドンホール・マーケット」までの途中にあるハリー・ポッターのロケ地についてまとめます。
【08:50~09:20頃】キングス・クロス駅とセント・パンクラス駅
- 費用:改札に入らなければゼロ
- 所要時間:30分程(記念撮影すると、混雑状況によって大幅に伸びる)
- 日本語対応:特になし
- 定休日:原則無し(お土産屋は12月25、26日がクリスマス休暇)
- 予約:不要
- 写真撮影:可
ハリー・ポッターのロケ地でも最も有名だと思うのが、この「キングス・クロス駅」(上の写真)。ホグワーツ特急の始発駅です。
映画では、9と3/4番線が存在すことになっているのですが……実は、9番線と10番線ともに主駅舎とは別の建物にあり、さらに両者は隣接していません。撮影の際は、4番線と5番線(上の写真も右側の駅舎)が、それぞれ9番線と10番線に置き換えられて撮影されていました。その為、「撮影現場」としては4番線と5番線の間が聖地です(下の写真)。
ちなみに、撮影が行われた駅舎内はこんな感じ(下の写真)。
現在のキングス・クロス駅構内で「Platform 9¾」と書かれた標識は、実際の9番線と10番線のある駅舎の壁に掲げられているため、撮影スポットは「9番線と10番線のある駅舎」の壁にありました(ここは完全に改札の外です)。
標識の場所には、壁に埋め込まれたようなカートがあり、記念撮影ができます。杖やマフラーもスタッフが貸してくれて、引っ張ったマフラーをスタッフが手放した瞬間に撮影すると、壁に向かって走ってるような感じの写真になります。
ただ、私が観光したのがイースター休暇のシーズンであったためか、平日の朝9時でも長蛇の列になっており、並んだら30分は待たされそうな気配があったため、やめました。
また、この撮影スポットそばに、ハリー・ポッター関連のショップもあります。
店内に入るときは、リュックは背負わず前に持つらしく、その旨をスタッフが入店時に説明してくれます。英語サッパリな私でも理解できるレベルの英語で助かりました。
上の写真は、金のスニッチ。たぶん売り物ですが、映画のイメージより遥かに大きく、拳よりも大きい感じでした。
上の写真は、グリフィンドールの剣。非売品です。
ちなみに「ハリー・ポッターに出て来るキングス・クロス駅の外観」は「セント・パンクラス駅」が使われています。キングス・クロス駅から出て、正面右側で、徒歩1分程とかなり近いです。
ゴシック様式の駅舎が非常に印象的で、イギリス国内でも外観が優れた駅舎として評価されているそうです。
【09:50~09:55頃】オーストラリア高等弁官務事務所(グリンゴッツ銀行)
- 費用:実質ゼロ(外観のみの見学なので)
- 所要時間:5分程度
- 日本語対応:特になし
- 定休日:外観のみの見学なので、実質年中無休
- 予約:不要(外観のみなので)
- 写真撮影:可(外観のみ)
セント・パンクラス駅前のバス停(Bus Stop A)から、91番の「Charing Cross」行きのバスで17分。料金は上がると思いますが、地下鉄でも同じくらいで行けます。徒歩だと南へ徒歩35分程。
オーストラリア高等弁官務事務所はグリンゴッツ銀行のモチーフ…なのですが、あくまで外観のみの見学となります。
ちなみに、実際の外観はこんな感じ。
撮影した時間帯の影響もあって、思いっきり木の陰が入り込んで見にくいのもありますが、あまり映画のグリンゴッツ銀行と似てない気が……。
まあ、モチーフとして利用された(そもそも、映画の銀行の外観はかなり歪んでいる)と考えると、こんなもんかという気もしないでもないです。
ちなみに、単純に建築物として見ても立派なもので、写真では伝わりにくいと思うのですが、実際に近くで見ると建物も像もかなりのサイズです。
【10:15~12:20頃】セントポール大聖堂(ホグワーツの螺旋階段……だが)
- 費用:入場料3,400円程
- 所要時間:90~120分程度
- 日本語対応:無料の日本語オーディオガイドあり
- 日時:月~土曜日の8:30~16:30(水曜は10:00~)。最終入場は16:00。
- 予約:した方がいい(当日券も左側入口で購入できる)
- 写真撮影:礼拝中や16:15以降は不可
オーストラリア高等弁官務事務所から、東へ徒歩15分程度なのですが、日程の遅れが怖かったのでバスを使いました(76番のLambeth North行き)。
ここは、ハリー・ポッターのロケ地でもありますが、ロケ地と関係なく普通に観光できる施設です。一応当日券でも入れそうな感じでしたが、事前予約して入場しました(私の際は入場料3,346円)。
まず訪れて驚くのが、その大きさ。上の写真は西側の正面から撮影したものなのですが、大きすぎて写真に入り切りませんでした(これ以上離れると、観光客の団体がいて撮影できなかった)。手前に立っている人からも、その大きさがわかると思います。
しかもこの建物、東西に長い構造なので、西側正面からの写真は教会の細い側です。現在の聖堂は、国王チャールズ2世の指示で1675年から35年かけて建てられたもので、長さ157m、幅74m、高さ111mあります。
セントポール大聖堂の入り方
入り方は「普通のイギリスの観光施設」といった感じで、とくに難しい事はありません。
まず、先に紹介した正面玄関の写真の左下の方に、紫色の屋根のテントがあります。そこで荷物のセキュリティチェックを受け、正面やや左側にある玄関から入ります。
入ってすぐに受付のカウンターがあるので、私の場合は事前に予約した画面を英語表示で見せればOKでした。
英会話は、セキュリティも、受付カウンターも「Hello!」といって荷物を見せたり、チケットを見せて、終わったら「Thank you!」で充分です。
ちなみに、私は受付の列を間違えて並びましたが(翻訳アプリ使ったら事前予約者用っぽい表示の看板があったけど、間違ってた)、普通に正しいルートに誘導されただけで、問題ありませんでした。
セントポール大聖堂のオーディオガイド
受付カウンターから入ってすぐの場所で、オーディオガイドをレンタルしています。まず迷うことは無いと思いますが、下の写真の看板が目印になりました。
カウンターの方が、流暢な英語でカウンター前の客に色々と解説していて、たぶん「○○な人は必要、○○な人は不要」とか解説していたっぽいのですが、全く理解できませんでした。
で、私以外の観光客も英語がわからないのか、ポカンとした顔でスタッフを見てたら「誰か何か言ってよ~」的な感じでスタッフが笑ってました。
結局、慣れたスタッフがやってきて、問答無用でカウンターに並んでる人に手渡していきましたので、英会話不要でオーディオガイドを受け取る事に成功。入場料に含まれていたので、無料でした。
ちなみに、オーディオガイドは下の写真みたいな感じで、タッチパネルで操作しながらガイドを利用します。もちろん、日本語音声ありです。
セントポール大聖堂の内部見学
ネット情報では写真撮影禁止の情報もあったのですが、現在は「礼拝中」や「16:15以降」でなければ写真撮影OK(三脚などの仕様はたぶん不可)で、周囲の観光客も普通に写真撮影していました(公式の情報はこちら)。ただし、録音や動画撮影は禁止です。
また、礼拝関係の時刻については、建物前の看板に書かれていました。公式サイトでも確認できますので、この時間帯は撮影をしないようにしましょう。
オーディオガイドを利用しながら大聖堂を見学する場合、基本的には「1階」「回廊(足腰が弱い人・高所恐怖症はやめた方がいい)」「地下」の流れで見学していきます。
1階は、更に「身廊」「丸天井」「南側翼廊」「北側翼廊」「聖歌隊席と通路」といった具合に区分されますが、ガイド的には「身廊」から始めればスムーズと思います(私は間違えて「聖歌隊席と通路」から始めましたが)。
ただ、もう、何というか……
もはや、ガイド不要なレベルでただただ圧倒される荘厳さとデカさです。
ちなみに、セントポール大聖堂は607年頃に建造されてから、度々火災で再建されてきました。旧セントポール大聖堂は、もっと地味な感じだったらしいですが、長さ196メートル、幅96メートル、高さ158メートルと、サイズは現在以上だったそうです。
展示は伝統的なものだけでなく、近年の物もあり、少し驚きました。下の写真は2016年の映像作品です。なんとなく、こういう場所は伝統的なもの以外設置不可かと思っていたので、こういうアップデートも行われていたのは意外でした。
続いて、回廊へと進みます。
回廊は「ささやきの回廊」「石の回廊」「黄金回廊」の三つがあります。
最上部の「黄金回廊」は地上85メートルの高さとなり、急な坂もあるため「健康上の問題がある人」や「高所恐怖症の人」は、無理せずオーディオガイドの解説を使いましょう(と、オーディオガイドが言ってました)。
そして、この回廊の「ささやきの回廊」へ向かう途中の螺旋階段が「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」の撮影で使われていたらしいのです……が。
閉鎖されてました!
後で知ったのですが、どうやら2018~19年頃に転落(自殺)事故があったらしく、それから閉鎖が続いているそうです。一応、転落防止の対策をして開放する事も検討されているそうですが、長年閉鎖が続いている状態です。
とはいえ、このまま引き返す理由もないので、「石の回廊」と「黄金回廊」にはしっかり登ってきました。
最後に地下。地下は墓所としての教会の側面がよくわかります。
上の写真は、ネルソン提督の墓。トラファルガー海戦でフランス・スペイン連合艦隊に大勝を収めましたが、その海戦で戦死しました。イギリスの軍人史上最大の英雄とされていて、世界三大提督の筆頭にもあげられる程の人物です。
上の写真は、初代ウェリントン公爵(鉄の公爵)の墓。ワーテルローの戦いでナポレオンに勝利しました。
地下の展示を抜けると、出口でオーディオガイドの回収をしています。ここを抜けると、後はお土産コーナーと軽い飲食コーナーがありました。
しかし、私は節約しながらの旅行だったので、飲食コーナーは使わず、直ぐ近くにある広場(Paternoster Square。下の写真)で、持参したもので食事をすませました。
ちなみに、写真の奥にある建物1階に、庶民の味方(?)Sainsbury’sがあるため、食べ物を忘れた場合は、このスーパーで食事を用意してもいいでしょう。
この広場以外にも、教会周辺はベンチのある公園的なスペースがあるため、けっこう自前のお弁当を食べている人が多い印象でした。
セントポール大聖堂の注意点
先にあげた内容とも被りますが、以下3点が注意点です。
- 「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」の撮影で使われた螺旋階段(「ささやきの回廊」へ向かう部分)は閉鎖されている(私が観光した時点です。公式で開放の発表がいずれあるかもしれません)
- 礼拝中と16:15以降は写真撮影しないよう注意
- 日本語のオーディオガイドは、30分くらいで電池切れする
「ロケ地巡り」を主目的とする場合は、閉鎖中はいけませんので、セントポール大聖堂に行く前に「ささやきの回廊の閉鎖が継続しているか?」には注意が必要です。
また、日本語オーディオガイドについては、実は2時間の観光で4回バッテリー切れになっています。バッテリー切れ際は、カウンターに戻って交換してもらいましょう(相手も慣れてるので「Excuse me」と言うだけで全て察してくれました)。
【12:20~12:35頃】ミレニアム・ブリッジ(デスイーターに破壊された橋)
- 費用:ゼロ
- 所要時間:15分程度(ゆっくり往復した場合)
- 日本語対応:特になし
- 定休日:特になし
- 予約:不要
- 写真撮影:可
セントポール大聖堂から南へ徒歩5分ほどで到着。この橋からもセントポール大聖堂が見えます。
「ハリー・ポッターと謎のプリンス」の冒頭のシーンで、デスイーターが破壊したのが、このミレニアム・ブリッジです。
その他にも、いくつもの映画やドラマでロケ地として使われているため、観光スポットではありますが、徒歩で渡れる普通の橋なので、料金などは不要で通過することができます(ランニングしてる人とか多かった)。
ちょっと写真撮影する程度なら5分もかからないかと思いますが、全長370メートルあるため、往復しながらじっくり景色を楽しめば、少しは時間がかかるスポットかなと思います。
【12:50~13:00】レドンホール・マーケット(漏れ鍋)
- 費用:買い物しなければゼロ
- 所要時間:買い物しなければ10分程度
- 日本語対応:特になし
- 定休日:特になし
- 予約:散策だけなら不要
- 写真撮影:外観は可。内部は不明(個別に確認した方がいいです)
ミレニアム・ブリッジから徒歩15分程で到着です。私はちょっと地下鉄BANK駅の辺りで道を間違えて、20分弱かかりました。
その名の通り、マーケットなので買い物ができます。買い物しなければタダですが、折角なので食事や買い物をしていった方が楽しめるかなと思います。また、ロケ地関係なく、アーケードの装飾の美しさは観光地として楽しめます。マーケットの起源は14世紀頃に遡るそうです。
映画で登場するダイアゴン横丁に繋がるパブ「漏れ鍋」の入り口が、42番の建物の隣、ブルズ・ヘッド・パッセージにあります(下の写真)。
外観の色も、店内の雰囲気も、映画撮影当時からは変わっていますが、扉の形は当時のままな感じです。
また、ウォーキングガイドツアーらしき一団が、店の前で止まって色々解説を受けていたので、今でもハリー・ポッターのロケ地として有名なのだろうなと思います(英語なので、何言ってるか全くわかりませんでしたが)。
ゆっくり観光しても良かったのですが、この後行くロンドン塔の滞在時間が短くなってしまうので、私は軽く散策して撤退しました。
ロンドン塔観光(ハリー・ポッターとは関係ない)
- 費用:入場料は5000円程
- 所要時間:2~4時間
- 日本語対応:城内に入った所にあるショップで日本語のオーディオガイド(有料)が借りられる
- 見学可能日時:9時00分~17時30分(月・日曜は10時00分から、火曜は17時00分まで)
- 予約:予約した方がいい(当日券より安い)
- 写真撮影:クラウン・ジュエルなど、不可の場所もある
最後に、レドンホール・マーケットから徒歩15分程ということで、世界遺産でもあるロンドン塔を訪れました。
ロンドン塔は、ノルマンディー公ウィリアム1世が11世紀に建造した要塞施設です。石灰岩で作られた塔「ホワイト・タワー」が有名で、歴代の王がホワイト・タワーに居住していました。また、過去には天文台、造幣局、動物園、牢獄、処刑場としても利用され、テムズ川に接する水門には罪人を投獄するときに使われた「トレイターズゲート(叛逆者の門)」があります。
世界遺産という事もあり、世界遺産検定1級を受験予定の私は、ややじっくり目で3時間30分程かけて観光しました。
サクッと観光すれば2時間でも楽しめますが(オーディオガイドのハイライトのツアーは90分)、見る場所が多く、じっくり回ると8時間でも潰せそうな規模です。
ちなみに、日本語のツアーは見つかりませんでしたが、入場後に「Beefeater Shop(Googleマップで場所がわかります)」で日本語のオーディオガイドが5ポンドで借りられます。これを使って、自分のペースでじっくり観光するといいでしょう。
ロンドン塔の観光の詳細については、長くなるため別の記事にまとめました。気になる方はこちらを参考にしてみてください。
まだまだハリー・ポッター関連で楽しみたいなら
今回、ハリー・ポッターのロケ地巡りをしましたが、他にもハリー・ポッターのロケ地はたくさんあります。
例えば、帰宅時に利用したロンドンブリッジ駅近辺にある「バラ・マーケット」辺りには、今回紹介した物とは別の「漏れ鍋」の入り口があります(「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」で登場)。
この他にもイギリスにはロケ地が49か所はあるそうです。下の記事で住所付きで詳細に解説されていましたので、ロケ地巡りをしたい方にはおすすめです。
また、本格的にハリー・ポッターが好きな人は、「ハリー・ポッター・スタジオ ツアー」のようなものもあります。8時間くらいの行程で、日本語ガイド付きで、私が確認した際は16,000円ほどでした。他にも、英語ガイドが理解できるのであれば、比較的安く参加できるロンドン市街を散策しながらハリー・ポッターを楽しむガイドツアーもありました。
ハリー・ポッターのロケ地巡りとロンドン塔で、実際に行った英会話
実際に行った英会話(?)は、以下の通りでした。
- キングス・クロス駅のお土産屋前でリュックを手に持って入るよう言われた時:OK
- オーストラリア高等弁務官事務所前で道を尋ねられた(っぽい)時:I don’t know
- セントポール大聖堂のセキュリティチェックで:「Hello」「Thanks」
- セントポール大聖堂の受付で:「Hello」「Thanks」
- セントポール大聖堂のギャラリー見学の入り口で:Oh, OK
- セントポール大聖堂でオーディオガイドのバッテリーが切れた際:「Excuse me」「Thanks」
- セントポール大聖堂でオーディオガイドを返却する際:Thanks
- ロンドン塔の入り口でチケットを見せた際:Hello
- ロンドン塔の入り口でチケットを見せた終わった際:Thanks
- ロンドン塔のオーディオガイドをレンタルする際:「One」「Japanese」「Thanks」
- ロンドン塔の出口でオーディオガイドを返却する際:Thanks
渡英中、3日観光しましたが、この日の英会話が一番難易度高かったです(どこがだよ!)
まず、不意打ちだったのがキングス・クロス駅の9と3/4番線の記念撮影場所横にあるお土産屋入り口。ちょっと覗いてみるだけだったのですが、なにかリュックがどうとか突然言われてテンパりました。
しかし、身振り手振りプラスいくつか聞こえた単語(たぶん、バッグとか、フロントとか言ってた)から、「ああ、店内狭いからリュックは背負わないで手で体の前で持ってね」って言ってるのねと理解。
係員が凄くにこやかだったこともあり、最後はお互いにサムズアップして「OK~!」と言って入店。無駄にテンション上がりました。
次の難所は、オーストラリア高等弁務官事務所前にて、突然女性に話しかけられたとき。何と言っていたか忘れましたが、だいたい「○○はどこですか?」的な英語でした(短文だったのでギリギリ聞き取れた)。
まあ、初めて来る旅行者なので、実際知りませんし「I don’t know」と答えたら、あっさり去っていきました。
セントポール大聖堂についてはほぼ「Hello」で挨拶して「Thanks」で立ち去ればOKでした。
オーディオガイドは流れ作業で渡されていたので、無言でゲット(タイミングによっては上手くいないっぽい)。また、バッテリーが切れた際は「Excuse me」と言って、画面を見せれば全て察してくれます(バッテリー、よく切れるので)。
強いて言えば、回廊(螺旋階段を上って行ける展望スペース)に入る際にチケットを見せる必要があり、ここで呼び止められたときは「Oh, OK」と口走ってました。
最後に、一番テンパったのはロンドン塔のオーディオガイドのレンタル。
前に並んでいる人が猛烈な勢いで英語色々言われてる様子を見て不安になりながらも列の先頭へ。とりあえず、いつも通り「Hello」から会話を始め、数を聴かれたっぽいので「One」と答えます(前の人のやり取りでもそうだった)。すると店員さんの応答に「language?」的な言葉が聞こえたので、「Ah~, Japanese」と、若干迷いながら答えました(Japaneseすらすぐに言えない!)。
その後、オーディオガイドの画面やら地図やらを見せてもらいながら、猛烈な勢い(現地人には普通)で英語で色々言われます。たぶん、シチュエーション的に「この機械はこう使ってね、この地図は……」と色々説明されているらしいのですが、さっぱりわかりません。で、仕方がないので、説明が終わったっぽいあたりで、何もわかってないのに納得した顔で「Thanks」と言って去りました。
が、どうも地図はその場で貰って、オーディオガイドの参考に使うものっぽかったです。
結局、この日の観光はほぼ「Hello」「Thanks」だけ言えればだいたい行けるという結果になりました。最も長い会話でさえ「I don’t know」です(しかも、この会話は観光じゃない)。