【初心者向け】LinuC(リナック)レベル1 技術解説無料セミナー体験記
ウェブデザイン技能検定2級を控えた5/25。試験勉強を無視してLinuCレベル1の技術解説セミナーを受けてきましたので、簡単に内容と感想をまとめておきます。

・Linuxの勉強を始めようと思ってる・始めたばかり
の人におすすめの記事です。
※この記事は、2019年5月25日に体験したセミナーをもとに書かれています
- 内容は「試験について」よりも「試験の学習」が中心
- 完全な初心者(Linuxを使ったことがないレベル)でも理解可能
- 身近な例えなどもまじえて教えてくれるので、教科書を読むよりはわかりやすい
- 流石に学習できるのはごく一部
- Linuxを利用したことがある人(実務や大学で何回か触れるレベル)には物足りないかも
- 勉強が苦手な人にはいい機会だと思う
- 参加者には、受験割引などの特典があるかもしれない

LinuC(リナック)レベル1 技術解説無料セミナーの概要
セミナーの内容は、ほとんどが「試験の学習」となっています。
最初のうちは試験について「試験の名称」「試験の体系(レベル1~3までの科目など)」「ITスキル標準における位置づけ」などの解説が軽く行われますが、7~8程度が「LinuC レベル1の試験勉強」となります。
そういう意味では、「試験勉強のために利用したい!」という人には向いているセミナーです。

セミナーで学習できる内容はどんなこと?
セミナーでは、実際の試験対策の学習ができます。
とはいえ、セミナーの時間が全体で3時間程度ですので、内容は試験範囲のごく一部になります。流れとしては
- そもそもLinuxってなに?
- コマンドってなに? どんなふうに使うの?
- LinuCレベル1で覚えるべきコマンドは?
- ディレクトリってなに? どんな規則があるの?
といった初歩から始まります。最初に環境構築についても触れられますが、この点についてはしっかり解説すると時間がかかってしまうので「こちらの記事を参照にすれば初心者でもできます」という程度に割愛されていました。
先にあげた流れでもわかるかと思いますが、Linuxを利用したことのない初心者でも十分理解できるセミナーです。講師の方も普段からIT未経験の方の研修に携わっているため、誰でもわかるような身近な例え話も交えて解説してくれるので、事前知識がない人にも分かりやすく構成されていました。
一方、内容が初歩的なだけに「大学の授業でLinuxの基本操作ならやったことある」「仕事で1週間くらい勉強した」という人には既に知っている内容が多いかと思います。基礎の振り返りにはなりますが、経験者にとっては試験合格のための効率の良いセミナーとはいえないかもしれません。

セミナー参加のメリット
セミナーに参加すれば、当然勉強ができますが、今回はそれ以外にもいくつか特典がありました。
例えば学習資料についての情報。配布されたチラシに記載されている「Linux標準教科書などの参考書」や、「Ping-t」は、全く学習経験のない人にとっては、意外と知らない情報かもしれません。
個人的に一番嬉しかったのは10%割引での受験チケットの案内。タイムセール形式なので、購入には期限がありますが、購入から半年有効で、LPI-Japan提供の認定試験であれば、HTML5プロフェッショナルやOSS-DBなどでも購入できます(私のときのセールでは、ACCELやOPCELは対象外でしたが、タイムセールのチラシにはロゴがありました)。
割引チケットについては「Ping-t」でも販売しているので、わざわざ割引チケットのためだきに受講するのは交通費と時間の分でマイナスですが、初心者で受験を考えているのであれば、セミナーついでに高い割引率でチケットを手に入れておくといいでしょう。