基本情報技術者試験

【基本情報技術者試験】勉強開始前から資格の利用までの13のステップ

資格試験の受験を決意したうえで、まず考えるのが「合格までにどう行動するべきか?」だと思います。

試験に合格するためには、試験日までに残された日数や合格に必要な勉強時間から、1日辺りの勉強時間を考えつつ、勉強する内容も計画する必要があります。また、申込みの日程や、受験票が送付される日程などの日程も、試験を受けるために確実におさえたいポイントです。

そこで今回は「基本情報技術者試験の受験を考えてから、合格、履歴書の作成までの流れ」について、考察してみたいと思います。


基本情報技術者試験の概要(2019年10月時点)

  • 試験日:
    4月第3日曜(春期)
    10月第3日曜(秋期)
  • 申込日:
    1月中旬~2月中旬頃(春期)
    7月中旬~8月中旬頃(秋期)
  • 合格発表:
    5月中旬頃(春期)
    11月中旬頃(秋期)
  • 試験時間:
    9:30~12:00(150分)
    13:00~15:30(150分)
  • 受験料: 5,700円
  • 合格基準:午前・午後共に60点以上(難易度により前後する可能性あり)
  • 受験資格:なし
  • 想定勉強時間:150~200時間(初心者が安全に合格を狙う場合)
  • 公式サイトはこちら

「基本情報技術者試験」について調査する(5~10時間程度)

まずは試験について調査を行います。必要な時間は5~10時間と定義していますが、心配であれば納得いくまで調査をしておくといいでしょう。

勉強途中で試験について調査することも可能ですが、大幅な学習計画の修正が必要になると、必要な勉強時間が確保できなくなる可能性があります。事前調査は綿密に実施しておきましょう。

試験概要を把握する

まず、試験を受ける前に試験の概要を把握します。

試験の概要の詳細や、世間の評判などから「本当にその資格が自分の受験するべき資格か?」を考え、場合によっては受験を断念するのもありだと思います

基本情報技術者試験は、IT業界の登竜門として位置付けられている資格であり、IT業界を志す人や、既に就職した新入社員などが目指すことの多い資格です。

試験の概要については、こちらの記事で解説しておりますので、気になる方は参考にしていただければと思います。

【2019年版】IT業界の登竜門 就職にも有利な基本情報技術者試験とはIT関連の大学に入学ばかりだったり、文系からIT業界に入った新入社員の方には「基本情報技術者試験ってどんな内容の試験?」「自分も受けるべき?」「どんな勉強が必要?」と疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。今回は、IT業界の登竜門ともいえる、基本情報技術者試験について「試験の概要・特徴・難易度・おすすめの人物像」を解説したいと思います。...

試験日程

試験日程は春季・秋季の2回があり、以下のようになっています。

春季試験

  • 申込日:1月中旬~2月中旬頃
  • 受験日:4月第3日曜日
  • 合格発表:5月中旬頃
  • 合格証書発送:5月下旬~6月上旬頃

秋季試験

  • 申込日:7月中旬~8月中旬頃
  • 受験日:10月第3日曜日
  • 合格発表:11月中旬頃
  • 合格証書発送:11月下旬~12月上旬頃

「就職活動で春になる前に活動したい」という人なら「秋季試験」。「大学・会社で1年間学んだ実力を試したい」という人であれば「春季試験」といった具合に、自分のおかれた状況に応じて受験タイミングを考える必要があるでしょう。

午前免除試験の日程

基本情報技術者試験は、午前試験を免除する制度があります

毎年6、7、12、1月が修了試験の受験日となっていますが、申込み締め切りはおおよそ1ヶ月以上前になるため、利用には注意が必要です。

午前試験免除の詳細については、こちらの記事で紹介していますので、興味がある人はご確認いただければと思います。

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試験までの日数・必要な勉強時間から、勉強計画をたてる

試験の難易度・勉強時間の把握は、事前調査の中でもとくに重要な内容です。

試験の難易度は「未経験の場合にどの程度勉強時間が必要になるか?」に大きく影響します。また、合格までに必要な勉強時間は「1日あたりどれだけ勉強時間を確保する必要があるか」「どの試験日で受験すれば合格の見込みがあるか」を考える上で重要です。

1日あたりの勉強時間については、大きく以下の二つの考え方ができると思います。

  1. 試験当日までの日数で、勉強時間を割り、1日の勉強時間を決める
  2. 1日の勉強時間から、勉強時間が合格に達するよう試験日を定める

「特定の試験日でどうしても合格したい」という人は①の方法で勉強時間を決めるといいでしょう。また「すぐに合格する必要はない」「忙しいので勉強時間を確保しにくい」という人は②の方法で勉強時間を決めた方が計画的に学習を進めやすいです。

基本情報技術者試験の場合、「未経験からの確実な合格をめざす」のであれば200時間程度の勉強時間が欲しいところです。1ヶ月で合格を目指すのであれば1日7時間程度、1日3時間で合格を目指すのであれば2~2.5カ月の勉強期間というように、事前に現実的な計画を立てて勉強を進めるといいでしょう

難易度から考察した必要な勉強時間については、以下の記事にまとめてあります。

試験概要・統計情報から読み解く! 基本情報技術者試験の難易度・勉強時間は?基本情報技術者試験について、調べてみると、色々と難易度についての情報が確認できると思います。同じIT関連の学習をしたことがない人でも、「最新のIT技術に興味がある人」と「日頃パソコンにほとんど触れない人」とでは、難易度の差は確実に大きいはずです。そこで今回は「試験の概要・統計情報から、どの程度の難易度といえるか」を中心に、解説してみたいと思います。...

選択科目の選定を行う(0~10時間程度)

試験までの勉強時間と期間を計算し、合格を目指せることを確認したら、午後試験で選択する科目を事前に決めておきます

2020年春試験から午後試験の内容に変更がありますが、2019年秋季試験までは、概ね選択しなくてはならないものは、2つのブロックにわけることができます。

ブロック1(全7分野。3問解答)

  • ハードウェア
  • ソフトウェア
  • データベース
  • ネットワーク
  • ソフトウェア設計
  • マネジメント(プロジェクトマネジメント、サービスマネジメント)
  • ストラテジ(システム戦略、経営戦略、企業と法務)

ブロック2(全5分野。5問出題される中から1問解答)

  • C言語
  • COBOL
  • Java
  • アセンブラ言語
  • 表計算ソフト

ブロック1については、必要な回答数は4問ですが、「ハードウェア・ソフトウェア・データベース・ネットワーク」については、どれか1分野が出題されないため、予備を含めて5分野の学習が必要となります(2020年春期試験より変化します)。

選択する分野としては、馴染みの深い科目がいいかと思います。どの分野も馴染みがない場合は「データベース、マネジメント、ストラテジ」の3分野はおすすめです。「データベース」は比較的出題テーマが絞り込みやすいため対策を立てやすく、「マネジメント」「ストラテジ」は文系でも単純な暗記と文章読解で対応しやすいからです。残りの2科目については、実際に問題に目を通して、「なんとなく解けそう」と思ったものでいいと思います。

一方、ブロック2はプログラミング言語と表計算の中から、1分野選択します。得意なプログラミング言語がある場合はその言語を選択し、未経験であれば表計算という考えで基本的には問題ありません。

学習方法を選択する(0~5時間程度)

学習方法は、大きく分けて2通りです。

  1. 参考書やインターネットの資料を利用して、独学で学習する
  2. 通信講座や資格予備校などのスクールで学習する

予算が限られる場合や学習スケジュールが短期(1か月未満など)の場合は、独学での学習がおすすめです

一方、確実な合格を目指す必要がある場合や、学習効率を上げたい場合は通信講座や資格予備校も選択肢に含めるといいでしょう。とくに、通勤時間などのスキマ時間でないと勉強時間の確保が難しい人は、スマホでも学習ができる通信講座がおすすめです。

勉強を実施する(0~200時間程度)

勉強時間については事前知識と合格する確率から、かなり幅広く見積もることができます

「勉強が苦手で、IT関連の知識もなく、それでも確実に合格したい」というのであれば、250時間程度あった方が安心かと思います。「IT関連の知識はかなり幅広く持っていて、勉強も得意。合格出来たらラッキー程度で受験する」のであれば、試験直前に過去問を数回解く程度でも十分です。

ここでは、「IT関連の知識に関係なく、勉強時間を50時間以上は確保する」場合の学習方法の流れについて、簡単に解説いたします。

勉強開始直後は、午前対策から始めたの方が良い2つの理由

勉強のすすめかたについては、「どれだけ事前知識があるか?」によって変化しますが、ほとんどの人におすすめの学習方法は「午前試験の勉強からはじめること」です。

これは、以下2点の理由によるものです。

午前対策から始めた方がいい2つの理由

  • 午前問題は小問なので、勉強のハードルが低い
  • 午後試験の基礎知識も午前対策で身に着けられる


勉強開始直後から午後試験のような長文の問題に挑むのは、難易度が高く、勉強時間のわりに知識が増やしにくいので勉強の効率が悪いです。やる気があればそれでも勉強を続けられますが、人によっては挫折してしまう可能性もあります。

そこで、午前試験から対策を始めることを私はおすすめしています。

午前試験からであれば、比較的短時間で知識を身に着けることもできますし、スキマ時間ですすめることも可能ですので、勉強のハードルも低く、継続しやすいというメリットがあります。

また、情報系未経験と経験済みの場合で、以下のように勉強方法を変えると、より勉強のハードルを下げることができるます。

情報系未経験の場合

まずはテキストを利用した方が勉強に入りやすいです

過去問から始めて、解説を読む形でも問題ありませんが、知識が全くない状態ですと解けない問題がほとんどだと思います。

テキスト一読し、それから過去問を読み、苦手分野や解説を理解できなかった問題について、テキストと問題集を往復する形で勉強をすれば、誰でも勉強しやすいかと思います。

情報系経験者の場合

最初から過去問を読み、わからない問題は解説を読む形で学習を進めて問題ありません

テキストは、解説だけでは理解できなかった分野や、苦手分野の補強のために利用した方が効率的な可能性が高いと思います。

過去問を解いてみたら、解説だけでほとんど理解できたという人は、テキストを使う必要もないでしょう。

詳細な午前試験対策

午前試験の対策方法については、以下の記事でも紹介しています。午前試験対策の裏技なども紹介しおりますので、気になる方はご確認いただければと思います。

【基本情報技術者試験】午前試験の特徴とおすすめの勉強方法基本情報技術者試験の勉強をするにあたり「午前と午後の試験ってどう違うの?」「午前と午後で勉強方法はどうするべき?」というところは気になるところだと思います。そこで今回は「基本情報技術者試験の午前試験の特徴・対策・裏技」の3点を中心に解説していきたいと思います。...

午前試験免除を利用する場合

午前試験の免除を利用する場合、当然ですが午前試験免除の修了試験対策を行う必要があります。

とはいえ、基本は午前試験の対策と同じ内容で問題ありません。午前試験免除の修了試験は、90%以上の問題が午前試験の過去問からの出題となるため、難易度でいえば通常の午前試験よりも簡単となります。

午前免除の講座については、こちらの記事にまとめていますので、利用予定の方は参考にして頂ければと思います。

【2019年版】基本情報技術者試験の午前免除講座を徹底比較!おすすめの講座はここ!基本情報技術者試験の午前試験は、概ね合格率40~50%台。難しくはありませんが、必ずしも簡単とまでは言えません。そんな基本情報技術者試験の午前試験を免除できる制度は、直前の学習を午後試験対策に集中することができるため、人によっては利用価値のある制度だと思います。今回は「基本情報技術者試験の午前試験を免除できる講座」について、比較してみたいと思います。...

徐々に午後対策の割合を増やす

午後試験は基本情報技術者試験の中でも難関です。とくに情報系の学習未経験の方には「アルゴリズム」と「ソフトウェア開発」の分野は苦手な人が多く、しっかりと戦略を考えて対策を行う必要があるでしょう。

勉強の流れとしては、午前試験対策で知識を付けたうえで、徐々に午後試験メインの学習へと移行させると効率的でしょう。ただし、午後試験で不合格になる人も多いので、十分な学習時間を確保できるよう、計画的に学習を行う必要があります

情報セキュリティは文系にもおすすめ科目

情報セキュリティは午後試験の必須科目。社会的にも重要視される分野であり、2020年春季試験からは配点も上がります。

この分野の特徴は「文系でも得点を稼ぎやすい」ところ。単純な暗記で対応できる内容が多いため、ここで高得点を取れるように勉強をすすめておきたいところです。

情報系未経験ならソフトウェア開発は「表計算」

ソフトウェア開発では、プログラミング言語か表計算の中から、1分野を選択して解答することとなります。

既に得意なプログラミング言語がある場合はともかく、全く知識がない状態で試験に挑むのであれば「表計算」を選択すると、最も学習を進めやすいでしょう

表計算では、試験用の架空の表計算ソフトを利用した問題が出題されるため、そもそも「実務経験あり」の人はいないようなものです。新しく覚えることも少ないため、文系・情報系未経験からでも学習を進めやすい科目となっています。

詳細な午後試験対策

午後試験の全体的な対策方法については、以下の記事でも紹介しています。午後試験の学習を進めるにあたり、気になる方は参考にして頂ければと思います。

【基本情報技術者試験】午前試験の特徴とおすすめの勉強方法基本情報技術者試験の勉強をするにあたり「午前と午後の試験ってどう違うの?」「午前と午後で勉強方法はどうするべき?」というところは気になるところだと思います。そこで今回は「基本情報技術者試験の午前試験の特徴・対策・裏技」の3点を中心に解説していきたいと思います。...

試験の申込(0~2時間程度)

試験の申込は、試験日の概ね2~3カ月前です。インターネットでの申込も可能ですので、申し込み自体にはあまり時間はかからないかと思います。

試験勉強を頑張っても、申込みができなければ意味がありませんので、余裕をもって申し込みを行いましょう。申込みさえしてしまえば、直前1ヶ月からの勉強でも合格は可能ですので、受験を決意しているのであれば、ここは確実におさえましょう。

受験票を受け取る

受験票が届くのは、受験のある月の上旬頃です。2019年春季試験であれば、4/5(金)が送付予定日となっています(試験日は4/21(日))。注意点は以下の通りです。

  • 受験票がないと受験できない
  • 受験票には写真の添付が必要
  • 受験票に切り取って保管する部分がある(受験番号とパスワードの控え)
  • 受験票が届かない・紛失した場合の再発行期間がある(2019年春季試験の場合、4月11日(木)~4月16日(火))

とくに、受験票の再発行期間については注意して頂ければと思います。概ね受験票の発送から5日後、試験日の5日前の期間が受験票の再発行受付期間となります。

受験票の再発行方法や、問い合わせ先については、IPAの案内書に記載されていますので、そちらをご確認いただければと思います。

直前期の学習(10~30時間程度)

直前期は間違えの多い午前問題と午後試験対策がおすすめ

直前の学習としては、間違いの多い午前試験の問題と午後試験の対策をメインにするといいでしょう。

午前試験については、繰り返し過去問が解けていれば十分合格可能です。勉強が十分に行えているのであれば、あえて新しい問題にはとりくまず、間違えの多かった問題を中心に勉強しておくといいでしょう。

残った時間は、徹底的に午後試験対策に使います

ただし、こちらも新しい問題に手を出すよりは、解答方法や試験の形式に慣れておくことを中心にした方が効率的です。

予想問題集・模擬試験は必ずしも必要なし

基本情報技術者試験には予想問題集や各種予備校の開催している模擬試験がありますが、あえてそれらに参加する必要はありません。

午前試験については過去問の流用が多いので、過去問の演習を徹底するべきですし、午後試験についても対策を十分に行っておけば、あえて模擬試験に参加するほどの難易度ではないからです。

試験前日の準備(0~2時間程度)

試験で利用できる持ち物は、案内書の内容から以下の通りです。

机上に置けるものは次のものに限ります。会場での貸出しもできません。

(a)受験票①及び受験票②(受験票②は試験開始後監督員が回収します)
(b)黒鉛筆及びシャープペンシル(B又はHB)
(c)鉛筆削り
(d)消しゴム
(e)定規
(f)時計(時計型ウェアラブル端末は除く。アラームなど時計以外の機能は使用不可)
(g)ハンカチ
(h)ポケットティッシュ
(i)目薬

引用:平成31年度春期試験案内書

全てが必要なわけではありませんが(私の場合、定規や目薬などは持って行っていません)、利用するものについては確実に持っていけるよう、事前に準備しておくといいでしょう。時計についてはアラームなどの機能がついている場合は事前に機能を止めておきましょう。

また、受験票には証明写真が添付されていることが必須です。最近ではスマートフォンを利用してコンビニで印刷できるサービスもありますので、うっかり直前に貼り忘れに気づいたら、利用してみましょう。

証明写真の内容については、当然ですが、マスクやサングラスなどを着用している写真は利用できません。背景と服の色が同化している写真については利用不可の記載がありませんが、できれば避けた方がいいでしょう。

試験当日(5~8時間程度)

試験当時のスケジュールは以下の通りです。

試験時間午前試験:9:3012:00(150分)午後試験:13:0015:30(150分)

遅刻については、30分前までであれば入室が認められることとなっていますが(平成31年春季試験時点)、できれば早めに到着し、余裕をもって試験に挑めるようにしましょう

また、多くの場合は慣れない会場での受験となるため、事前に昼食を用意しておくといいでしょう。私は自分の通っている大学での受験となりましたが、コンビニまで昼食を買いに行く時間がもったいなかったので、事前に食事を用意しておきました。

午前試験と午後試験の間は1時間。十分に学習を進めていれば、午前試験については見直し含めて2時間あれば十分だと思います。早めに退室し、午後試験の対策に時間をあてたいところです。

試験時間だけでも合計で5時間の長丁場ですので、集中力が途切れないように注意しましょう

解答速報

IPAが発表する「過去問題(問題冊子・配点割合・解答例・採点講評)」で、解答速報は、基本的に当日中に発表されます。詳細な解答発表スケジュールについては変更される可能性がありますので、IPAのホームページを確認いただければと思います。

合格発表

合格発表は、受験日の概ね1カ月後になります。

切り取って保管してある「受験票①」に記載されている受験番号から、合格者の番号との照合ができるかと思います。

万が一、控えをなくしてしまった場合は、IPAへ受験番号やパスワードの調査依頼をすることが可能です。調査依頼には可能な期間があり(概ね合格発表から4ヶ月)、調査には1週間ほどかかりますので、紛失してしまった場合は早めに申請を行った方がいいでしょう。

合格証書の受け取り

合格証書の発送は、合格発表から2週間程度後になります。詳細な日程については、IPAのホームページ上で公表されています。

合格証書については、再発行は不可となりますので、大切に保管しましょう。万が一、紛失してしまった場合は「合格証明書」の発行であれば可能です。合格証明書については、申請書の到着後、入金が確認されてから1週間ほどで発送となります。

詳細や申請書については、以下のIPAのホームページをご確認ください。

履歴書の書き方

基本情報技術者試験に合格したら、就職活動や転職活動で履歴書に記載して利用しましょう。

「平成●年●月●日 基本情報技術者試験 合格」のように記載すれば問題ありません。合格した年月日については、別途記載する欄があれば、そちらに記載するといいでしょう。

ちなみに、上位の資格である「応用情報技術者試験」について合格している場合、両方記載した方が親切です

私は上位の「応用情報技術者試験」のみ記載したところ「基本情報技術者試験は受験しなかったの?」と質問されました。応用情報技術者試験に合格しているため記載しなかったと回答いたしましたが、相手に尋ねられない可能性もあるため、両方記載した方が確実です。

ただし、履歴書が会社指定のものになっている場合、資格を書ききれない可能性もありますので、その場合は上位の資格のみ記載した方が効果的です。

調査から合格までに使う時間は、20~260時間ほど

基本情報技術者試験は、IT関連の知識の量によって、合格までにかかる時間が大幅にかわる試験です。

「次回の試験で確実に合格したい」という人と、「合格出来たらラッキー。2年後までには合格しておきたい」という人では、当然受験までの勉強量も異なってきます

今回の記事の内容をまとめると、早い人ではわずか20時間。じっくり取り組んだとしても260時間程度で事前調査から合格を目指せるという結論になりますが、確実な合格を目指すのであれば、1年程度の経験者で100時間、完全な未経験なら200時間は確保したいところです。