【2019年版】基本情報技術者試験の午前免除講座を徹底比較!おすすめの講座はここ!

7月 30, 2020基本情報技術者試験

基本情報技術者試験の午前試験は、概ね合格率40~50%台。難しくはありませんが、必ずしも簡単とまでは言えません。

そんな基本情報技術者試験の午前試験を免除できる制度は、直前の学習を午後試験対策に集中することができるため、人によっては利用価値のある制度だと思います。

今回は「基本情報技術者試験の午前試験を免除できる講座」について、一般の人でも受講可能な講座をピックアップし、比較してみたいと思います。

そもそも午前免除の制度とは?

午前免除の制度を利用するためには、以下の2点が必要となります。

  • 認定された講座を受講する
  • 修了試験に合格する

講座の受講と修了試験に突破することにより、本番の基本情報技術者試験で、午前試験を免除してもらうことが可能です

試験制度、メリット・デメリットについては、こちらの記事で詳細に解説していますので、参考にしていただければと思います。

また、制度については変更の可能性がありますので、最新の情報についてはIPAのホームページもご確認ください。

【2019年版】午前試験免除講座の比較

午前試験免除の講座について、実際に確認してみました(大学・専門学校などで実施されているものは除きます)。内容は2019年3月22日時点のものです。

情報は常に変更される可能性があるため、詳細についてはな情報についてはそれぞれのスクールへ資料請求・お問い合わせいただければと思います。

資格の大原

講座の基本情報

  • 学習スタイル:書籍とWeb通信
  • 費用:27,000円(税込)
  • 標準学習期間:3~4ヶ月
  • 講義配信時期:試験の5ヶ月程前から
  • 修了試験の合格率:79.8%(2018年10月受験対策 認定対象コース生)

誰でも知ってる大手の資格スクールです。学習のフローは以下のとおりです。

  1. テキスト(1冊)・演習ドリル(1冊)による学習 …… 映像解説なし
  2. 習熟度確認テストWebテスト 6回 …… 映像解説付き
  3. 修了試験 直前対策 2回 …… 映像解説付き

まずはテキストを使っての学習を行い、その上でWebテスト、試験用の対策という流れになります。

標準学習期間は一応3~4ヶ月と設定されていますが、試験の難易度はそれほど高くありませんので、集中して勉強できれば短期での合格も十分目指せるかと思います。

ただし、既定の学習時間(2020年春期までなら68時間)をこなすことが免除の要件となります。また、修了試験の申込は修了試験の1ヶ月以上前に終了してしまうため、その点の注意は必要です

ちなみに午前試験免除の講座に加え、「午後試験対策」「アルゴリズム・プログラミングの個別講座」「模擬試験」まで含んだ総合コースもありますが、費用は94,000円と高額になってしまうため、会社からのバックアップがない限り、このコースはおすすめしません。

資格の大原の圧倒的な強みは豊富な受験会場です。

他の講座では、5前後の会場となっていますが、資格の大原では

札幌校/函館校/盛岡校/東京水道橋校/池袋校/町田校/立川校/横浜校/津田沼校/柏校/水戸校/大宮校/宇都宮校/高崎校/甲府校/長野校/松本校/静岡校/名古屋校/金沢校/福井校/難波校/神戸校/京都校/和歌山校/姫路校/福岡校/小倉校/大分校/熊本校

と、多くの会場が用意されています。「午前免除の制度を利用したいけど、近くに会場がない…」という人は、資格の大原を利用すれば、受験会場が見つかるかもしれません

iTEC

講座の基本情報

  • 学習スタイル:書籍とWeb通信
  • 費用:23,600円(税込)
  • 講義配信時期:試験の5ヶ月程前から
  • 修了試験の合格率:86.2%(17年春期試験向けコースより)

iTECといえば、情報処理技術者試験の参考書では有名かと思います(私も応用情報技術者試験、情報セキュリティスペシャリスト試験でお世話になりました)。合格率についても86.2%とかなり高い数値を誇っています

また、午前試験と午後試験をまとめた対策コースが43,040円と比較的安いところも魅力の一つです。

試験会場としては

  • 東京会場(東京都港区高輪3丁目13-1)
  • 大阪会場(大阪府大阪市中央区久太郎町3-5-19)
  • 名古屋会場(名古屋市中村区名駅三丁目16番22号)
  • 仙台会場(宮城県仙台市青葉区一番町2-5-1大一野村ビル)
  • 福岡会場(福岡市博多区博多駅東1丁目16-14)

と、限られてしまいますが、近くに会場がある場合は、利用価値のある講座だと思います。

独習ゼミ

講座の基本情報

  • 学習スタイル:書籍とWeb通信
  • 費用:26,784円(税込)
  • 修了試験の合格率:84%(実施年度は不明)

独習ゼミの講座の特徴としては「成績管理」や「スケジュール機能」があるところが上げられます。スケジュール機能では、各章の合格スケジュールを設定でき、遅延時にはメール通知してくれるため、学習進捗の管理が行いやすくなります。

また、午前試験と午後試験をまとめた対策コースが42,984円も比較的安く確実な合格を目指すのであれば、利用する価値はあります。

試験会場は以下の通りです。

■札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡

Biz Learn

講座の基本情報

  • 学習スタイル:eラーニング(オンライン講座)
  • 費用:35,640円(税込)※料金は午後対策込み

なんと午後試験の対策まで入って35,640円です。しかも、本番の試験半年程度前までの申込であれば、20%OFFの早割を実施していることがあるため、格安で午前試験免除と午後試験対策が実施できます(2019年秋試験対策の場合、早割適用で28,512円)。

最大の欠点は、修了試験の会場が東京都内に限られてしまうところ。コスト削減のためだとは思いますが、東京の会場を利用できない人の場合、午前免除のメリットが受けられない講座となっています。

首都圏在住で午後試験対策+午前試験免除を考えている人であれば、検討の余地があると言えるでしょう。

午前試験免除を少しでも安くする方法

各種割引き制度を利用する

基本情報技術者試験の講座であれば、以下のような割引きが利用できる可能性があります。

利用できる可能性がある割引き

  • 早割(本番試験の半年以上前のことが多い)
  • 大学生協を使った割引き(講座を開いている会社との提携がある場合)
  • ステップアップ割引き(同じスクールでITパスポート試験に合格している場合など)
  • 再受験割引き(一度同じスクールで受験し、失敗している場合など)


実際に利用できるかは、それぞれのスクールで異なります。資料請求などを行って詳細を確認してみるといいでしょう。

教育訓練給付制度を利用する

これはあまりおすすめしませんが、教育訓練給付制度を利用して、入学金および受講料の20%を支給して貰うという方法もあります。

「教育訓練給付制度」と聞くと、「教育訓練を受けている人用の制度?」と思われるかもしれませんが、普通の会社員でも条件次第で利用可能です*1。

この制度を私がおすすめしない理由は、「基本情報技術者試験は、ステップアップ中の人がとる資格」だからです

教育訓練給付制度には「一度利用すると3年間は利用できない」という欠点があります(2019年3月時点)。よって、3年以内に更に高額の講座を利用する可能性がある場合は、利用を避けるべきです。基本情報技術者試験には、応用情報技術者試験という上位の資格があり、応用情報技術者試験の上にもまた試験が存在します。

「教育訓練給付制度」の利用資格や必要な条件については、下記のサイトがわかりやすく解説していますので、参考にして頂ければと思います。

*1 教育訓練給付制度は、「雇用保険に加入していた・している」が利用条件となるため、公務員や自営業の方は利用できません。

どの講座で午前試験を免除するべき?

午前試験の免除のみが目的の場合、価格の内容や合格率に大きな差はないかと思います

公表されている合格率だけで選ぶなら「iTEC」の講座となりますが、それほど難しい試験ではないため、利用できる最寄りの試験会場から判断していいでしょう

一方、午後試験の対策も含めた場合「Biz Learn」の講座が他の講座よりも圧倒的に安い料金設定となります。「東京の試験会場が使えて、午後試験対策もしたい人は、Biz Learn」となるでしょう。