【体験記】神社検定3級に合格した際の勉強時間・勉強方法・教材について

歴史・文化系の検定

2022年6月26日に神社検定3級を受験し、無事合格しました

この記事では、神社検定3級の受験について、以下の内容を中心にまとめていきたいと思います。

  • 神社検定3級合格までの勉強時間
  • 神社検定3級で使った参考書
  • 神社検定3級勉強方法

神社検定3級、合格体験記のまとめ

合格体験記のまとめ

  • 合格までの勉強時間は24時間34分
  • 過去問の流用・類似問題が多い為、過去問演習が重要
  • テキストは基本的に2冊で、1冊は毎年変わる傾向
  • 類似の勉強では、仏教系の勉強が役に立った

では、詳細をまとめていきます。

受験前のスペック(第5回の過去問で61点)

簡単に受験前のスペックをまとめると、以下の通りです。

受験前のスペック

一言でまとめると「神社巡りしている人程ではないが、社会人平均より微妙に知識が多い」といったところだと思います。

ただし、やはり勉強無しで合格できる程ではなく、学習初期に実力診断で挑んだ過去問は61点。合格ラインの70点には届きませんでした

参拝の作法は曖昧で「参道の中央は通ってはいけない」くらいはわかっていますが「二礼二拍手一礼」などは回数がうろ覚えでした。

一方、歴史や仏教の勉強をしていたおかげで、仏教と神道の関わりなどは、ほぼ全て勉強不要で正解できる状態でした。

神社検定3級合格までの勉強時間

神社検定3級合格までの勉強時間は24時間34分となりました(試験用の勉強時間のみ。歴史や仏教の過去の学習は含みません)。

以前に神社検定3級の勉強時間を調べた際、合格まで1カ月くらいという意見が中心だったので、1日1時間として、おおむね妥当な時間かなと思います。

教材ごとの勉強時間は以下の通りです(画像は週毎の勉強時間)。

神社検定3級の教材ごとの勉強時間

24時間34分の内、約2時間の『聴く歴史・古代』については、公式の教材ではなく、正直あまり点数には直結しませんでしたが、聞き流しで学習ができました。

また、来年に2級を受験する事も考え、学習は意図的にテキスト多めとしたので、合格優先であれば効率的ではなかったと思います。また、点数は88点で余裕を持った合格になった事からも、合格優先で最低限度の学習で進めた場合は、未経験からで20時間未満の合格も狙えるのではないかと思います。

神社検定3級で実際に利用した教材

利用するなら、電子書籍版がオススメ

神社検定では、以下の理由により紙の書籍よりも電子書籍版の方がオススメです。

神社検定で電子書籍版がおすすめの理由

  • Kindle Unlimitedで無料で読めるものが多い
  • 有料の物も、紙の書籍より安い(中古も少ない為)
  • 過去問にテキストを同時に開いて、対応付けさせやすい

まず、なんといても電子書籍版は価格が安いです。Kindle Unlimitedで無料のものも多く、私が利用した際は、過去問の9冊中4冊、テキストの11冊中4冊が無料となっていました。また、割引キャンペーンや、そもそも紙よりも料金設定が安い電子書籍もあります。

また、神社検定の過去問には公式テキストの参考ページの記載があります。その為、出題実績がある内容の対応付けを行うのであれば、過去問とテキストをそれぞれ別の端末で開き、電子書籍のマーカー機能などを利用すると効率的に学習できます

神社検定 公式テキスト1  神社のいろは

神社の参拝方法、お祭り、歴史など、幅広く扱っているテキストで、一応2級・3級用となっています。

内容は基礎的なものが中心なので、神社について学んだことが無くても、歴史の知識やテレビで見た知識だけで、理解しやすい内容かと思います。

ちなみに、私が学習した時点ではKindle Unlimitedで無料で読める状態でした。

3級の出題範囲は、毎年のように半分以上がこの『神社のいろは』からの出題です。2級以降の学習の基礎にもなりますので、しっかり学んでおきましょう。

神社検定 公式テキスト9 神話のおへそ『古語拾遺』編

古語拾遺(こごしゅうい)』という平安時代にまとめられた神道の資料に関するテキストです。

より正確には「第一章「初級編」『古語拾遺』を読む」の部分が出題範囲となっており、第10回はここからの出題が約30%、第5回でも50%がここから出題されました。

内容としては、神々の誕生神話から、757年(天平宝字1)の時代までのことが中心となります。

神社検定 問題と解説

神社検定の過去問です。

神社検定3級は、過去問流用や類似問題が非常に多いので、過去問演習は合格までの最短ルートです。理解度チェックの為にも、早めに取り組んでおきましょう。

私が勉強した際は、古い過去問についてはKindle Unlimitedで無料で読める対象になっていました

利用上の問題点は、毎回出題範囲が変更される事。『神社のいろは』からの出題は毎回実施されますが、その他のテキストが毎年1冊指定されるため、そのテキストについては利用できる過去問が限られてしまいます

私の場合公式テキスト9 神話のおへそ『古語拾遺』編』が出題範囲だったため、範囲が被った第5回の過去問だけは購入しました。その他については『神社のいろは』対策で、無料で使える古い過去問のみで学習を進めました。

神社検定3級の勉強方法

まずは実力診断

まずは「出題される難易度と自分の実力を診断」する目的で、過去問に挑むことをオススメします。

過去問の対象は、出題範囲が被っているものを選びましょう(私の場合、第5回の過去問でした)。

私の結果は61点。合格ラインが70点なので、最低9点は上げる必要がありました。

狒々山
狒々山
3は合格ラインが70点以上ですが、70点以上の人が全体の70%に届かない場合は上位70%の人が合格になります。ただし、基本的に過去の合格率は70%以上で推移しています。

過去問を解きつつ、テキストにマーカーを入れる

私の場合、事前知識が少ない為、最初からテキストを読んでも頭に入りにくいと判断し「過去問演習をしながら暗記する」方針にしました。

大雑把な流れを書くと、以下の通りです。

過去問演習の方法

  • 手順1:タブレットで過去問を開き、演習していく
  • 手順2:分からない内容は、PCでテキストを表示し、マーカーを入れていく
  • 手順3:過去問を解いた際の正誤をノートにメモして、前回正解した問題は飛ばす(間違いに集中するため)
  • 手順4:①~③を繰り返し、過去問を正解率9割(飛ばした問題は正解した前提とする)まで仕上げる

私の場合はタブレットで過去問を開き、PCでテキストを開いていましたが、両方スマホでも構いません。自分の環境に合わせて使いやすいものを使いましょう。

ただし、過去問の『神社のいろは』の範囲についてはどの過去問も利用可能ですが、その他の出題範囲は同じ範囲が出題されている過去問を利用する必要があります

私の場合は『神社検定 公式テキスト9 神話のおへそ『古語拾遺』編』が出題範囲になっていた『第5回 神社検定 問題と解説』を最初に利用し、その後にKindle Unlimitedで無料になっていた古い過去問を利用しました。

狒々山
狒々山
テキストへのマーカーの引きやすさを考えても、神社検定は紙の書籍よりKindle版の方がオススメです。また、過去問にはテキストの参照ページが記載されている為、かなり短時間でマーカーを引いていくことができます。

机で集中しにくい時間で、テキストを読む

先にマーカーで線を入れておいたテキストについては、「移動時間」「待ち時間」「疲れた時間」など「机で集中しにくい時間」を利用して読み進めます

何故かといえば、「過去問を解きつつ、結果をノートに記載して、テキストにマーカーを……」とやるには、机などスペースを確保して勉強できる必要があるからです。

一方、「夜疲れた時間で、ベッドでゴロゴロしたい」とか「電車で移動中」といった時間を勉強に活用したい方も多いかと思いますそういったタイミングでは、先にマーカーで印をつけておいたテキストを読んでインプットのみに集中するのがおすすめです。

テキストを効果的に利用するためにも、早い段階で過去問演習とテキストへのマーカーの書き込みを実施することをオススメします。

合格優先なら過去問中心。ただし、テキストの1冊は過去問が少ないので注意

最後に、合格優先の学習方法であれば、過去問中心の学習をオススメします

繰り返しになりますが、神社検定3級は、過去問からの流用・類似問題の出題が非常に多いです。

仮に、Kindle Unlimitedで無料になっている範囲を全て解いた場合、『神社検定 公式テキスト1 神社のいろは』から出題される問題の大半が、類似・流用である事に気付くと思います。

ですので、『神社検定 公式テキスト1 神社のいろは』については、無理にテキストを深く読み込むよりも、過去問演習でわからない問題に集中していった方が、合格優先の場合は有効です。

ただし、毎年もう一冊のテキストは入れ替わります。そちらのテキストについては過去問が少ない分、テキストでのカバーが必要になります。

狒々山
狒々山
事前に各テキストからの出題割合が公式で公表されます。『神社のいろは』からの出題の割合が多いのであれば、あえてもう一冊のテキストは勉強を少なめにする戦略もアリです。

実際に受験した感想・結果

神社検定3級合格までの費用

最終的な費用は、以下のようになりました。

神社検定3級の費用

合計7,428円。交通費もかかっていない為、全体としては比較的安い試験となりました

第5回の過去問については、購入しない方が安く済ませることはできたと思いますが、出題範囲が完全に一致している過去問だったので、保険として購入するのは個人的にはアリかなと思いました(2級以降で活用できる可能性もあるので)。

試験当日の状況

試験当日は、前日遅くまで釣りで外出していたため、疲労がたまった状態でした。

幸い、神社検定はオンライン受験ができるため、家でゆっくり過ごして、お昼過ぎからの受験となりました。

試験の結果

試験の結果は以下の通りとなりました。

所要時間25分40秒で、64分20秒余りました。また、やはり過去問で対策を打ちやすかった『神社のいろは』の方が正解率高めという結果になりました。

そもそも「神社検定」とは?

神社検定の概要や、想定される難易度・勉強時間については、以下の記事にまとめてあります。興味上がる方の参考にしていただければ幸いです。