【体験記】秘書検定2級に合格した際の勉強時間・勉強方法・教材について

ビジネス系検定

2021年11月14日、秘書検定2級を受験し、無事合格しました。

秘書検定1級の合格証
他のビジネス系検定と合格証のデザインが違い驚きました

この記事では、以下についてまとめたいと思います。

  • 秘書検定2級に合格するまでにかかった勉強時間
  • 秘書検定2級に挑んだ際の勉強方法・参考書
  • 秘書検定2級の概要

サービス接遇検定2級、合格体験記のまとめ

サービス接遇検定2級 まとめ

  • 勉強時間は3時間55分
  • 合格だけなら、問題集だけでも簡単
  • 【オンスク.JP】の教材で合格できたが、公式問題集の方が安全な印象記述問題に弱くなるので、「実技」分野で点が取れない
  • ビジネス系検定2級は全て受験したが、一番難しい手応え(合格率も一番低い)
  • ビジネス系検定は、合格だけではあまり意味が無い?

受験前のスペック

私の勉強開始前のスペック(経歴)は以下の通りです。

勉強開始前のスペック

 

  • 2008~11年度:大学でIT関連を学習。アルバイトはスーパーで1年、大学の実験補助で1年。
  • 2016年2月~2021年7月:卒業後、4年弱別業界で仕事し、結局、IT業界に就職。内容はネットワークの保守・運用
  • 2021年8月:ニート(次の仕事に向けて勉強中ではある)
  • 関連しそうな資格で持っているのは、ビジネス文書検定2級(2016年合格)、ビジネス能力検定2級(2017年合格)、ビジネス実務マナー検定2級(2021年合格)、サービス接遇検定2級(2021年合格)

まず、私は「秘書」ではありません。また、社内での調整業務ほとんど経験ゼロ。5年半IT企業に勤めていましたが、なんと、会議の経験すら1度もないありまさまでした(もはやバイトですね……)。

ただ、そもそも秘書検定は「秘書だけが必要とされる能力」でない知識で解ける問題も多いです。実際、記述問題には「ビジネス実務マナー検定2級」と「サービス接遇検定2級」の知識で解ける問題もありました

そういった意味で、バイトしかやったことのない学生よりは、比較的有利な状況から勉強をスタートできたと言えます。

秘書検定2級合格までの勉強時間は、4時間8分

勉強時間は4時間8分になりました(Studyplusで計測)。

秘書検定2級の勉強時間

勉強期間は11月13日~11月14日の2日間です。

同じビジネス系検定ビジネス実務マナー技能検定2級を受験したときは勉強時間が2時間38分サービス接遇検定2級を受験した時は勉強時間が3時間55分だったので、少な目の勉強時間でも余裕だろうと判断しました。

ただ、それ以上に「利用したオンスクの問題集が、4時間程度で勉強すべきことが無くなった」というのが一番の原因です。

狒々山
狒々山
選択式の問題については8割以上の正解率だったため、良く言えば「合格に最低限の問題を厳選している」とは言えます。ただ、記述問題にはほぼ関係なかった手応えですので、確実な合格には公式の過去問題集を利用した方が良かったかなという印象です。

秘書検定2級で実際に利用した教材

秘書検定2級講座 – オンスク.JP



今回は、オンスクの「秘書検定2級講座」を利用しました(プランは「ウケホーダイ」の「スタンダード」)。

オンスクを教材として利用した理由は、以下の通りです。

教材の選定理由

  • オンスクの1カ月分の料金で、色々資格を取ってみたかったから
  • オンスクで複数の資格を取る予定だったので、まとめると教材費が安い(資格1つ辺り300円未満
  • そもそもオンスクがどのくらい使いやすいか? 試してみたかったから

最大の理由は「オンスクを使って1カ月で資格を色々取ってみよう」というもの。これ、11月に受験した他の6つの試験と同じです(歴史検定のみ別)。

オンスクの秘書検定2級講座の感想

正直に言うと、合格に十分な内容であったかは若干の疑問が残る内容でした(2021年11月時点)。

少なくとも、問題集が記述問題の出題傾向にほとんど対応しておらず、自分が受験した際は「ビジネスにおける言葉遣い」が活用できた程度です。

更に、記述問題は全て「実技」の範囲からの出題になる為、いくら前半の「理論」で点数が取れても、記述問題で点が取れないと不合格になる可能性が高くなります(事実、私は理論は約92%、実技は推定約68%というアンバランスな結果)。

確実な合格を目指したい場合、やはり公式の過去問題集を購入しておいたが安全かと思います。

狒々山
狒々山
秘書検定2級のみを受験する場合、公式問題集を購入した方が、新品でも安くなることもあります(プランにもよります)。オンスクについては、記述問題に特化した独自問題を準備して欲しいところです。

秘書検定2級の勉強方法

ひたすら問題演習だけです。ビジネス系検定の中では難易度が高いとはいえ、結局は「比較的簡単な試験」なので、特別な順序は必要ありません。

ちなみに、公式問題集を買っても同じ勉強方法になります(オンスクの問題集も過去問なので)。

基本的には、以下の流れで演習を繰り返すといいでしょう。

  1. 最初に全ての問題を1周行う
  2. 1周目で間違えた問題と、危なかった問題を繰り返す

出題範囲に対する判断(念のため実技を重視するのはアリ)

主題範囲は大きく分けて「理論」と「実技」に別れます(更に細分化できますが、それはあまり勉強方法に関係ないので後述します)。

「理論」と「実技」の2分野で、両方とも6割の正解率が合格に必要なため、苦手な分野が偏っている場合は重点的な対策が必要にはなります。が、そもそも勉強量少な目で合格できるので、10時間も問題集に取り組めば苦手分野は自然に消えると思います。

ただし、記述問題は全て実技分野の出題となります。記述問題が心配な場合は(2021年11月時点のオンスクだと記述問題が手薄になる)、実技の問題についてより念入りに対策しておくといいでしょう。

試験当日

試験前(色彩検定3級→秘書検定2級)

試験会場は横浜。以前に情報セキュリティマネジメント試験で利用したKDX横浜ビルが受験会場でした。

KDX横浜ビル

受験票には「ウィルキャリアサポートセンター・横浜」となっていましたが、そこは会場ではなく(間違えて来てる人が多そうでした……)、地下に受験会場が用意されていました。

秘書技能検定試験会場

受験者は予想外に9割以上が女性。偶然かもしれませんが、きもの文化検定4級を受験した時と同じくらいに場違いな雰囲気での受験となりました。

14:50~17:00頃 試験前の解説~試験本番~終了

試験前に10分ほど試験に関する注意があります。これは他のビジネス系検定と同様。

試験時間は14:50~17:00。前回受験したビジネス系検定のサービス接遇検定2級とくらべて、20分長いです。

しかし、やはり試験時間があまり、15:45には見直しも含めて終了。退出可能になりしだい、帰宅しました。

試験の結果(点数)

無事合格ですが、正確な点数は公表されませんでした

私の自己採点では、選択式のみの理論は13問中12問正解で、正解率は約92%です。

一方、実技については選択式で18問中13問正解。記述問題を仮に記述箇所だけ採点対象と考え、全部で14問とすると、厳しく採点して14問中9問正解。合わせると32問中22問正解で、正解率は約68.7%です。

ただ、正確な配点などは不明なので、いったい何点満点中の何点だったのかは不明のままです。

そもそも秘書検定とは?

最後に「秘書検定」について、概要をまとめておきます。実際に受験する際は、公式で最新情報の確認をお願いします。

秘書検定の正式な名称

「秘書検定」として有名な資格ですが、正式名称は「秘書技能検定」です。

ただし、公式でも略称である「秘書検定」が多用されているため、基本的には「秘書検定」の記述で問題ありません。ただし、履歴書に記載する際は「文部科学省後援 秘書技能検定試験」とするように公式に記載されています。

ちなみに、秘書検定以外のビジネス系検定も、略称と正式名称が別れ、以下のようになっています

  • 略称:サービス接遇検定 → 正式名称:サービス接遇実務検定
  • 略称:ビジネス文書検定 → 正式名称:ビジネス文書技能検定
  • 略称:ビジネス実務マナー検定 → 正式名称:ビジネス実務マナー技能検定

秘書検定の試験日・受験費用・合格率

  • 試験日:年に3回。2月、6月、11月(2月は2、3級のみ)
  • 受験費用:6,500円(1級)、5,300円(準1級)、4,100円(2級)、2,800円(3級)
  • 合格率:25.7%(1級)、39.0%(準1級)、54.6%(2級)、70.2%(3級)(第124回)

申込みができるのは、概ね2~1カ月程前の期間となっています。勉強時間は少なくても合格可能ですが、申込み締め切りには注意しましょう。

秘書検定2級の受験資格と試験の方式

受験資格はありません。これは他の級も同様です。

2級の試験は筆記試験です。第125回(令和3年11月)時点では、五肢択一が31問、記述問題が4問(1問に対して複数回答)となっていました。試験時間は110分です(内10分が説明)準1級以上になると面接試験がありますので、そのための対策も必要になります。

秘書検定2級の出題分野は、理論と実技の2つに別れ、更にその内容が細分化されます。合格基準は理論・論理でそれぞれ60%以上の正解です。

秘書検定2級の出題分野

  • 理論:必要とされる資質
  • 理論:職務知識
  • 理論:一般知識
  • 実技:マナー・接遇
  • 実技:技能

細分化した分野の数では理論の方が多いですが、実際の出題の中心は実技側になります。また、記述問題が実技になっているため、実技が合否をわけると考えていいでしょう。

秘書検定2級の難易度

ビジネス系検定の2級の中では最も難しい試験という手ごたえでした。

他のビジネス系検定は「常識で解ける」という選択問題が多いのですが、秘書検定は「2つくらいには絞り込めるが、そこから先がどちらとも言いにくい」という出題が多かった印象でした。

合格率で比較しても、他のビジネス系の2級が概ね65%前後が多い(サービス接遇検定に至っては80%程度)の中、合格率55%とやや低めです。

サービス接遇検定、ビジネス実務マナー検定との違い

公益財団法人 実務技能検定協会が主催する「ビジネス系検定」にある、「サービス接遇検定」や「ビジネス実務マナー検定」でも、似たような出題内容は登場します。

一応、秘書検定はその名の通り「秘書としての判断」が問われるのですが、記述問題などは他の試験での学習した内容が出てきましたので、多少は他の試験と内容が被ると考えてOKです。

出題内容の簡単な比較は、「ビジネス実務マナー検定」の記事にまとめましたので、気になる方は参考にしていただければ幸いです。

合格後のメリット・履歴書への書き方

履歴書には「文部科学省後援 秘書技能検定試験」と記載するよう、公式の「閲覧件数の多いご質問」に掲載されています。

2級以上に合格した場合は、日本秘書クラブに入ることもできます(ビジネス電話の知識A級かその他のビジネス系検定の2級も同様)。