当ブログの記事には広告が含まれます

Excel VBA スタンダードの暗記項目まとめ【第五章 ワークシート関数の利用】

6月 22, 2020Excel VBA スタンダード

この記事では、VBAエキスパートの「Excel VBA スタンダード」の受験用に、暗記すべき項目について、公式の試験範囲の第五章をまとめました

とくに暗記すべきところは「太文字」や「」でまとめてあります。とくにステートメントやメソッド、プロパティについては、記述できるレベルまで仕上げておくことをおすすめします。

この記事では暗記を優先するため、解説をできるだけ省いています。学習未経験の人は、Excel VBA スタンダードの公式テキストなどで試験範囲の内容に目を通してからの利用を推奨します。

また、公式テキストに掲載されていないなど、試験に出る可能性の低い内容の解説は、基本的に割愛しています。

スポンサーリンク

Excel VBA スタンダード 第五章 ワークシート関数の利用(2019年5月改訂で追加)

5.1 WorksheetFunctionoオブジェクト(2019年5月改訂で追加)

WorksheetFunctionの使い方

ワークシート関数を使う場合、WorksheetFunctionオブジェクトのメソッドとして呼び出します。具体的には「WorksheetFunction.関数名(引数)」の形です。

WorksheetFunctionの関数

Excel VBA スタンダード試験で問われる関数をまとめておきます。可能であれば、細かな使い方も暗記しておいた方がいいですが、試験対策としては最低でも関数名部分を書けるようにしておきましょう

Excel VBA スタンダード試験で問われる関数

  • SUM関数(指定した範囲の数値を合計します)
    形式:WorksheetFunction.Sum(合計対象範囲)
    使用例:WorksheetFunction.Sum(Range(“A1:A10"))
  • COUNTIF関数(指定した条件のセルをカウントします)
    形式:WorksheetFunction.CountIf(カウントする範囲, 条件)
    使用例:WorksheetFunction.CountIf(Range(“A1:A10"), “マントヒヒ")
  • SUMIF関数(指定した条件にあてはまる指定した範囲の数値を合計します)
    形式:WorksheetFunction.SumIf(検索範囲, 条件, 合計範囲)
    使用例:WorksheetFunction.SumIf(Range(“A1:A10"), “マントヒヒ", Range(“B1:B10"))
  • LARGE関数(複数数値の中から、大きい順で指定した順位の数値を返します)
    形式:WorksheetFunction.Large(検索範囲, 順位)
    使用例:WorksheetFunction.Large(Range(“A1:A10"), 3)
  • SMALL関数(複数数値の中から、小さい順で指定した順位の数値を返します)
    形式:WorksheetFunction.Small(検索範囲, 順位)
    使用例:WorksheetFunction.Small(Range(“A1:A10"), 3)
  • VLOOKUP関数(表の左端を検索し、見つかった行の指定した列値を返します)
    形式:WorksheetFunction.Vlookup(検索値, 検索範囲, 列番号, 検索の方法)
    使用例:WorksheetFunction.Vlookup(“マントヒヒ", Range(“A1:A10"), 3, False)
    ※検索の方法がFalseなら完全一致、Trueか省略の場合は近似値を含めた検索になります
  • MATCH関数(検索した値が、指定した範囲の何番目にあるかを返します)
    形式:WorksheetFunction.Match(検索値, 検索範囲, 検索の方法)
    使用例:WorksheetFunction.Match(“マントヒヒ", Range(“A1:A10"), 0)
  • INDEX関数(指定した範囲の中から、指定した順番で登場する値を返します)
    形式:WorksheetFunction.Index(検索範囲, 順位)
    使用例:WorksheetFunction.Index(Range(“A1:A10"), 3)
  • EOMONTH関数(任意の日付の何カ月前・後の最後の日を返します)
    形式:WorksheetFunction.EoMonth(任意の日付, 何カ月前・後の指定)
    使用例:WorksheetFunction.EoMonth(“2020/6/22", 2)
    ※使用例をMsgBoxで実行する場合は、Format関数で日付の書式にする必要があります

MATCH関数とINDEX関数は、公式テキストで組み合わせの例が紹介されています。INDEX関数の順位として、MATCH関数の値を利用する方法を把握しておくといいでしょう。

また、EOMONTH関数と合わせて、DateSerial関数が公式テキストで登場しますので、覚えておくといいでしょう(DateSerial関数は、ワークシート関数ではありません)。

DateSerial関数(3つの値を組み合わせて、日付を返す)
形式:DateSerial(年, 月, 日)
使用例:DateSerial(2020, 6 ,17)

 


<<第四章 ファイルの操作へ | 第六章 セルの検索とオートフィルターの操作へ>>


Excel VBA スタンダードの暗記項目まとめ一覧へ

6月 22, 2020Excel VBA スタンダード