マスクの紐で耳が痛い!裁縫不要、ダイソー商品330円以下、10分で作れるバンドで対策!

5月 6, 2020コラム

新型コロナウイルスにより、仕事でマスク着用が義務化。そんなわけで、毎日マスクをつけていたら、耳が痛くなってきました

ということで、マスク用のバンドを作ってみました。

今回は、ダイソー商品330円、10分で作れる裁縫不要のマスク用バンドの作り方を紹介します。

ここで紹介しているバンドは、成人男性が首の後ろから後頭部までの位置で固定できる長さのバンドとなっています。

女性向け、子供用の場合は、サイズが小さくなると思いますので、適宜調整するようにお願いします。

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マスク用バンド作成で、ダイソーで購入した商品

購入した商品

  • Dカン・アジャスター(税込み110円。アジャスター1つとDカン1つで十分)
  • ライクラ織ゴム20mm(税込み110円。35cm程度でOK)
  • ピタッとゴムメーカー(税込み110円。裁縫やグルーガンで代用できる人は不要

上記、3つを利用して作成します。この他に裁縫用のハサミが必要になりますので、持っていない人は合わせて購入が必要です。また、ピタッとゴムメーカーに出っ張りができてしまった場合に備えて、できればやすりを用意しておいてください。

ピタッとゴムメーカーについては、ゴム紐を固定する目的で利用しますが、裁縫やグルーガンなどで代用できる人は不要です。今回は「ダイソーの商品で安く作る」という目的なので利用しますが、プラスチックパーツが肌に触れると、ややゴツゴツします。他の手段での固定も検討してみてください。

また、ゴム紐やピタッとゴムメーカーなど、購入の際はサイズや種類に注意して頂ければと思います(上記3つを組み合わせられるサイズにする必要があります)。

布マスクを利用している人は、洗濯も考えて複数枚マスクを持っていると思います。バンドを2つ作りたい場合は、ピタッとゴムメーカー(ゴム紐を挟んで留める商品)さえ追加で購入すれば、2つ作成できますので、バンド2つなら440円で作れます

耳の痛みも解消!10分でできるマスクバンドの作り方

手順1:ピタッとゴムメーカーを裁断する

裁縫やグルーガンなど、別の手段でゴム紐を固定できる人は、この手順は不要です。

まずは、ピタッとゴムメーカーを中央で裁断します。裁断前の状態がこちら。上の図を、下の図の赤い線に沿うように裁断していきます。裁縫用のハサミを使えば簡単に切断可能です。

切断後がこちら。

頭につけるものですので、裁断時に出っ張りができてしまった場合、やすりなどを使い、きれいに取り除きましょう。

手順2:マスクの片側にDカンを付け、ゴム紐を固定する

マスクの耳にかける紐部分とDカンを、短く切断したゴム紐5~6cm程度(バンド本体とは別のゴム紐となりますで巻くようにして輪を作り、折り返したゴム紐の先端をピタッとゴムメーカーで固定します。

この時、「マスクの紐→ピタッとゴムメーカー→Dカン」の順で並ぶように注意しましょう。「ピタッとゴムメーカー→マスクの紐→Dカン」の順番でもバンドとしては機能しますが、固定部品がバンドの逆側に出っ張ってしまいカッコ悪いです。

下の図の状態で、ピタッとゴムメーカーを閉じればOKです。

順番を間違えた例は下の図です(一度私は失敗しました…)。

注意点をまとめると、以下のとおりです。

手順2の注意点

  • ここで使うゴム紐は、Dカンの固定用の短い紐である(バンド本体とは別)
  • ゴム紐の先端が、マスクの紐とDカンの間に来るように調整し、そこをピタッとゴムメーカーで固定する

また、ピタッとゴムメーカーの閉じ方が弱い場合、強い引っ張りで簡単に外れてしまいます。閉じる際は、しっかり押し込むようにしましょう。

手順3:ゴム紐のアジャスター側を固定する

ゴム紐を30cm程度で切断し、ゴム紐の先端でアジャスターの中央の棒部分を巻くようにして、数センチ程度折り返します。

折り返したゴム紐と先端を、裁断しておいたピタッとゴムメーカーで固定します。

下の図の状態で、ピタッとゴムメーカーを閉じればOKです。ここでもゴム紐のねじれ、ピタッとゴムメーカーの押し込みには注意しましょう。

手順4:アジャスター部分にゴム紐を通す

アジャスター部分に紐を通します。普段裁縫をしていない私でも、手持ちのショルダーバッグを参考にしたら簡単にできましたので、難しくはないと思います。

念のため、手順を記載すると、以下の通りです。

まず、30cm程度に切断したゴム紐の先端(アジャスターに固定したものの逆側)を、手順2でマスクに取り付けたDカンに通します

次に、Dカンに通したゴム紐の先端を、下の図のようにアジャスターの片方の穴へ通します。この際、ゴム紐にねじれが生じないように注意しましょう。

アジャスターは外側と内側があるので、最初に穴に通すときは内側から通していきます。

最後に、アジャスターに通したゴム紐の先端を、逆側の穴へ外側から通します(下の図の通り)。

手順5:マスクのもう片側で、ゴム紐を固定して完成!

アジャスターに通したゴム紐の先端を、マスクのDカンを取り付けていない側の紐に通し、数センチ折り返します。

折り返した先端をピタッとゴムメーカーで固定します(下の図のような位置です)。この際、ゴム紐にねじれが生じていないか、再度注意しておきましょう。

固定したら、マスクバンドの完成です!

私が撮影しながら作成した際は(2回目の作成)、開始から9分で完成しました

考察1:Dカン部分を工夫すれば…

今回作成したマスクバンドの欠点は、着脱ができないことです。

この部分については、Dカンの部分を着脱可能なパーツにする、着脱可能なパーツに対してDカンを取り付けるなどで対応ができます(とくに直にマスクに取り付けたゴム紐側は、追加でパーツが必要)。

…が、作成時の私はそこまで考えておらず、着脱の必要もないので(2つバンドつきマスクを作ってしまったし、着脱に時間を使いたくない)そこまでの改良は加えませんでした。

また、Dカンやアジャスター部分をもっとおしゃれなものに変更して、ファッション性を高めるなど、改良してみるのも面白そうです。

考察2:ピタッとゴムメーカーを使わない固定について

「ピタッとゴムメーカー」は、あくまでゴム紐を固定することが目的なので、裁縫が得意な人はミシンなどを使って仕上げた方が、お金もかからずキレイに仕上げられるかと思います。

また、私の場合は裁縫は苦手ですが、自宅にあったグルーガンを利用して固定することができました(グルーガンはダイソーで220円。グルースティックが110円でした)。

ただし、ピタッとゴムメーカーを使わない場合、慣れていない人には固定が難しくなります。輪にしても固定しやすい程度に、ゴム紐を若干長めにすることをおすすめします。

考察3:おすすめの固定方法

今回、ゴム紐の固定に「ピタッとゴムメーカー」を利用する方法を紹介しましたが、これにはデメリットがいくつかあります

ピタッとゴムメーカーのデメリット

  • 大量生産に向かない(「ピタッとゴムメーカー」以外は、1つ買えば2つ分以上使える)
  • 強度がやや弱い(強く引っ張った時に一番破損しやすい箇所が「ピタッとゴムメーカー」
  • プラスチックパーツがごつごつする(肌が出ている部分に接触させたくない)

このことも考えると、固定方法が以下のように判断すると良いです。

おすすめの固定方法

  • ピタッとゴムメーカーのゴツゴツが気になる
    →裁縫やグルーガンなどで固定
  • 裁縫が得意
    →裁縫で固定
  • 大量生産する+裁縫は苦手
    →グルーガンで固定
  • 少量生産する+プラスチックパーツが気にならない
    →ピタッとゴムメーカーで固定

需要は発明・勉強の母である

勉強に関する私のブログ。なんでわざわざマスク用のバンドを紹介したかといえば

アイデアとちょっとした勉強で、素人でも色々できる!

ということ。

ノンプログラマー(大学で勉強した経験はありますが)だった私ですが、Excelのマクロ、Windowsコマンド(バッチファイル)、UWSCなどを活用し、ここ一年で自宅や職場で色々なものの効率化・自動化を進めてきました(今はPythonを勉強中)。

これらは全て「いつも忘れてしまうあれの通知ができれば…」「毎回やってる面倒なあの処理をやらなくてすめば…」といった「必要ではないけど、需要はあること」がもとになり、学習を進めて実現してきたものです。

また、最近では賞味期限切れのロールドオーツを大量消費するため、クッキー作りにも挑みました(料理もほぼ無縁)。

ロールドオーツを粉砕して小麦粉代わりにするという条件では、丁度いいレシピが見つかりませんでしたが、繰り返し改良を加えることで、他人に食べさせられる程度には、ロールドオーツクッキーが焼けるようになりました。

外出自粛が長引く今日この頃ですが、この機会に興味のあった分野を勉強して、知識やスキルを広げてみるのも良いのではないかと思います。

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