CCNP

CCNP Routing & Switching おすすめの参考書と学習サイト

この記事では、主に「CCNP Routing & Switching」の学習におすすめの参考書と学習サイトについて解説します。

狒々山
狒々山
CCNPの教材を探している人
・CCNPの受験を考えている人

の参考にしていただければ幸いです。

CCNP Routing & Switchingのおすすめの参考書

CCNPの参考書としては、主に「白本」と呼ばれる翔泳社の参考書と、「黒本」と呼ばれるインプレスの参考書があります。というより、ほぼこの2択となります。

公式からもCCNPのテキストは販売されていますが、英語となります。「CCIEも視野に入れているから、英語で学習したい」という人以外は、基本的に「白本」か「黒本」を選択することとなります。

翔泳社インプレスCisco Press
ROUTE
SWITCH
TSHOOTテキストなし

おすすめは翔泳社の「白本」です。黒本と比べると、以下2点の利点があります。

白本(翔泳社)のメリット

  • 解説がシンプルでわかりやすく、無駄がない
  • テキストと問題集が一緒になっているので、問題集を購入する費用が抑えられる

上記の理由もあり、CCNPにおいては「白本」の方が人気が高いです(CCNAは黒本の方が人気です)。

とくに、業務経験が数年あり、問題演習の量が少なくても問題ない人や、後述する「Ping-t」などのサイトで問題演習を別途行う人にとっては、白本が有効だと考えています。

一方「問題演習を多くこなしたい人」や、「テキストを読んだら、黒本の方が使いやすいと感じた人」は「黒本」を購入するといいでしょう。私はCCNAで黒本に慣れていましたので、黒本の問題集と、後述する「Ping-t」を利用して合格を目指しました。

ちなみに、黒本の問題集は以下のとおりです。

ROUTE
SWITCH
TSHOOT

テキストと問題集、両方にいえることですが、非常に分厚いところが欠点です。可能であれば電子書籍版で購入して、通勤時間などのスキマ時間を利用して学習をすすめるといいでしょう。

CCNP Routing & Switchingの学習サイト

Ping-t

CCNPを受験する人で「Ping-t」を利用する人はかなり多いです。CCNAの受験の段階から利用している人も多いので、CCNPを受験するのであれば、すでに知っている人が多いのではないかと思います。

私自身、問題演習をまず「Ping-t」で行い、解説が足りない部分は他のサイトで調べるという形で学習をすすめました。

CCNPの場合、学習コンテンツは有料となります。まだCCNAに合格していないのであれば、長めに登録して学習を行ったほうが、1ヶ月辺りの料金は低く抑えられますのでおすすめです。12ヶ月で6,800円、24ヶ月で9,800円程度です(2019年6月18日時点)。

合格を目指すのであれば、CCNPの問題を95%以上正解できるように勉強した上で、更に別の参考書なども利用することをおすすめします

Ping-t」だけ(参考の引用元を参照することを含む)でも合格ライン達する可能性はありますが、CCNPは合格点が非常に高いことから、「合格ラインギリギリ」程度の実力では、不合格になる可能性が十分にありえます。また、膨大な量の問題が収録されているPing-tではありますが、どうしても繰り返し解いていると「問題文に見慣れてしまう」という現象が発生してしまいます。まずは「Ping-t」を完璧にし、その上で別の参考書でも95%程度の点数がとれる状態を目指して勉強するといいでしょう。

ちなみに、「Ping-t」ではCCNA、CCNP以外にも、LPIC、LinuC、Oraclem Master、OSS-DBなども基礎レベルの学習ができます。ネットワークエンジニアとしては、LPIC、LinuCあたりは取得しておいて損はありませんので、別途学習に利用してみるといいでしょう。

CCNPイージス

CCNPイージス」は、CCNPのWeb版のテキストです。CCNPの受験で必要な知識は網羅されていますので、「問題集だけ購入して、解説のわかりにくいところ・理解が足りないところは、CCNPイージスで学習する」という方法でも、合格を目指すことは十分可能です(私が実際に行った学習方法です)。

無料で利用できますし、スマホや会社のPCでも利用できますので、空いた時間で学習を進めるには最適です。スキマ時間を利用して、積極的に学習を行うといいでしょう。

ネットワークエンジニアとして

ネットワークエンジニアとして」というタイトル通り、ネットワークエンジニアとして身につけるべき知識が非常に広範囲について掲載されています

先ほど紹介したら「CCNPイージス」もこちらのサイトの一部です。ネットワークの知識が基礎から幅広く学習できますので、ネットワークエンジニアとして働いていれば、ほぼ確実に遭遇するサイトと言えます(おそらく、最初の1ヶ月以内に遭遇します)。

学習中にわからない知識や、興味を持った関連知識などを学習する際に役立ててみるといいでしょう。

公式の試験チュートリアル

公式の「認定試験リスト」から、受験対象の「試験番号」を選択すると「試験チュートリアル」という項目に「出題形式」と書かれたリンクがあります。

このリンクの先にチュートリアルの動画があるため、実際の試験がどのような形式で行われるのかを確認することができます

試験当日に慌てないためにも、受験前に一度は試験チュートリアルを確認しておくようにしましょう。

クラムメディア

非常に本番に近い内容で学習できると言うことですが、私はおすすめしません。

というのも、調べてみると「本番に近い」というより「本番そのまま」の問題が利用されているのではないか?と思える記述が見つかるというところ。

保険としてどうしても…というのであれば、私は否定まではしませんが「答えそのまま」では実力が付きませんし(最初からそういったタイプの試験ならかまいませんが…)、そもそも試験内容については外部に漏らしてはいけないし、それを利用してはいけないはず。

機密性および合意書

あらゆる内容、特に認定試験の設問、解答、および図の所有権はシスコに帰属し、それらは、機密性のあるシスコの知的財産です。シスコの明示的な承諾を得ないかぎり、どのような方法であっても、それらの複写、複製、改変、刊行、アップロード、投稿、伝送、または配布をすることはできません。シスコの認定試験の受験者は、受験前に、Cisco Certification and Confidentiality Agreementの諸条件を読み、それらに同意する必要があります。この Agreement (以下、合意書) は、あらゆる試験に適用されます。正式に認定を受け、その有効性を維持するには、この合意書に署名し、それに従う必要があります。受験者は、登録プロセス中および受験前に、まず Cisco Certification and Confidentiality Agreement の条項に同意する必要があります。この合意書に同意しない場合、受験することができず、支払われた受験料は全額没収となります。

引用:認定試験ポリシー

真偽のほどは試してないのでわかりませんが、真っ当に実力で合格を目指す方を私はおすすめします(受験料が異様に高いですが…)。

CCNP Routing & Switching合格に必要な教材は?

ここまで複数教材を上げましたが、CCNAに合格していることを前提とした場合、私としては以下のように学習することをおすすめします。

①勉強に自身があり、お金をかけたくない場合

  • 「Ping-t」で問題演習をする
  • わからない知識・関連知識はWebのテキストで学習
  • 「Ping-t」で全ての問題に2回連続で正解し、その後95%以上の正解率で安定
  • 「黒本」でも95%以上の正解率にする。「Ping-t」も95%以上で維持
  • 公式の試験チュートリアルで、出題形式を最終チェック

②テキストを利用してじっくり学習したい場合

  • 最初に「黒本」か「白本」のテキストを購入して基礎的な知識を身につける
  • その後の流れは、お金をかけたくない場合は①、保険をかけたい場合は②

③CCIEの取得も目指している場合

  • CCNPの公式テキスト(英語)を購入して基礎的な知識を英語で学習する
  • その後の流れは、お金をかけたくない場合は①、保険をかけたい場合は②

 

CCNPを取得するなら、その後キャリアプランも考える

CCNPに合格すれば、中級以上のネットワークエンジニアとして認められます

もちろん、高い評価を得るためには業務経験も必要です。一方、まだ業務経験の浅いネットワークエンジニアが、業界の中で評価を上げていくためには、CCNPを取得しておくことは効果が高いといえます。まずは入社後数年でCCNPを取得し、並行して業務経験も積んでいくと理想的といえるでしょう。

CCNPを取得できたら、より高い評価を得られるように、その後のキャリアプランも考えましょう。運用・監視・保守なども大切な仕事ではありますが、業務経験を評価してもらうことは難しいことが現実です。これらの業務を長く続ければ「低賃金から脱出したいけど、年齢と業務経験の影響で、転職先がない」という事態を招きかねません

「ネットワークエンジニアのスタートは、運用・監視・保守から」という人も多いですが、業務経験を積みながらCCNPが取得できたら、今度は設計・構築などの業務へ転職・異動できるようにしていくといいでしょう。とくに、昇給が望みにくい会社で働いているのであれば、計画的なスキルアップと転職をおすすめします