【体験記】美術検定4級に合格した際の勉強時間・勉強方法・教材について
2022年4月18日、美術検定について調べたついでに、勢いで美術検定4級に合格しました。
この記事では、以下の内容を中心にまとめたいと思います。
- 美術検定4級合格までの勉強時間
- 美術検定4級で使った参考書と勉強方法
美術検定4級、合格体験記のまとめ
- 出題範囲はせまそう(公式問題集が126ページ)
- 難易度は簡単(2018年の合格率は96.5%)
- 美術検定サンプルテストの難易度と4級の難易度は同等くらい(類似問題が出ました)
- 『美の巨人たち』を数年見ていた人なら、勉強無しで合格できそう(私は4年くらい前まで見ていて、勉強無しで合格できました)
受験前のスペック
簡単に受験前のスペックをまとめると、以下の通りです。
- 高校で3年生まで美術を選択してた
- 大学卒業後、『美の巨人たち』を数年見てた
- 直近4年くらいは『美の巨人たち』を見ず、美術館も巡らず、ほぼ美術から離れていた
- 仏教・世界遺産など、文化・歴史系の勉強を2021年から行っている
- 美術検定サンプルテストでは、9割正解できた
一言でまとめると「中学で美術が終わった30代よりは有利。でも、趣味で勉強してる人よりはだいぶ不利」といったところ。
また、直接美術とは関係ありませんが、仏教関係の資格の勉強や、世界遺産検定2級の受験なども行ってきました(50問中3問くらいこれで正解できた)。ちなみに、色彩検定3級の知識は役に立ちませんでした。
ちなみに一番有効だったのは昔見ていた『美の巨人たち』という番組。最近4年程見なくなっていましたが、実際に出題される絵を見て「あ、これ見た事ある!」というものがかなり多かったです(残念ながら、作者や作品名はかなり忘れていましたが……)。
そして、具体的には勉強開始時点で美術検定サンプルテストの問題で10問中9問正解できました(より正確に言えば、1問は2択レベルまで絞っただけの「まぐれ当たり」です)。このテストの結果「美術検定4級は、既に余裕なのでは?」と思いました。
美術検定4級合格までの勉強時間は、0時間0分
勉強時間は0時間0分になりました。
というのも、美術検定サンプルテストで9割の点が取れたことから「このまま受験しても余裕では?」と思い、そのまま勢いで受験したから。
実際、これで合格できてしまったのですが、本番の問題の難易度はやや高く、想像以上に苦戦しました。
美術検定4級で実際に利用した教材
ここからは、私が実際に利用した教材を取り上げます。
ただし、合格を目指して勉強する場合は公式の問題集を利用することをおすすめします(学習内容と試験範囲がぶれないため)。あくまで、私の場合の教材として参考にしてください。
美術検定サンプルテスト
10問だけですが、美術検定4級程度の問題を学ぶことができます。
実際に、このサンプルテストのおかげで、自信をもって正解できた問題が1問ありました。
美の巨人たち(新美の巨人たち)
実際に私が合格できた理由は、昔見ていた『美の巨人たち』という番組です(だいぶ前からタイトルが「新美の巨人たち」になってました)。
正直、ここ4年くらいは見ていなかったのですが、美術検定4級で取り上げられる作家・作品は『美の巨人たち』でかなり取り上げられていた印象で、たぶんこの番組を見ていなかったら全く知らない問題がけっこう多かったと思います(結局、「見た事ある!」レベルで、正解に至らなかったものも多いですが)。
実際の美術検定4級と試験結果
美術検定サンプルテストで9割の点が取れた為、勢いでそのまま受験しました。
4級のみ随時受付の為、サクッと会員登録してサクッと受験料振り込んで、一気に受験。
結果は以下の通りです。
84点で合格。サンプルテストよりも難易度は高かったため、流石に8割を超えられたのは運が良かったと思います(体感では、7割弱の理解度)。
所要時間は13分56秒。最後にざっと見直しをしたつもりでしたが、試験時間はかなり余りました。
ちなみに、サンプルテストが100点になっているのは、受験直前に動作確認として解く必要があり、その際の影響です。
【追記】美術検定3級にも合格した
2022年11月12日、美術検定3級も受験し、無事合格しました。
その際の内容については、上の記事にまとめておきましたので、興味がある方の参考になれば幸いです。
そもそも「美術検定」とは
美術検定について、受験にあたり想定の難易度・勉強時間・試験の概要について情報を調査しました。
調査結果については、以下の記事にまとめてありますので、興味がある方の参考にしていただければ幸いです。