【資格試験の心得・勉強方法】資格50種を取得して、資格試験と勉強について勝手に思うこと
資格が50種突破していた勢いで、前回は「資格試験のメリット・デメリットについて思う事」をまとめました。
今回は、以下の2点についてまとめたいと思います。
- 資格試験の心得・勉強方法・テクニック
- 実際に資格試験を受ける中で、私が失敗してきたパターン
「資格試験の勉強方法に興味がある方」の参考にしていただければ幸いです。
私の考える資格試験の「心得・勉強方法・テクニック」19種
①一番大切なことは「必要なだけの勉強量を、必要なだけこなせること」
試験勉強で一番大切なことは「必要なだけの勉強量を、必要なだけこなすこと」です。
Amazonで調べれば、いくらでも勉強方法の本は出てきますし、中には「瞬間的に覚える方法」とか「10倍記憶できる」などの書籍もありますが、試験においてそれらは現実的な数値ではありません(標準100時間かかる試験を、毎回10時間で合格している人は聞いたことが無い)。
もちろん「勉強方法」を学ぶことは無駄ではありません。ある程度の期間勉強から離れていた人であれば、勉強方法の書籍を1冊買って、ざっと目を通しておいても良いでしょう。
しかし、地味に勉強をこなす能力が、試験には最も効果があります。
ある程度間違っていない勉強方法が身に付き、合格に必要な時間を確保した場合、淡々と必要な勉強をこなすことができれば、自然に合格へと達します。
②「効率的な方法」をどこまで追うべきか?
先に述べた通り、「勉強方法を追い続けてもしょうがない」というのが個人的な意見です。
とはいえ、勉強方法を学ぶことも無意味ではないと思いますので
- そもそも難しい試験を受けた・真面目に勉強に取り組んだ経験がない
- 社会人になってから、あまり勉強していなかった
- 今の勉強方法に不満がある(合格までの時間が明らかに周囲より長い)
といった人であれば、数冊評判のいい勉強方法の書籍を購入し、取り入れられそうなものを少しずつ実践してみましょう。
ただし「絶対的な勉強方法を獲得してから、試験勉強に挑もう」などと考えると、いつまでたっても勉強に入れませんので、程ほどが肝心です。
ちなみに、「東大合格生のノートはかならず美しい」という書籍がありますが、「合格る技術」の著者である宇都出さんは東大合格生ですが、ノートは取らず参考書に汚く書き込みしています(本人も認める汚さ)。
また「東大生が選んだ勉強法」という書籍では、「読んで記憶」と「書いて記憶」では「どちらが良いかはその人のタイプによる」という結論になっています。
「自分の脳にあった勉強法」や「会社に頼れない時代の「資格」の教科書」でも述べられている通り(どちらも著者は小沼勢矢さんですが…)、「万人共通の絶対的な勉強方法」は現時点では存在しないという考えが優勢かと思います。
「効率的な勉強方法」「効率的な暗記方法」を学ぶことも、確かに合格に向けた一つの手段ではありますが、ノウハウコレクターになるのは私のような資格マニアの変人だけで十分です。
まずは実践の中で試行錯誤して「自分なりにそこそこ効率が良い方法」を習得することをおすすめします。
③試験の調査は入念に実施
試験の調査は入念に!
合格のために一番必要なことが「必要なだけの勉強量を、必要なだけこなせること」ですが、「勉強量」「勉強すべき内容」「試験の方式・特徴」をしっかり把握しておくことが、二番目に重要だと思います。
先に勉強計画でも述べましたが、ネット、参考書、予備校のセミナー(だいたい無料)など活用して、できるだけ複数の情報源で情報収集します。
とくに難関試験であればあるほど、徹底した情報収集が重要になります。簡単な試験は「過去問5年やれば十分」といった情報だけで解決することもありますが、難関試験は仮に同じ「過去問5年」であっても、その取り組み方がまったく違うこともあるからです。
また、難関試験ほど試験の方式が複雑だったり、科目・分野ごとの勉強方法の調整が必要だったりと、合格までの勉強方法が複雑なことが多い傾向があります。
もちろん、ある程度は見切り発車が必要です。完全な計画を準備してから挑もうとするといつまでも動けなくなります。また、長期戦になる難関試験ほど実践しながらの計画の修正が必要です。
調査終了の基準としては「試験制度、特徴、標準的な勉強時間を大雑把に把握し、すぐにわかりそうな疑問点は全て無くなっている」こと。あとは実践しながら自分の認識との差異を詰めていきます。
④簡単な試験と難関試験の攻め方
簡単な試験も、難関試験も、攻め方に大差はありません。
簡単な試験の場合は「問題集一冊(できれば過去問)でOK」ということが多いので、「問題演習を一般的な勉強時間だけこなす」でOKです。可能なら調整用に1日分の休日を余分に設けておきます。
難関試験に挑む場合は、大雑把にいえば「簡単な試験に挑むためにやったことを、全て増やす」といった感覚です。事前調査、教材の選定、勉強量、調整用の休日……など、全体的に量を増やします。
強いて言えば、難関試験ほど「自分の勉強の進捗状況」の把握を文字や数値で書き出すよう心がけています。
簡単な試験は問題集に「解いた日付と〇・×を付ける」程度で十分ですが、難関試験はより複数の視点で分析します。
私の場合、難関試験の分析では大雑把に以下3点はexcelなどでまとめて、可能な限り数値化します。
- 演習・テキスト読み込みの回数が、想定のペースで進んでいるか(演習量の進捗)
- 点数が試験日までに合格ラインを上回りそうか(理解の深さの進捗)
- 苦手な分野・点数が伸びそうな分野はどこか(学習の効率化)
簡単な試験でも同じような観点で注意はしていますが、いざとなったら「5時間勉強を追加」とかで全て解決してしまうため、感覚で十分です。
一方、難関試験は僅かなブレが長時間になるため、進捗を定量的に把握し、遅れの予兆を早期発見して対処していきます(私は週2以上のペースで進捗確認を心がけてます)。
⑤【初心者向け】「試験慣れ」させるための受験
普段から勉強している人、とくに資格試験をよく受験している人には不要なテクニックです。
勉強や試験に抵抗がある場合、最初から難関試験を受験しようとしても心が折れるのが普通です。
そこで、徐々に簡単な資格から取得していくことで、以下のような効用を期待します。
- 勉強習慣や基礎的な勉強方法を身に付ける
- 基礎知識を固めることで、難関試験の勉強時間の負荷を下げる
- 徐々に成功体験を積み、モチベーションを上げる
- 受験の際の緊張感を下げる
例えば、私の馴染みがある情報処理技術者試験であれば、以下のような順で攻めます
- ITパスポート
- 基本情報技術者
- 応用情報技術者
- 高度情報処理技術者試験
の順番で受験していきます。公式のレベル1から順にレベル4まで攻める感じです。また、より細かくステップを踏みたい場合は、④の前に関連分野の資格に挑戦してみるなどもアリです。
昔であれば「基本情報、応用情報、高度情報は全て受験日が被るので、最初から上を攻める」というのも新社会人にはアリかな? と思っていましたが、今は基本情報技術者の日程をずらせる(CBT方式になってる)ので、どちらかといえばステップアップを推奨します(勉強に自信があるなら上から落としても良いですが)。
⑥難関試験(とくに長文読解や記述式)ほど、謙虚・素直さが問われる
簡単な試験は、試験を馬鹿にても余裕で合格できます。
よくある簡単な試験では「過去問流用があって4択、合格ラインは6割」なので、わからない・わかりにくい問題は全て「問題が悪い」といっても、簡単に合格ラインを突破できます。
一方、難関試験の場合は、余裕を持った合格は難しいため、僅かな点数の差が合否を分けます。
そういった試験の勉強で「問題の方が悪い。自分は悪くない」という姿勢で、自分の間違えを省みないまま勉強を進めると、点数がどうしても上がってきません。
念のためですが「試験に出るものは、全てを理解できる必要がある」という意味ではありません。「捨ててもしょうがない問題」はあります。
ただ「これは難易度が高いから、点数が取れなくても仕方がない」という見極めと、自分の間違えに「これは問題が悪い」と決めてかかるのは全く違います。
試験の傾向や内容は、次の試験もだいたい変わりません。
例えば「わかりにくい日本語の問題がたまに出てくる」試験は、次回も「わかりにくい日本語の問題」が出てくる可能性があります。それを「試験が悪いから、不合格なのは試験のせいだ!」といっても合格にはなりません。
合格のためには「わかりにくい日本語も出てくるから、設問や本文から、出題者の意図を正確にくみ取ろう」「出題者の意図がくみ取るには、自分の何が足りないのか?」と謙虚・素直な心を持って、自分の間違いを反省し、失点の原因を取り除いていく必要があります。
「難易度が高くて、出題者も点数が取れない前提の問題」を間違えても良いようにするためにも、「出題者が正解できるレベルで出題した、自分の間違えた問題」については、しっかり反省し、自分を高めていくようにしましょう。
⑦予備校・講座は使うべきか? 独学でやるか?
結論から言う、基本は独学。メリット次第では予備校・講座も検討するというのがおすすめです。
独学のメリットとしては、概ね以下のようなものが考えられます。
- 基本的には一番安く勉強できる(参考書によっては例外もあります)
- 自分の好みで教材を選択できる
- 短期決戦が可能(試験の申し込みが間に合えば、いつからでも勉強できる)
- 自分の得意な勉強方法にあわせられる
- 信頼できる予備校・講座が存在しない試験がある
そもそも、ネット上に色々な情報がある試験では、本当に「自分一人で学ぶ」という状態にはなりません。
「独学」であっても、実際に合格した複数の人の意見や、何千人、何万人と合格させてきた講師の意見を参考にすることも可能です。
「参考書を買った方が安いし、むしろ勉強しやすい」なんて試験もあります。
そのため、結局は「自分が頑張って勉強できるか?」が重要になってくることが多く、予備校・講座は必須ではないため、基本的に私は独学派です。
一方、予備校や講座には、以下のメリットがあると思います。
- 勉強の内容が、ある程度の水準で安定する
- 講師への質問が可能(予備校・講座による)
- 合格に必要な教材を、全てセットで入手できる(教材の選定ミスのリスクが低く、その時間も不要)
- 学習のスケジュールを迷う必要性が低い(その調査時間もある程度省ける)
- モチベーションを維持しやすい(人によって効果は変わる)
- 同じ方向の目的を持った同志と知り合える(予備校・講座による)
合格だけを考えた場合、一番のメリットは「勉強の内容が、ある程度の水準で安定する」ことだと思います。とくに、難易度の高い試験で確実な合格を目指したい場合、予備校・講座を利用することにある程度のメリットがあります。
また、専門で毎年のようにその試験に関わっている講師の人に質問ができることもメリットです。周囲に合格者がいない試験や、未経験の業務に関わる試験の場合、とくにこのメリットが大きいです。ただし、通信講座やオンライン講座の場合は、質問ができないことも多いので注意が必要です。
ちなみに「(実際に建物のある)予備校」と「オンライン講座・通信講座」のどちらを選択するかといえば、これも一長一短で、状況に応じて使い分けます。
価格で言えば「オンライン講座・通信講座」の方が安い傾向ですが、質問のしやすさ、モチベーションの維持で言えば予備校に通った方が、一般的には上です。

⑧模擬試験をどう使うか?
模擬試験は不要という意見もあります。
というのも、模擬試験よりも過去問をやった方が、本番に近い内容を学習できるからです。例えば、情報処理技術者で有名な三好さんは、模擬試験不要派です。
もちろん、模擬試験の価値は試験にもよると思います。最近では、資格スクエアのAIによる試験問題出題予想サービス(未来問)が、試験の出題を予想し高い的中率を出していますので、今後は模擬試験の精度も向上するかもしれません。
個人的には、模擬試験は「予想問題として使う」ことよりも「ペースメーカーとして使う」ことを意識しています。
「模擬試験までに、勉強の成果が出るように調整しよう」という意識が働くため、試験まで余裕を持った状態で、一定の実力をつけることが可能です。
ただし、私が模擬試験を利用するのは、以下の場合に限られます。
- あえてペースメーカーを利用する程度の試験(簡単な試験は論外)
- 模擬試験の受験料が高い場合は利用しない(高くても5千円程度)
- 模擬試験を受ける段階で、ある程度勉強ができている前提(短期決戦では無理)
⑨ノートは作るべきか?
これは先にも少し触れましたが、人によります。勉強方法の本を読んでも、意見がわかれます(「語学だったら作る」というカテゴリによる人もいます)。
ちなみに、私はノートを作りません。そのため、ノートを作る人がどのように有効活用しているかは知りません。
ノートを作らない一番のメリットは、時間を短縮できることです。
確かに、ノートを書いた方が自分なりに知識をまとめ、定着させることは可能です。しかし、ノートの作る時間を復習に使った方が、自分ではメリットが大きいと感じています。
ちなみに、ノートを作らない勉強方法の場合、ノートの代わりを作ることをおすすめします。
私の場合は、以下のようにノートを作らず勉強しています。
- 参考書に書き込みする
- 問題集に書き込みする
- 記述式の試験の場合は、記述した問題用紙に書き込みする
- アプリで暗記カードを作る
- 学習進捗や苦手分野の分析用のexcelに、所感を記述する
⑩参考書はどう選ぶか?
基本的に、ネットで明確に評判の良い参考書があれば、それを使います。ただし、Amazonのレビューなどは当てにならないため、合格者のブログを中心に情報収集します。
あくまで私の経験ですが「この参考書が良い!」と明確に多数派の意見がある参考書は、それなりの理由があります。「他の参考書よりも試験を理解するための解説が数段階詳しい」「圧倒的に付属の過去問解説が充実している」など、「なんでこの参考書が他の参考書と同じ程度の価格なんだ?」と思わせるレベルの参考書が売られていることもあります。
また、定番の参考書とマイナーな参考書の2種類に分かれる場合、定番の参考書を購入します。定番の参考書にはそれなりの蓄積がありますし、当たり外れが少ないためです。
これらの条件にあてはまらない場合のみ「自分と相性の良さそうな参考書」を購入します。この場合、可能であれば書店に置かれている参考書にざっと目を通して、もっとも読みやすいと感じたものを選びます。
なぜ「自分と相性の良さそうな参考書」を最優先しない理由は以下の通りです。
- 実際に使ってみないと、本当に参考書と相性が良いかわからないことがある(自分の感覚を過信すべきではない)
- 参考書の読み比べが、時間的に負担になる(とくに簡単な試験の場合)
- 参考書の相性による影響が大きかった経験が少ない(稀に本当に読みにくい本、誤字が多すぎる本などはあります)
ちなみに「書店に置いてないため自分との相性がわからない」という場合、kindleの試し読みなどで、可能な限り内容を確認します。
参考書の中でも、教科書的なテキストについては、買い方に少し工夫しています。
基礎から難関試験に挑みたい場合は、薄いテキストを1冊と、辞書として使う分厚いテキストの2冊を揃えることがあります。薄いテキストの方が要点を絞っているため、試験に必要なことを効率的に吸収しやすいです。一方で一定の水準まで学習を進めた後は、過去問演習しつつ足りない知識を補助するために分厚いテキストをかいつまんで利用します。
ただし「分厚いテキスト」が「本当にテキストとして分厚いか?」には疑問を持ちましょう。「3割は試験に関する分析と勉強方法の解説だった」「半分くらいは過去問演習だった」ということもあるため、こういった部分も書店で実際に見て選ぶようにしましょう。
⑪私が実際に勉強に利用しているツール(参考書以外)
私が実際に勉強に利用しているツール(参考書以外)は、主に以下の通りです。
- 印刷機(必要に応じて過去問を印刷する場合)
- 黒と青のフリクション
- Excel(長時間かかる試験のみ分析に利用)
- Studyplus(分析用。勉強に限らず、普段からライフログで利用しています。モチベーション維持は意識していません)
- Anki(暗記カードアプリ。難関試験や使いやすい問題集がない試験に利用)
正直、簡単な試験であれば全て不要です。強いて言えば、フリクション1本あれば十分です。
Studyplusは、ライフログとして普段から使用しているので、どんな試験でも利用しています。ただし「同じ目標を持った人と学び、モチベーションを高める」という効果があるかといえば、勉強があまりにも日常になったため、効果が無くなりました。
ちなみに、利用しているもので一番のおすすめのツールは「Anki」です。
簡単な試験、問題集が充実している試験では利用価値が低いですが、「自分の苦手な問題やテクニックを中心に学習できる」「復習間隔を自動で調整してくれる」という利点があるため、難関試験ほど復習の効果を高めることができます。
同等以上の機能があれば、別の暗記カードアプリでもかまいませんが、難関試験に挑む場合は暗記カードアプリの利用を検討してみることもおすすめします。
⑫テキストはどう使うか?
数年前の私であれば「繰り返し読むことが大切」「テキストに書き込むことで時間を削減」「分厚いテキストは切り分けて通勤中でも読めるようにする」「既に身に付いて不要な部分は印をつける」「直前で読みたい部分は付箋をつける」などを意識していました。
その方法で合格はできていましたが、今は使い方が大きく違います。
まず、基本的にテキストはほとんど読みません。
使うとしたら、条件付きで難易度が高い試験や未経験分野の試験のみです(簡単な試験では、未経験でも無視することがあります)。
では、どのように利用するかというと、以下のような順になります。
- テキストで学習する前に、基礎的な問題を解いて少し知識を付ける(難関試験のみ)
- テキストを頭から暗記カード化する(難関試験のみ)
- 過去問演習をしながら、わからない知識を辞書として学ぶ
ようするに、テキストは辞書の代用品です。
しかし、実際には「ネットで調べた方が手っ取り早い」ということもあるため、簡単な試験ではそもそもテキストを使いません。
また、難関試験を相手にテキストを読む場合は、できるだけアプリで暗記カード化しています。復習の間隔が自動で調整できますし、通勤時間でも利用しやすく、内容も苦手な部分に集中しやすいからです。
そんなわけで、最近の私は「そもそもテキストはほとんど読まない」という状態になっています。
⑬問題集はどう使うか?
小問で選択式の問題の場合
小問で選択式の問題の場合、とくに注意しているのは以下の3点です。
- 解いた日付と、理解の程度に応じて「〇×△」を書き込む(見やすさと書き直しの関係で、フリクションを使います)
- 「〇」が連続した回数だけ飛ばし、飛ばした日付と「ト」を書き込む(例えば「〇ト〇」となっていれば、次は2回連続で飛ばす)
- 「×」になった時は、「〇」の連続をリセット。「△」の時はリセットせずに次回飛ばさず解く
- 遅くても1カ月間隔で復習する(この見積もりの為、解いた日付を記載しています)
これにより、自分の復習タイミングをコントロールしていきます。
復習間隔については、人や学習する内容によって変わるかと思いますが、個人的には
- 1カ月以内で復習 → 何となく「前回解いた」という記憶が残っているレベルが多い
- 2週間以内で復習 → 前回問題を解いたときの思考まで覚えていることが多い
という経験があるため、できれば2週間以内、遅くても1カ月以内に復習を心がけています(可能なら、更に短くしていきます)。
例外として初回の学習は1カ月経過するとほとんど定着しておらず、2回目の勉強に時間がかかってしまうため、可能な限り10日以内に復習するようにしています。
また、何度も正解しているような「身に付いた問題」については、長期的に飛ばした方が効率的であるため、1カ月を経過していても飛ばすようにします。
ちなみに、後述する有名な「エビングハウスの忘却曲線」というものがありますが、適切な復習間隔がそれと同じになるとは限りません。できれば、実際に自分で勉強した体験から、復習の間隔を見極めるといいでしょう。
長文読解の場合
長文読解の場合「正解を記憶すること」の重要性が大幅に下がります。
そのため、選択式の問題程に、長文読解の問題そのものに取り組む間隔は意識しません。
長文読解の問題に取り組んだ後は、全て間違いや、理解があやふやな内容を暗記カード化していきます。
- 知識が足りなかった場合 → 正解に必要な知識と、関連知識を暗記カード化
- 解答に至るプロセスに失敗があった場合 → 自分に足りなかった思考方法を暗記カード化
- 設問の読み間違い等のケアレスミス系 → 自分の失敗しやすい癖を暗記カード化
復習については、問題そのものではなく暗記カードを利用します。
そして、2回目以降に問題に挑む際は「自分の知識が足りているか?」「解答プロセスは正しく理解できているか?」の理解度チェックとして利用します。
論述試験の場合
正直に言うと、私の論述試験の経験は4回しかありません。
その経験の範囲ですが、やっていることはほぼ長文読解の場合と同じです。
ただし、論述試験の場合は「自分が何分程度で記述できたか?」「論述ができなかった理由は何か?」の2点は解答用紙に書き込み、確認できるようにします。
論述試験の場合、同じ問題に2度挑戦してしまうと大幅に簡単になります。
無秩序に大量の問題に取り組めばいいというわけでもないため「数問解いたら前の問題に戻り、しっかりと合格ラインに仕上げる」を繰り返していくのが個人的なやり方です。その上で、出題されるテーマが絞り込めるのであれば、それを網羅できるようにしています。
⑭復習で記憶を定着させ、難関試験では「未経験の過去問」と「アウトプット」で理解度を確認する
どれもよくいわれる話ですが、念のため解説します。
実際に勉強する中で一番大切なことはまず「復習して記憶を定着させること」です。特殊な頭の持ち主でない限り、復習しないと定着しません。
問題集(過去問)の繰り返しだけで合格できる多くの試験について考えると、初回の学習以外は全て「復習」だけです。
また、簡単な試験についてはこの「問題集の繰り返し」がアウトプット(理解度チェック)代わりとなります。
一方、難易度が高い試験については、理解度チェックとして「未経験の過去問」と「アウトプット」を利用します。
まず、未経験の過去問の点数を指標にして、自分の理解度が合格に足りているかを確認していきます。
しかし、難関試験ほど「問題で問われていない部分まで理解できているか?」が重要になります。そこで、過去問の点数に現れない知識を「アウトプット」で理解度チェックしていきます。
アウトプットの方法について
「アウトプット」の方法は、よくいわれる手法である「誰かに教える」がおすすめです。
自分では理解していると思っても、実際に言葉に出してみると、案外穴が見つかるものです。
しかし、現実的には「アウトプットとして話せる相手」はそうそういません。仕事に関連する試験を受けていたとしても、業務中に試験の話をするのは難しいと思いますし、業務が終わればわざわざ勉強の話に付き合ってくれる人もいません。
そこで、私のようにブログにまとめるという方法もありますが…記事にするとなると、ある程度きれいに知識をまとめる必要性が出てしまうため、手軽なアウトプットにはやはり不向きです。
現実的な「アプトプット」の方法としておすすめなものは、「独り言で教える」という方法です。「誰かに話して、知識の穴を見つける」という状況に近づけるため、私は声に出して一人で解説するよう心がけています。
⑮「勉強の効率」の功罪について
ここまで、いくつか「勉強の効率」を上げるための方法を解説してきましたが、私は「勉強の効率を上げることに執着しない」ことが大切だと思います。
「勉強のためのテクニック集」は数多く売られていますし、私も度々購入してみています。もちろん、勉強方法を学ぶことは、あらゆる勉強の基礎となるため、重要ではあります。
ただし、単純に試験に合格するだけであれば「勉強方法の本を何冊も読んで、できるだけ多く習得しよう」というのは時間の無駄だと思います(ノートの取り方や不明点の調べ方など、表面上は真逆のことが書かれていることもしばしば)。
そもそも、試験の内容・特徴、受験者の前提知識によって、勉強方法は変えるべきというのが私の意見です。
その上で、最低限以下の5項目を守っていれば、多くの試験は攻略できると思っています。
- 結局は、淡々と必要なだけの勉強をこなすことが最重要
- ただし、試験の情報収集は怠るべきではない
- 復習しないと定着しない。復習間隔には注意するが、厳密なタイミング調整は無理
- 理解の深さが求められる場合は、アウトプットによる理解度チェックも必要(主に難関試験)
- 長時間の試験なら、自分の進捗を正確に分析する(主に難関試験)
効果的な勉強方法のベースは「シナリオ(関連付け)」だと思う
よくいわれる勉強方法ですが、効果的な勉強方法でベースになるのは、経験上「シナリオ(関連付け)」です。
シナリオ(関連付け)として覚える方法は、以下の通りです。上から優先順位高めで考えています。
- 単純に、覚える内容の「意味・背景・仕組み」を理解して覚える
- 本来関係ないものとこじつけて覚える(語呂合わせなどが典型的)
- 覚えているときの環境も含めて吸収する(学習していた場所、時期、ページの書き込みなど)
忘れにくさで言えば「語呂合わせ」がかなり強力だと思いますが、より意味のある学習としては「意味・背景・仕組み」を理解して記憶を定着させる方がおすすめです(短期決戦なら時間がないかもしれませんが…)
最近、私は「般若心経」を記憶しましたが、この際に最も効果があったのが「お経の意味を理解しながら覚えること」です。「聞き流す」「何度も読む」「文字を見て覚える」というだけでは、ほとんど記憶できませんでしたが、現代語訳と交互に読むと、お経の意味の流れが分かり、抵抗なく覚えられました。
もちろん「声に出す」「画像として覚える」なども効果があります。実際、「意味の理解」だけで覚えられなかったお経については、それらを駆使しています。
ただ、それは「意味の理解と組み合わせて、より効果が出るテクニック」だと思います。まずは「意味の理解や、シナリオ(関連付け)」で覚えるということを意識すべきと思います。

⑯「一発合格」の功罪について
「一発合格」は目的ではない
よく資格試験で掲げられる「一発合格」。これについて、意識しない方がいいと思っています。
何故ならば「一発合格」は、それが目的ではないからです。
「一発合格」が資格試験で重要視されてしまう理由は、多くの人にとって受験というものが「高校受験」と「大学受験」だからではないかと、私は思っています。
高校受験は、多くの場合一度きりのチャンスです。
大学受験は、一浪、二浪…と増えるごとに、社会的な立ち位置が変わります。
ですので、高校受験や・大学受験(ついでに、小中の受験も)にとって、一発合格は重要です。
しかし「資格試験はいつ受けてもOK」です。「会社命令で合格必須」「卒業までに合格しないと働けない」などの条件があればともかく「資格試験は、基本的に不合格でもマイナスは受験費程度、合格すればプラス」です。
資格試験で重要なことは「試験を通して学んだことと、その結果によって自分が何を得るか?」です。
その目的が「試験勉強を通して専門知識を学ぶこと」「合格して周囲に評価してもらうこと」であれば、一発合格は必要ではありません。
ですので、私は「知識をつけること・合格することが目的なら、とりあえず挑戦してみる」ことを推奨します。
「一発合格」を狙わない場合の注意点
ただし、一発合格を狙わない場合は「不合格癖をつけないこと」と「不合格で自分を責めすぎないこと」に注意が必要です。
「一発合格を狙わない」ということは「いい加減でいい」という意味ではありません。「合格率は低くても、自分のできる範囲で全力を出し、不合格でも次回に活かす」という覚悟で挑む必要があります。これをせず、不合格を繰り返してしまうと「不合格癖」がつき、次回以降の勉強がいい加減になってきます。
更に酷いパターンは「不合格で自分を責めすぎること」です。反省は必要ですが、失敗の原因を突き止め、対策を打ったなら、すぐに切り替えて次に備える心構えが大切です。
失敗からの素早い切り替えができないと、勉強のモチベーションが大幅に低下していきます。とくに、毎年1つの試験だけを繰り返し受験する場合、失敗体験だけが積み重ねられるため、注意が必要です。

⑰「記憶の周期」の考え方
勉強において、復習を通して記憶を定着させていくことはとても大切です。
では「どのくらい厳密に記憶の周期を把握する必要があるか?」というと、個人的には「大雑把でいいから、自分で感覚を掴むことを」を推奨します。理由は以下の通りです。
- 「○○日ごとに勉強するのが適切」という情報は、ある程度ブレがある
- 「○○日ごとに勉強する」というのは、現実的に正確に守れるものではない(とくに社会人)
- 覚えるべき内容によって、定着は異なる(用語を覚えるか、仕組みを覚えるか、体を使うスキルを覚えるか…など)
例えば、有名な「エビングハウスの忘却曲線」は「1日で66%忘れる」として例としてよく紹介されています。
しかし、現実に照らし合わせると、あらゆるものがこの法則にあてはまるわけではりません。実際に論文の中でも細かな条件があります。
もちろん「勉強方法」の本に書かれている記憶の周期については、ある程度参考になります。全く知らないよりは、知っていた方が当たりを付けやすいです(実際、私は経験上「長くても1カ月以内に復習」を心がけていますが、そこにラインを引く本も多いです)。
ただ、可能であれば「実際に自分がどの程度の周期で忘れるのか?」を、実践を通して学んだ方が、その後の自分の勉強にも活用できるためおすすめです。

⑱「資格よりも実力が大切」は、たぶん事実だが、鵜呑みにするべきではない
よく「資格よりも実力が大切」と自分でもいうことがありますが、それを鵜呑みにするべきではありません。
例えば、プログラマーがリーダーとして動くようになり、プロジェクトマネージャになり…と昇進していくことを考えた場合、プロジェクトマネージャとしての実力をつけるなら「プロジェクトマネージャ試験」をやるより「プロジェクトマネージャとして実際に仕事をすること」の方が圧倒的に経験値は高いです。
しかし、現実に「じゃあ、誰を次のリーダー(プロジェクトマネージャ)にしようか?」と考えた場合、それに相応しい人を選んでいく必要があります。これは、会社や職場の文化に大きく影響されるとは思いますが、「その人の人柄」「仕事に対する熱心さ」「その人の実績」「その人が勉強してきた内容」などが影響するはずです。
であれば
資格試験の勉強・合格を通して、周囲にアピールする
↓
実力をつけられる地位につく
↓
本当に実力がついてくる
といったことは十分あり得るため、そのアピール手段としての「資格試験の勉強・合格」は有効です。
もちろん、自分が思ったような職場・役職を与えられるかは運も大きく影響します。しかし、運を味方につけるには「あの人は仕事熱心だな」「あの人なら応援したいな」と周囲から信頼されるような姿勢を見せ、周囲からの支援を得られるようにすることも大切です。
そういったわけで「資格よりも実力が大切」であり「資格をとることは人生に必要ではない」とは思いますが、自己実現のために利用価値があれば「資格試験の勉強を積極的に行うのも有効な手段の一つである」と考えるといいです。
⑲「モチベーション」の考えはとても難しいが…
モチベーションの考え方は、非常に難しいです。大雑把な方向はあると思いますが、人それぞれ環境や経験が違うため、絶対的な解答はないのではないかと思います。例えば
- 「不合格がモチベ―ションを大きく下げる」という人もいますが、私は不合格にはあまり影響されません。
- 「お金を払うとモチベーションが上がる」という人もいますが、私は「お金を払うかもしれない」という方が重要です。
- 私の場合は「自分との実力差がある試験ほどモチベーションが上がる」傾向がありますが、この方法で心が折れる人も少なくありません。
- 誰かをライバル視するとモチベーションが上がる人もいますし、周囲と比較しない方がモチベーションを上げやすい人もいます。
- 合格後にご褒美を買う人もいれば、私のように節約生活を守りたがる人もいます。
- 常に一定の勉強量を維持してモチベーションを維持する人もいれば、気分が乗らないときは趣味に没頭してモチベーションを回復する人も…。
これらの条件については、人によって置かれている環境も違うので「自分に合うと思う方法を選ぶ」「試す余地があれば、いつもと違う方法を使ってみる」というのが良いかと思います。
そんな中で、私が多くの人に共通すると思うものは資格試験に挑む前の目的意識です。
目的意識の重要性
まず「モチベーションを上げる」といいますが「○○をやったら、今すぐ劇的にモチベーションが上がる」ということはほぼ存在しないと思います。
過去の経験では、「私は自分との実力差の大きい試験に無理やり短期間で合格しなくてはならない」となると、猛烈にモチベーションが上がりましたが、今では通用しなくなってきています。
そもそも「○○をやったら、今すぐ劇的にモチベーションが上がる」という方法が簡単にいつでもどこでも使えるのであれば、それを学校や会社が取り入れないわけがないはずです。
となると、モチベーションで重要なものは
- 初期のモチベーションがどの程度高いか
- モチベーションをどれだけ維持できるか・時間をかけて上げていけるか
という、2点にまとめられるのではなかと思います。
そして、この2点にとって重要なものが「資格試験に挑む前の目的意識」だと考えています。
目的が明確であり「絶対に達成したい」と強く思えるほど、当然初期のモチベーションが高くなります。モチベーションを途中で劇的に上げることが難しい以上、初期値がどの程度になっているかは経験上かなり重要なポイントです。
また「モチベーションを劇的に上げる」ことは現実的ではありませんが「モチベーションを維持すること」は可能です。その方法は、色々なものがありますが、根本的なところでは「目的意識」がどれだけ自分の中で強いものであるかが影響してきます。例えば「息抜きを入れる」にしても、その息抜きの後で「頑張ろう」と思えるか「もう少し遊ぼう」と思ってしまうかは、自分の中でどれだけ勉強が重要な位置にあるかが影響します。
また「モチベーションを劇的に上げる」ことは無理でも「モチベーションの維持を、徐々にモチベーションの向上へつなげていくこと」は可能です。そういったモチベーションの向上を狙うためにも「試験に挑む前の目的意識」を強くしておくことが重要だと思います。
私の資格勉強の「失敗パターン」5種
ここからは、個人的によくやる「資格勉強の失敗パターン」をまとめます。反面教師としてご活用ください。
①スケジュール管理で失敗した
休日出勤で時間が足りなくなった
私は変形労働ということもあり、これが一番多いパターンでした。
1回の休日出勤が入ると、実質12時間程度は時間が取られ、通勤の影響で「机に向かって勉強」ということが実質不可能です。試験直前に休日出勤が発生すると、計画の勉強時間が全体から1割以上減少することも少なくありません。とくに台風のシーズンは、毎度のように影響を受けました。
対策としては、最初から「休日出勤1~2日分を含めて試験勉強を計画する」という方法。ただし、その休日をあてにして途中で手を緩めないようにすることに注意が必要です。
勉強時間があまったら、余裕をもって合格できるよう、追加の学習に利用してもいいでしょう。
そもそも勉強量を少な目で設定していた
これは「確実な合格を目指していなかったので、そもそも勉強量を少な目で設定した」というパターンが多いです。
この場合、失敗とも言いにくいですが、合格にならない可能性が最も高くなります。
また「勉強時間がどうしても確保できず、ギリギリの勉強量で設定するしか手が無かった」というパターンもあります。先のパターンと被るところもありますが、こっちはある程度合格の意気込みアリのパターンです。
ネットの調査で勉強量の調査を誤る可能性もありますが、ある程度慣れてくると「このサイトにある勉強時間は短めっぽいな」というのがわかってくるので、調査結果で少な目に見積もることは、私の場合ほとんどありません。
②勉強にならない勉強を繰り返した
勉強内容で、一番多い失敗は「勉強にならない勉強を繰り返した」というもの。
典型的なものが、同じ問題に慣れ過ぎてしまったというパターン。同じ問題なので、正解率100%近くまではいくのですが、本質的には勉強になっていないため、少し問題の切り口を変えると正解できなくなるというパターンです。
多くの場合「何かおかしいぞ?」と途中で気づくのですが、試験までの時間もないため軌道修正できないということが多いです。
対策としては「本当に理解できているのか?」「質問の角度を変えたら正解できないのではないか?」と常に問いかけること。とくに「問題の解説を誰かに話してみる(人がいなければセルフトーク)」という方法で対策しています。
③勉強方法の検証を優先した
この失敗は他の人には非常に少ないかと思います。私の場合は度々ありました。
例えば「多くの合格者がやっている○○をやらずに受験したらどうなるか?」「勉強時間○○まで減らして受験したらどうなるか?」「定番ではない参考書を使ったらどうなるか?」といったものです。
こういった「多くの合格者と違う勉強方法」を検証しても、結果はだいたいよくありません。結局、普通に淡々とこなすことが一番だなあという結論です(といっても、ブログとかで情報発信しているので、どうしても確認したくなる…)。
④模擬試験が逆効果になった
模擬試験はペースメーカーとして利用できますが、一方で判断を誤る原因にもなりえます。
例えば、勉強期間が2カ月しか取れない場合、勉強開始して1週間で模擬試験となることもあります。
この場合「運よく点が取れた内容」と「運悪く点が取れなかった内容」の差が付きやすいため、わかっていても「点が取れなかった」部分が気になり、勉強の比重に不要な偏りが発生しやすくなります。
模擬試験までの勉強が十分にできない場合は、無理して模擬試験を利用しないということも必要です。
⑤そもそも、資格試験を受験したことの意味がなかった
合格できた上での失敗です。資格マニア気味の自分には非常に多いです。
「将来使う機会があるかも」「仕事の関連だから役に立つかも」と考えて受験したけど、受験後は1年たっても利用することが無かったというものが、これにあたります。
もちろん、1年経過しても再学習の際にはある程度の効果があります。一度勉強した経験があるため「○○時間くらい勉強したら、このくらいの知識はつくだろう」という見積もりにも活用できますが、結局は利用しなければ意味がありません。自分の将来設計を十分に考えた上で、受験するかは考えるようにしましょう。

実際に勉強する際は、どう計画していくか?
この記事では「資格試験の心得・勉強方法・テクニック」や「私がよくやる資格試験の失敗パターン」を中心にまとめました。
では「具体的にはどのような流れで試験の計画をたて、実践していくか?」については、以下の記事にまとめました。興味がある方の参考にしていただければ幸いです。